諸元
機体名 | ガズウート(Gazuoot) |
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型式番号 | TFA-4DE |
全高 | 18.00m |
重量 | 81.71t |
概要
第1次連合・プラント大戦の勃発以前から旧式で有ったザウートを、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後に近代化改修を施した機体。
主砲をビーム兵器に換装した事でフェイズシフト装甲に対応し、大型ミサイルを始めとした多数の火器を装備した事で原型機よりも火力が向上している。
更に、タンク形態への変形機構を残しつつ、宇宙空間での運用も可能な様に改良されている。
その為ザフトの地上基地やプラントだけでは無く、宇宙空母『ゴンドワナ』に護衛機として多数が配備されている。
型式番号の末尾は「Directional Emission(指向性射撃)」を意味しており、武装面でもザウートとは運用目的が異なっている。
この事から、「ザウートの単純な後継機」では無く「火力の一点集中を目的にしたバリエーション機」に近いと思われる。
武装
フルカ 2連装ビーム砲
両肩部に2連装をそれぞれ2基装備。フェイズシフト装甲(専らトランスフェイズ装甲)に対応する為の装備。
ただし、その代わりとして原型機で行えたバラ撒く様な支援砲撃は不可能となった。
型式番号の「指向性射撃」もこの辺りに由来していると思われる。
MMI-M19 14mm2連装近接防御機関砲
胸部に設置される牽制用の砲。
MMI-M70トリウィム 3連装軽砲
両腕部のマニピュレーターを排除して、内蔵式に換装した副砲。
ファルコーネSSM 地対地対艦ミサイル
両腕部に装備した固定式の大型ミサイル。
劇中では主に初撃の火力底上げ目的で、フルカビーム砲発射前に一斉射される事が多かった。
ゲーム
Gジェネレーションウォーズにて参戦、自軍勢力で使用可能に為っている。
基本的な性能は低いが、宇宙・地上を問わずに運用出来る(ザウートは地上運用に限定されている)上に、ミサイルとビーム2属性の連装兵器を所持している。
1~5マス隙なく攻撃が出来、強化すれば恐ろしく化ける存在となる。
アーケードゲーム「機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II」には低コスト帯であるコスト200の機体として参戦。
前作から登場するザウートと共に機動性は劣悪で、ザウートと同じくやはり玄人向けの機体である。
但し、此方はアニメと同様に宇宙ステージでも行動可能である為、特定のルートを除きCPU戦で海中が選ばれるリスクは少なくなっている。
関連動画
関連タグ
機動戦士ガンダムSEEDDESTINY ザフト ザフト製MS・戦艦 ザウート