以前までは、収容室に職員が一人で入っても問題無かった。
我々は一週間の観測を行ったが、その少女は攻撃的な様子は見せず、ただ後ろ手に危険な武器を隠し持っていた。
(Silent Girl’s room permitted one employee. There was never any trouble before. Really, during the observation week, it didn’t show any signs of aggressive behavior, just that it hid weapons behind its back.)
概要
物言わぬ少女とはProjectMoonの作品に登場するアブノーマリティ(幻想体)の一種である。Lobotomy Corporationにおいて存在が言及されているものの、本作には登場していない。
ワイシャツのみを着て後ろ手に金槌と釘を持っている少女。
分類はO-01-01、危険度ランクはTETH(テト)。
このアブノーマリティはなんと番号が01と一番最初に確認されたと考えられる存在となっている。
ゲーム内での言及がないので詳細は不明だが、情報によると勇気ランクが2以下の職員は作業終了後、心臓に釘を打たれ死亡してしまうという。
関連タグ
リリースされて以降数々のアブノーマリティが追加されていった。
しかし、このアブノーマリティは結局Lobotomy Corporationに登場することはなく、他の支部について語ったWonderLabにおいても語られることはなかった。
そのまま次回作であるLibrary of Ruinaがリリースされ、この存在について言及されることはないと思われていたが…
これより先は完全開放戦(Library_of_Ruina)をご覧あれ。
さて、ここからはこの幻想体の攻略法を書いていこう。
- E.G.O「罪悪感」
最後の完全開放戦である総記の階完全開放戦の最後を飾るE.G.Oとして登場。
まず第一フェーズにおいて罪悪感本人をターゲット指定することはできず、取り巻きである「釘」と「金槌」が2体ずつ出現するのでこれらを全て倒すことになる。
釘は毎幕光が全回復し、ページのコストだけダイス威力が上昇する。基本的に元のコストの高いページを使用し、的中時に司書に釘を付与するが、このページよりコストの高いページにマッチ敗北した場合にコストが減少する。
一方金槌は奇数幕に光が全回復し、偶数幕に残った光だけ強化されるページを使用する。奇数幕ではコストが低めのページを使用するが、これらのページよりコストが低いページでマッチ敗北するとコストが増加する。そして偶数幕になると自身の残った光だけ威力が増加する「引き裂かれる心」や残った光だけ再使用する「壊れる心」を使用する。
はっきり言ってこれらのコスト変動ギミックに拘らずに戦う方が楽である。
常に威力が3~4上昇し得る釘は基本的に一方攻撃で体力を減らし、ページとのマッチはマッチ敗北前提で行うこと。金槌は偶数幕で強力なページを使用するので早急に撃破するべきで、「壊れる心」は広域攻撃で使用させないようにしよう。
釘と金槌を全て撃破すると次のフェーズへと移行。
罪悪感が動き出し、取り巻きとして「残された欲望」と「囁く本能」が2体ずつ召喚される。
まず、全司書に「罪悪感」というバトルページを追加するが、このページはコストが9となっており、このままでは使えたものではない。ただし、このページが渡されてから9幕以内に使用してデッキから除去しなかった司書に対し即死攻撃を打ってくるだけでなく、罪悪感が受けるダメージがそのコストだけ減少し、囁く本能の威力がそのコストだけ増加してしまう。
残された欲望はダメージを受けた場合に次の幕の威力が10上昇するので基本的には一気に攻撃して倒し切るようにするべきで、囁く本能は基本的に反撃ページしか使わないものの、3幕の間ダメージを受けない場合に強力な攻撃を使用するようになるので定期的に広域攻撃等でダメージを与えていく事を勧める。
ただし、基本的に罪悪感による威力増加効果等によりダメージを与えるのが難しいので、罪悪感とのマッチにより手に入る「不安」、「恐れ」、「自責」といった互いの威力を無効化するバフを受け取って対処することも大切。
取り巻きを倒す毎に罪悪感のコストが1下がるので取り巻きを倒してから罪悪感を使用することで光の負担を減らすべし。また、紫の涙のコアページならば体勢変更を行うことで罪悪感を使用せずとも手札から無くすことが可能なのでお勧め。
その他9幕以内に罪悪感を倒すことができれば所持していたとしても即死攻撃を受けることなく次に進めることができる。
このようにして罪悪感の体力を1にすると次のフェーズへと移行。
体力が完全回復して広域攻撃「このまま消えないで」を発動するが、このページは威力が100固定の個別攻撃が5連続発動するものとなっており、この段階で全ての司書が死亡する。
しかし、これまでの戦いでアンジェラが全ての光の種のページを使用していれば…
アンジェラの体力が1残った矢先、大きく回復し、手札に「考える私」というページが追加される。
このページは威力不明の広域攻撃となっており、コストが0なので必ず使用できる。
この幕でも罪悪感は前述の広域攻撃を使用するが…
このページを発動した瞬間威力999のダイスが表示され、罪悪感の姿が見覚えのある姿と変化した後にそのまま撃破となり、長かった完全開放戦が終結する。
幻想体ページは「釘と金槌」、「まなざし」、「罪悪感」の3枚。
「釘と金槌」は付与した司書が貫通攻撃を的中させた場合に相手に「釘」を1付与するもので、この釘は次に打撃攻撃が的中した際に釘の値×5の混乱ダメージを与えるものとなっている。実質貫通攻撃が的中する度に5の混乱ダメージを与えることができ、打撃攻撃をするのは他の司書でも良いので貫通特化のデッキを持つ司書の付与するとよい。
「まなざし」は付与した司書の与ダメージと被ダメージの両方を2倍にするもので、シンプルながら強力なメリット・デメリットを兼ね備えたものとなっている。基本的にはマッチに強く、相手からの攻撃を受けにくい司書の持たせると良いだろう。
「罪悪感」は付与した司書が受ける混乱ダメージを1-3減少させ、受けたダメージを混乱ダメージとして攻撃者に与えるもので、崩壊ページでありながらメリットのみのページとなっており、純粋に混乱ダメージを減らし、攻撃した相手の混乱抵抗値を削ることが可能。