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概要

ユニウス条約締結後、ザフトが開発した試作MS群「セカンドステージシリーズ」の1機、インパルスの分離・合体機構を構成する戦闘機。その大きな特徴でもある本機は、ガンダム伝統の「コアブロックシステム」のコアファイターに相当する。

出撃時は、コアスプレンダー(本機)、チェストフライヤー、レッグフライヤー、シルエットフライヤーの4つが、専用母艦ミネルバの中央カタパルトから別個に射出される。なお、合体は基本的に出撃後に行なわれる(通常のMSのように合体した状態で出撃する事も可能)。

MSへの合体のため、シートは位置が90度回転する機構を設けられており、キャノピーはディスプレイに切り替わる兼用タイプとなっている(インパルス以外のセカンドステージシリーズザクウォーリアも、横になった状態で水平にコクピットに入れたことから、同様の構造かリニアシートを採用していると思われる。なお、この構造自体は第1期GAT-Xシリーズからすでに登場している)。

チェストフライヤーやレッグフライヤーが破損した場合でも母艦のミネルバより即座に予備パーツを射出して換装する事により戦闘が続行できるため、実質的にコアスプレンダーこそがインパルス本体であると言えるだろう。

また、スラスターはVTOL可能な可変型ノズルとなっており、連合系戦闘機の技術が取り入れられている他、上下半身のフライヤーは動力飛行が可能である。

コアスプレンダーにはVPS装甲は搭載されていないため、対弾性に欠ける弱点もある。しかし、合体時に大気圏突入を行った結果、同様にVPS装甲を搭載していないフォースシルエットと合わせて五体満足で突破している描写から、高熱や衝撃に耐えられる程の性能は持っている模様。

インパルスと同じアーモリーワンで開発されたガイアカオスアビスの3機はコアスプレンダーを内蔵させる構想も考えられていたが、局地戦を行う機体とコアとの合体・分離の兼ね合いに問題があったのか実現はしなかった。

唯一、セイバーはアーモリーワンでは開発されておらず、他の4機とは異なる開発手順を踏んでいるので、インパルスシステムから独立した機体として完成している。

『FREEDOM』では、発進の時点でドッキング済みのフォースインパルスSpecⅡであったため、コアスプレンダーとしての活躍は無かった。

武装

MMI-GAU19 20mm機関砲

機首に2門装備されている機関砲。当然ながら、合体時には内部に隠れるため、使用不能となる。

QF908 航空ミサイルランチャー

翼下に2基装着されたミサイル発射装置。合体時には切り離され、可能な限り母艦へと自動で帰還する。

AGM33 レディバード誘導ミサイル

ミサイルランチャーに装填された武装。

チェストフライヤー

インパルスの上半身を構成する。所謂Aパーツ。

シールドを装着した状態で発進するが、その際のフォルムが空気抵抗を低減させるほか、リフティングボディと同様の効果を得ている。

ランディングギアの代わりとして、シールドの上端と下端部分がせり出して接地面となるように設計されている。

レッグフライヤー

インパルスの下半身を構成する。所謂Bパーツ。

両膝と腰部には降着脚が収納されている。

エンジェル・ダウン作戦ではフリーダムの隙を作るために戦闘中に切り離された。

シルエットフライヤー

シルエットシステムを運搬する無人牽引機。要は無人仕様のスカイグラスパー。コントロールはミネルバからの指令、またはプログラムで行われ、役目を終えると自動で母艦に帰還する。前線で換装する際に用いられる他、移動武器庫としても機能する。

大気圏内・宇宙を問わずに飛行可能。

『FREEDOM』ではインパルスSpecⅡからの遠隔操作が可能になっており、戦場に射出された各シルエットをパイロットの意思で任意のタイミングで使用可能となっている。出撃時にはインパルスSpecⅡに続く形で3機のシルエットフライヤーが順次投入される。下記のドラグーンフライヤーが実現した形と言えなくも無いが、シルエットフライヤーの改修はモルゲンレーテ社の秘密ドックで行われており、遠隔操作に用いている技術などは不明。

ドラグーンフライヤー

シルエットフライヤーのドラグーンシステム仕様。ドラグーンによる遠隔操作で、戦場に射出された各シルエットをパイロットの意思で任意のタイミングで使用可能とする。第一世代ドラグーンへの適性を必要とする事が難点であり、構想段階で止まってしまった。

バリエーション

チェストコアフライヤー

『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する改造ガンプラ「インパルスガンダムアルク」及び「インパルスガンダムランシエ」のAパーツ。簡単に言えば、コアスプレンダーと一体化したチェストフライヤー。

余談

  • 『SEED』のフリーダムとジャスティスの初期アイデアの1つとして「コアファイターの内蔵」が検討されていた。しかし、改稿の末にコアファイター要素は取っ払ってしまった。

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