概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
2025年1月からTBS「日曜劇場」で放送予定のテレビドラマ。エリート文科省官僚が高校教師となり、生徒と共に日本の教育界に蔓延る権力や思惑に立ち向かっていくオリジナル学園ドラマ。
同枠での学園ドラマは『ドラゴン桜』シーズン2以来となる。
主演は松坂桃李、プロデューサーとチーフ監督は『VIVANT』や『アンチヒーロー』を手掛けた飯田和孝と宮崎陽平、脚本は松坂が出演した映画「新聞記者」を手掛けた詩森ろば、音楽は『新世紀エヴァンゲリオン』及び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ等を手掛けた鷺巣詩郎が担当する。
隣徳学院3年2組の生徒役の29名はオーディションによって選出された。
また、黒板に書かれている数式は東京大学大学院の院生が監修を担当している。
登場人物![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
隣徳学院![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
演 - 松坂桃李
教員![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
演 - 吉岡里帆
溝端完
演 - 迫田孝也
3年の学年主任。国家公務員試験に落ちた経歴を持つ。腹に一物を抱えた御上を警戒する。
隣徳祭の3年2組の教科書検定を特集した展示について、文科省の顔を伺って終始反対していた。
一色真由美
演 - 臼田あさ美
養護教諭。隣徳学院の生徒たちの家庭環境などを分析した上で、心に闇を抱える生徒たちを心配している。
古代真秀
演 - 北村一輝
理事長。隣徳ゼミナールから派生する形で隣徳学院を設立。ゼミナールの全面バックアップで校内予備校を主催している。
文科省とのツテを作るために担任を是枝から御上に変更した張本人。御上の天下り斡旋疑惑が校内に広まってもなお御上を辞めさせようとしなかった。
神崎の隣徳新聞のスクープと国家公務員試験会場殺害事件の関与について週刊誌がスクープしたものの否定している。
神崎本人から冴島の処分について問い詰められた際にも返答をはぐらかしている。
文科省![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
津吹隼人
演 - 櫻井海音
御上の後輩。御上を尊敬している。
塚田幸村
演 - 及川光博
初等中等教育局局長。御上の上司。天下り斡旋疑惑をかけられている。槙野の勧めで御上を推薦しており(本人曰く「左遷したつもりは無い」とのこと)、彼の機嫌を気にかけている。
その後、東雲の意思を尊重して教科書検定を特集した展示を強行した御上に対して「どうしちゃったんだろ?」と心配しつつも警戒していた。
槙野恭介
演 - 岡田将生
御上の同僚。御上との仲は以前まで良好だったものの現在は険悪で、御上曰く「裏切られた」とのこと。
独自の思惑を持つ御上を警戒しており、塚田に「このまま野放しにしておくとパンドラの箱が開きかねない」と警告した。
その後、自ら汚れ役を引き受けることを決断し中岡と個人的に接触。協力を依頼した。
その後、滝沢副大臣の隣徳祭視察に同行したものの、東雲の意思を尊重して教科書検定についての特集展示を強行した御上を止められず副大臣の機嫌を損ねさせてしまったことで面子を潰され、御上に電話越しで宣戦布告した。
その直後、塚田にも「このままだと足をすくわれかねない。」とより一層警戒するよう提言した。
その他![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
中岡壮馬
演 - 林泰文
神出鬼没な男。若い頃は代議士の秘書をしており、現在はその関係で設立したコンサルタント会社の社長を務めている。数多くの人脈を持ち、中には素性が汚い人物もいるため「闇の仲人」の異名を持つ。塚田とは知己の仲であり、塚田の紹介で槙野と知り合う。その後、槙野から協力を依頼された。
冴島悠子
演 - 常盤貴子
元隣徳学院の教師。神崎によって不倫を暴露され夫とは離婚。今はコンビニでパートとして働いている。
大学生の娘・真山弓弦がいたが、娘は国家公務員試験総合職部門の試験中に東大生だった受験者を殺害し逮捕された。
