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審判鳥

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しんぱんどり

審判鳥(Judgement Bird)とは、ゲーム「Lobotomy Corporation」や「Library of Ruina」に登場するアブノーマリティ(幻想体)の一体である。

彼の天秤はあらゆる種類の罪を、公正に評価することができます。

(Its scale tilted according to the sins committed.)

概要

審判鳥(Judgement Bird)は長鳥(Long/Tall Bird)とも呼ばれる、長い首に目を包帯で覆った鳥型のアブノーマリティ(幻想体)で、その首には金色の天秤がかけられている。

分類はO-02-62、危険度はWAW。

管理方法

作業情報

属性ダメージE-Boxes悪い普通良い
PALE5-7240-67-1213-24
職員ランク本能洞察愛着抑圧
1低い低い低い最低
2低い低い低い最低
3低い普通低い最低
4普通普通普通最低
5普通普通普通最低

クリフォトカウンター:2

特殊能力

  1. 作業結果が普通:50%の確立でカウンター1減少
  2. 作業結果が悪い:70%の確立でカウンター1減少
  3. クリフォトカウンターが0になると脱走

特殊能力は「作業結果普通以下で確率でカウンターが減少する」といった他アブノーマリティと比べて至ってシンプルなものである。

また作業結果良いの範囲が広く、基本的に高ランク職員に抑圧以外の作業をさせていれば普通以下を出すことは滅多にないので作業情報を把握していれば基本的に脱走させることなく管理することが可能。

しかし、作業ダメージがPALE属性であり、ダメージもまあまあ大きいのでPALE耐性の低い装備で作業させた時に作業ダメージにより職員が殉職しかねない(例として自制最大の職員が洞察を行ったとしてもPALE耐性が弱点(1.5)のHEまたはWAWランクの防具の場合その職員が瀕死になり得、クリフォト過負荷が進んで失敗しやすくなった段階での作業は最早自殺行為と言っても差し支えない程)。

そのため、審判鳥の作業をするにあたってPALE耐性を持つ防具をつけておきたい所だが、PALE耐性を持つ防具が少ない(具体的に言うと、PALE属性耐性が耐性以上(1.0未満)であるものはたった4種類しかなく、弱点以下でないものはある例外を除いてALEPHランクのもののみである)ので、職員の育成(特に作業成功率に関わる自制)や防具の準備をしっかりしていないと作業ダメージにより職員が死亡することが度々発生しうるため安全な管理は難しい。

ただPALE耐性が十分な防具さえあれば特に厄介な能力を持つわけでもないために管理難易度はかなり低く、後述のEGOが危険度WAWのアブノーマリティから抽出できるEGOの中で最強といっても過言ではない代物なので、多くの管理人から是非とも狙っていきたい存在として扱われている。

その他にもPALE属性攻撃によるダメージはあくまで最大HPに対する割合ダメージであることを利用して敢えて勇気(HP)の低い職員を用意し、絶対値のHP自動回復手段を用いて受けるダメージよりも自動回復による回復を大きくすることで耐性が低くとも死亡せずに作業させることが可能(ただし、この方法はある程度RED・BLACK耐性のある防具が必要)。

脱走時

HPREDWHITEBLACKPALE
約800耐性(0.8)耐性(0.8)耐性(0.8)脆弱(2.0)

脱走時、審判鳥は施設を歩き回り、時々停止して天秤を持つ。その後天秤が傾いた際に同じ部屋にいるすべての職員に30-40のPALEダメージを与える。

一応この攻撃の発生頻度は高くなく、攻撃モーション開始からダメージ発生までの間隔が長いので、その間に職員を別の部屋に移動させて回避することができるが、作業ダメージ同様耐性持ちの防具が少なく、用意しづらいので持っていない場合は注意。

とはいえ、一撃のダメージが30-40であり、HEまたはWAWランクの防具であれば少なくとも一回は耐えることができるため、集中攻撃して攻撃を受けたらすぐ避難させるといったヒットアンドアウェイ戦法が使える。

それどころかPALE耐性のある防具をつけた職員数人に鎮圧指示を出しておけば特に問題なく鎮圧が終わっていることも多いので、鎮圧難易度はそこまで高くない。

E.G.O

武器

名称ランク属性ダメージ攻撃頻度射程
ジャスティティアALEPHPALE2-4普通中距離

特殊能力:なし

防具

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
ジャスティティアALEPH耐性(0.5)耐性(0.5)耐性(0.5)耐性(0.5)

