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久弥直樹

ひさやなおき

ゲーム・アニメの脚本家・シナリオライター。ゲーム会社ネクストンのTacticsでデビューの後、ビジュアルアーツのKeyに所属し「葉鍵時代」の一翼を担った。現在はフリー。
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概要編集

専門学校を卒業後、ゲーム会社NEXTONに入社して『MOON.』の開発に関わり、そこで後の「Key」メンバー(麻枝准樋上いたる折戸伸治)らと出会う。同メンバーは続いて『ONE~輝く季節へ~』(当時はTacticsブランド)を発表した後の1999年に、同社から独立してビジュアルアーツへ移籍してブランド「Key」を設立し、『Kanon』を発表する。


『MOON.』や『ONE~輝く季節へ~』でヒットを飛ばした事から、発売前から期待が高まっていた『Kanon』が大ヒットした事で一躍有名シナリオライターとなる。


特に、彼の担当したキャラクター・シナリオは高い評価を受けており、同僚の麻枝准は「彼は今でも超える事が出来ない天才だ」と評価し、同時に「このままだと、自分の居場所が無くなってしまうのでは?」という思いを抱いたと語っている。


『Kanon』発売後、その空前絶後の人気ぶりから『葉鍵時代』と言われる程の一時代を代表するブランドとなり、アダルトシーンにウェイトを置かないノベル中心の作風が売れたという事実は、泣きゲーと呼ばれるジャンルを創出し、後のアダルトゲームに多大な影響を与えた。


同社が次回作の『AIR』を開発中、別ラインを担当していたが2000年頃に退社し、他ブランドで数作を発表した後にゲーム業界から消息を絶った。


2006年、イラストレーター七尾奈留の同人サークル「あいすとちょこ」と合同という形でコミックマーケット70に参加を表明し、『sola』の原型となる企画本を発表。

2007年のテレビアニメ版『sola』で原案と脚本を担当。『電撃大王』のコミック版『sola』(2008年2月に連載終了。作画:阿倍野ちゃこ)でも原案を担当しており、これはコミック版を中心としたスピンオフドラマCDとしても展開され、久弥もその監修に携わった。


2012年には、『久弥直樹×岸田メル新作「サクラカグラ」プロジェクト』を発表し、2014年2月に星海社から初の長編小説の出版が決定。

同年、新作アニメーション『天体のメソッド』(キャラクター原案QP:flapper)を発表、原案・脚本として参加。

なお『sola』、『サクラカグラ』と『天体のメソッド』の3作品は、株式会社インフィニットがプロデュースしている。


2018年、PS4用ゲーム『CRYSTAR -クライスタ-』を発表し、プロット・シナリオを担当。


作品編集

ゲーム編集

最萌クイーンサトムラー「あのね」

  • Kanon(企画・脚本)

語り継ぐ、雪の名kanon 美坂栞



アニメ編集

  • sola(原案・脚本)

無題

センシティブな作品


関連項目編集

Key(ゲームブランド)

Tactics(ブランド)


ハヤシナオキ - 一般向け作品(アニメ・特撮等)ではこちらの名義を使うこともあるので、こちらも併せて参照のこと。

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