"Having decided to trust its own intuition, the jester spake the names of everyone it had met on that path with each step it took."
(自分の直感を信じることにした道化師は、過ぎ去った道で出会ったみんなの名前を言いながら一歩ずつ歩きました。)
概要
少女のような姿をした幻想体。
名前の通り道化師のような姿をしており、白黒のモノトーンカラーとなっている。
顔は歯車のような形をした仮面のようになっており、『魔法少女』たちと比較すると異質な人間体をしている。
『魔法少女』たちの一員ではないが関係が深いようで、ゲーム中でも『魔法少女』らの行動をコピーして攻撃してくる。
考察
『魔法少女』たちの敵は『大アルカナ』をモチーフにしており、
対して『魔法少女』たちは『小アルカナ(スート)』をモチーフにしている。
(憎しみの女王=ハートのクイーン、絶望の騎士=スペードのエース(またはナイト、クイーン以前のトランプの柄)、貪欲の王=ダイヤのキング、憤怒の従者=クラブのジャック)
(もしくは小アルカナ(スート)ということを加味して、憎しみの女王=カップ(聖杯、ハートに相当)のクイーン、絶望の騎士=ソード(剣、スペードに相当)のナイト、貪欲の王=コインorペンタクル(硬貨or護符、ダイヤに相当)のキング、憤怒の従者=ワンド(棒or杖、クラブに相当)のペイジ(ページ、従者)という説もある)
トランプの柄で考えると虚無の道化師=ジョーカーであり、ジョーカーはワイルドカードとしての役割を与えられることから、「他の『魔法少女』に化けることのできる何者か」あるいは「『魔法少女』たちが最期に行きついたなれの果て」とも考えられる。
一方で大アルカナにおいても道化師は『愚者』のカードとして描かれていることが多く、また『愚者』は大アルカナの最初のカードである。その場合、虚無の道化師は『魔法少女』たちの敵であるはずなのだが、その場合「『魔法少女』たちは最期には『魔法少女』の敵になってしまう」ということか、あるいは大アルカナの進む延長線上には『魔法少女』があった、という解釈を取ることもできる。
道化師は全ての者が歩んだ道を辿りました。その道の終わりはいつも自分でした。彼女らが集まって自分なのか、自分が彼女らに似たのか知る術はありませんでした。
関連タグ
LobotomyCorporation:関連作品。こちらには登場しない。
Library_Of_Ruina:登場作品。