特殊能力:なし

ギフト

名称:ジャスティティア

部位:目

効果:移動速度、攻撃速度が3上昇し、抑圧作業の成功率が6%上昇する。また、隠し効果として火の鳥の攻撃による作業速度低下を無効化する。

このアブノーマリティは危険度WAWであるにもかかわらず手に入るEGOは武器・防具ともにALEPHランクである(ALEPHランクEGOを手に入れられる危険度WAWのアブノーマリティは審判鳥以外にあと一体しかおらず、しかもそのアブノーマリティは武器のみALEPHランクで防具はWAWランクである)。

武器は数少ないPALE属性攻撃で、一見ダメージが小さいものの一回の攻撃で5回程ヒットするので、PALE耐性が弱点以下の敵が多いこともあって数値以上の攻撃性能を持つ。

また、時々溜めてから3回ほど強く切りつける攻撃を発動することがある。

防具は全属性のダメージを半減する効果があり、PALE属性に対する耐性もあるので汎用性はかなり高く、これをしっかり育成した(勇気、慎重、自制、正義のすべてがランクV)職員に装備させればある特定の状況下を除いてどんなアブノーマリティの作業も死亡することなく行うことができる(ただしステータス次第で職員を殺害するアブノーマリティ等は除く)。

ストーリー

審判鳥はもともとは黒い森の監視者として、大鳥罰鳥と暮らしていた。

恐ろしい怪物が森を滅ぼすという預言を聞いてから、森を守るためにどんな罪でも測る黄金の天秤を作り出した。

その天秤はどんな罪でも正しくその重さを図ることができるものであった。

しかし、ある時「いつか天秤が傾かなくなったらどうするのか?」と尋ねたものがいたため、何を思ったのか片方の天秤を重くし、必ず片方のみに傾くようにしてしまったのだ。

またかつての審判鳥は何でも見抜く目と輝く羽を持っていたとされる。

しかし森を守るためにその目を大鳥に渡し、羽は長い間太陽の光を浴びなかったために全て消えてしまったという。

やがて審判鳥達は森の守りを確固たるものにするために、ある策を講じた。

……その後、どのようにして彼らが収容されたかは不明である。

Library of Ruina

Library of Ruinaでは、審判鳥は哲学の階の3体目の幻想体として登場する。

幻想体バトルにおいて審判鳥は通常時は高い耐性を持っており、取り巻きとして「逃げる鳥」を3体引き連れている。

審判鳥とのバトル中、1幕ごとに自分以外の全てのキャラに「罪」を1付与するパッシブを持つ。

この「罪」は司書に攻撃が的中した際にその司書に1移る。

「罪」が5以上になったキャラが存在する時、審判鳥は「審判」というバトルページをそのキャラに対し使い、的中時そのキャラを即死させる。

また、「罪」が3以上になったキャラが3体以上いる時、審判鳥は「止まらない審判」という広域ページを使用し、「罪」が3以上のキャラを全員即死させてくる

このため、司書の「罪」を1、2人に集中させることが攻略の鍵であり、適宜司書から司書に対し攻撃を入れ、「罪」をなすりつける必要がある。

取り巻きの「逃げる鳥」に攻撃された際も「罪」の押し付けは起こり、倒せないでいると「逃げる鳥」の「罪」が3以上になって「止まらない審判」を使われるので、マッチ勝利するなり撃破するなりする必要がある。

このようにして、「罪」を1、2人に集め、「審判」をその司書に使用する幕で他の司書でマッチを取りに行くことがこのバトルの攻略法である。

審判鳥は「審判」「止まらない審判」使用時に混乱抵抗値が25%減少するので、上記を繰り返し、混乱状態になった幕で総攻撃を加えることで撃破することができる。

攻略後に手に入る幻想体ページは「罪の重さ」、「審判」、「傾いた秤」の3枚である。

「罪の重さ」は付与した司書がダイスの最小値が出るたびにHPが2-7減少し、次の幕にパワー・忍耐を1-2付与するもので、HP回復手段が十分であれば意図的にパワー・忍耐を積むことが可能。

「審判」は毎幕全てのキャラに「罪」を50%の確率で1付与するもので、この「罪」は攻撃により相手に押し付けることが可能で、「罪」が5たまると「罪」がリセットされ、HPが最大HPの1割程減少する。