神崎が自らの贖罪のために会いに行ったことで久しぶりに再会するも、本人が自責の念に駆られて本来の学校生活を疎かにしてしまうことを危惧してか、「あなたは溢れそうになったコップの中に最後の一滴を入れただけ。」とだけ話し、神崎に対して自身の元に二度と来ないよう忠告した。
その後もしつこく自身に接触してくる神崎に対して「あなたが訂正することなんか何も無い。あなたがスクープしたものが真実。」と言い、帰らせた。
その後、コンビニでのパートも辞めどこかへ去っていった。
真山弓弦
演 - 堀田真由
悠子の娘。人生に絶望しており、国家公務員試験総合職部門の試験中に東大生だった受験者を殺害した。
その場で現行犯逮捕され、現在は服役中。御上と面会した際に、彼から「なぜ殺した?」と殺害動機を問い詰められたため、「革命」「この世界は狂っているからぶっ壊すにはちょうどいい」と答えた。
元々自作した爆弾で会場にいる全員を巻き込んで自爆しようとしたが、結局粗悪品故に不発に終わってしまい作戦を切り替えて上記の通り殺人事件を起こした。
面会の際に、御上から「君の行動で社会は1ミリも変わっていない」と指摘され、自分たちがオウム真理教等のテロリストと同列に扱われたことに屈辱を感じ彼が退席した後に慟哭した。
御上宏太
演 - 新原泰佑
孝の兄。中学時代に全校放送で声明文を発表した後、放送室内で自殺するという衝撃的な事件起こした。
その最期は孝の人生に大きな影響を与えており、現在の彼の信念の支柱になっている。
3年2組![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
演 - 奥平大兼
演 - 蒔田彩珠
演 - 窪塚愛流
演 - 吉柳咲良
演 - 豊田裕大
演 - 上坂樹里
演 - 髙石あかり
演 - 八村倫太郎
演 - 山下幸輝
演 - 夏生大湖
演 - 影山優佳
演 - 永瀬莉子
演 - 森愁斗
演 - 安斉星来
演 - 矢吹奈子
演 - 今井柊斗
演 - 真弓孟之
演 - 西本まりん
演 - 花岡すみれ
演 - 野内まる
演 - 山田健人
演 - 渡辺色
演 - 青山凌大
演 - 藤本一輝
演 - 唐木俊輔
演 - 大塚萌香
演 - 鈴川紗由
ふわふわ系の個性的な性格。声優オタク。
演 - 芹澤雛梨
好奇心旺盛で芯が強い性格。元軽音部。将来は個性派俳優になりたい。
演 - 白倉碧空
努力家。明るく親しみやすい性格。元バスケ部のマネージャー。
主題歌![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 『Puppets Can't Control You』
歌: ONE OK ROCK
ONE OK ROCKとしては初の地上波ドラマ主題歌となる。
本作がONE OK ROCKの楽曲「We are」に触発されて企画されたこともあり、飯田がTakaにオファーをかけたところそのコンセプトを汲み取ったTakaがオファーを承諾したことで実現した。
本作の初回放映まで完全シークレットであり、キャスト全員にも明かされていなかったため、驚愕と歓喜を持って迎え入れられた。
余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 生徒役のキャストの数人は『最高の教師』や『ビリオン×スクール』と共通しており、後者に至ってはオーディションの時期が丸被りしていたため、両方のオーディションに応募していた俳優陣もおり、かなりの争奪戦になっていた模様。
- 松坂、岡田、吉岡の3人は『ゆとりですがなにか』以来の共演となる。
- 第2話では、同局の某伝説的学園ドラマシリーズを「"生徒のために奔走するスーパー熱血教師以外は教師にあらず"という雰囲気を作ってしまった」「このドラマ自体がモンスターペアレント製造機」と揶揄しており、本シリーズが作り出した理想の教師像を皮肉っている。なお、系列局ではマスコットキャラクターがそのドラマの主人公に扮した番宣CMが放送された。
- 同じく第2話では"報道における究極の選択"として議論(「目の前にある貧困を世界に発信した」と擁護する声と「シャッターを押す前にまず助けに行くべき」と批判する声があるが、この写真を撮った写真家のケビン・カーターはシャッターを押した直後迷わず助けに向かってその少女は生存している。しかし、ケビンは世間の非難の声に晒され自殺してしまった。)になっている「ハゲワシと少女」の写真が登場している。
- 第4話では、東雲の父親役で関智一がゲスト出演している。