「傾いた秤」は毎幕3回まで最もHPの高い相手にダメージを与える度に最もHPの低い司書のHPが2-8回復するもので、ソロ攻略においては実質攻撃する度にHPを大きく回復するものになる。

また、Library of RuinaではE.G.Oの名前が「ユースティティア」となっているが、本来はこちらの発音が正しく、これはローマ神話における同名の正義を司る神に由来する。

関連タグ

Lobotomy Corporation/Library Of Ruina:登場作品

アブノーマリティ WAW

 天秤 審判 裁判 ユースティティア

大鳥/罰鳥:同じ黒い森に住むアブノーマリティ(幻想体)である鳥たち。

絶望の騎士:同作品に登場するアブノーマリティ(幻想体)の一人。

 彼女のEGO防具の耐性も全属性0.8と全属性に等しい耐性を持つものであり、これは彼女がタロットにおける正義のアルカナに該当し、これは天秤・中庸を象徴するものであるためだと言われている。

コメント

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  • 個性「終末」

    やる気はあんまりないです。ヒロアカ見始めたばっかなので間違えたら怒られそう、、、、
  • 片片片思い

    これはもしも森を守る三羽がそれぞれに特別な思いを寄せていたらという、妄想小話 彼らの思いはきっと、森が辿った末路のように実ることはないのだろう
  • 懲罰、審判、救済

    セルフ即興小説の「懲罰と審判」と、別日に書いた「救済」の二本立てです。 「懲罰と審判」はロボトミー社内で小鳥長鳥が会話しているお話、「救済」は大鳥から二羽への想いを描いたお話です。
  • 温かい森の三鳥

    もし、あの三鳥と謎の人間がいつも通りの日を過ごしたとしたら
  • 【トラファルガー・ユース・ティティア】

    [DAY2]

    フレーバーテキスト: 〈蝕まれゆく平和に気付きながら。〉 === 注意! 「Lobotomy Corporation」の多分なネタバレを含んでいます。 捏造、独自解釈、チート化等あります。 作者は、未クリアのにわかです。 作者の価値観が強く作品にでています。 -「Lobotomy Corporation」 〈アブノーマリティと呼ばれる怪異が収容される施設の管理者となり、未知のエネルギーエンケファリンを回収するシミュレーションゲーム。〉
  • Lobotomy Corporation

    狂気が、追いかけてくる③

    『狂気が、追いかけてくる①』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8199671)のさらに別視点。すべてのものに審判を下す者。 注意 アブノーマリティ視点の小説なので、妄想成分がとても多く含まれます!ご注意下さい! ネタバレも含まれてます!ご注意下さい!
  • 転生した審判鳥(にょた擬人化)が呪術師たちを振り回すお話。

    さしすトリオの硝子ちゃんと(だけ)仲良くなります。 アニメ派です。2次創作知識のにわかなので矛盾とか口調の違和感とか無視していただけると助かります。 === 未だにロボトミークリアしてないのに何してんだよ〜〜〜おバカ〜〜!!呪術廻戦にハマっちまったよ〜〜書くしかねぇだろこんなの〜〜ごめんなさいツイステはもう無理です〜書けないと思います〜〜じゅじゅのおバカ〜〜好き〜〜!!最推しは虎杖くん。高鳥が上層部掌握してるから原作入っても何も問題ないね!高鳥は絶対虎杖好きになると思うから処刑なんてさせないし、執行猶予もつけさせないよ!高鳥チート〜〜!! いや、幻想体の中で1番【審判鳥】が好きなんですよね。能力かっこよすぎか???ビジュかわいすぎじゃん???ジャスティティア(武器、防具)はヤバヤバ最高マジカッコイイ。大剣を軽々ぶん回すのしゅきなので、この作品の高鳥ちゃんには是非頑張っていただきたい。しかし戦闘シーンってどうやって描写すんの???私運動音痴だから体の動かし方がわからないの。カッコイイ戦闘て何???とりあえずベルセルクを履修しとけばおけ??ガッツみたいな一刀両断はマジ惚れるんで高鳥ちゃんにもして欲しいです。  ちなみに、不穏な終わり方しちゃったけどちゃんとハッピーエンドだよ!まあ、続けばの話だけどね!!!!!飽き性のにわかでごめんね!!!!!

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