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赤ずきんの傭兵

あかずきんのようへい

赤ずきんの傭兵(Little Red Riding Hooded Mercenary)とは、ゲーム「LobotomyCorporation」または「Library of Ruina」に登場するアブノーマリティ(幻想体)である。
目次 [非表示]

あの野郎の首を私のベッドの上にぶら下げてやる。それだけで、悪夢を見ることなく眠ることができる。

(I'll hang his head over my bed. Only then can I get up in the morning without having a nightmare.)


概要編集

赤ずきんの傭兵(Little Red Riding Hooded Mercenary)は、略称として Little Red(赤ずきん)とも呼ばれる、人間によく似たアブノーマリティである。

分類はF-01-57、危険度はWAW。

彼女は暗い服を着た黄色の目の女性で、目元まで覆う赤いフードを着用していて、顔を隠すように特徴的なマスクで顔を覆っている。身体にもいくつかの傷跡が見られ、戦闘では短い黒い鎌状の刃物、銃火器を用いる。


管理方法編集

属性ダメージE-Boxes悪い普通良い
RED4-6200-89-1617-20

職員ランク本能洞察愛着抑圧
1最低普通最低低い
2最低普通最低低い
3普通普通最低低い
4普通普通最低低い
5普通普通最低低い

クリフォトカウンター:3


このアブノーマリティは愛着作業が「依頼」に置き換わっている。


特殊能力編集

1.依頼を行うとエネルギーを対価に鎮圧に参加する


依頼を行うと、一定量のエネルギーを支払うことで敵対存在の鎮圧を代行してもらえる。

支払うエネルギーの量は危険度の高い存在ほど高く、具体的にはTETHが80、HEが120、WAWが160、そしてALEPHが200である(通常ZAYINランクの脱走アブノーマリティや敵対個体はmodを導入しない限り存在しないが、おそらく40だと思われる)。


2.クリフォトカウンターが0になると脱走する

カウンターは以下の条件で減少する

アブノーマリティ(罰鳥を除く)が脱走するとカウンターが1減少

大きくて悪いオオカミの作業直後の職員が作業を行うとカウンターが1減少

・一定範囲内で大きくて悪いオオカミが咆哮するとカウンターが0になる


作業結果によるクリフォトカウンターの減少は存在しないものの、他のアブノーマリティの脱走時に減少するため、他のアブノーマリティの脱走に乗じて脱走することがあることに注意。

また、下2つの減少条件を見てもらうとわかる通り、彼女は大きくて悪いオオカミとの因縁があり、その行動次第では彼女も連動して行動を起こす存在となっており、双方を収容している場合はより注意して管理する必要がある。

ただし、罰鳥についてはそちらの項目にもあるが、全アブノーマリティの中でも特に脱走しやすいため、除外されたと思われる。


脱走時編集

HPREDWHITEBLACKPALE
1000耐性(0.9)耐性(0.6)耐性(0.8)弱点(1.2)

彼女は脱走すると特定の職員または敵対存在をマークし、その存在目掛けて高速で移動し、同じ場所に着くと攻撃を開始する。マークされた存在の上には黄色い目のようなシンボルが表示され、その存在が死亡するか、職員の場合は別の収容室に入るかすると外れる。


依頼によるものである場合、その依頼対象にマークがつき、その存在が鎮圧されるとそのまま収容室に戻る。それ以外の場合は最初に遭遇した対象にマークがつき死亡などでマークが外れると別の対象にマークがつく。


彼女の攻撃パターンは以下の通りで、全てRED属性である。

  • 刃物による近距離攻撃:8~12(凶暴時 10~12)
  • 刃物による近距離連撃:8~12×2(凶暴時 10~12×2)
  • 刃物の遠投による遠距離攻撃:7~12(凶暴時 8~13)・この後しばらく下記の銃による攻撃のみ行う
  • 銃撃による遠距離攻撃:同じ場所の一直線上に15~20(凶暴時 変化なし)
  • 銃撃による遠距離連撃:同じ場所の一直線上に15~20×2(凶暴時 変化なし)

この凶暴時というのはオオカミの咆哮による脱走時またはそれ以外の際にオオカミに遭遇した場合になる状態で、この時赤ずきんの傭兵の周囲には赤い炎が燃え上がるようなエフェクトが生じ、オオカミを執拗に攻撃するようになる。オオカミが彼女以外の存在に倒されると、凶暴性が維持された状態で他の存在を襲い始めてしまう。


また、刃物による攻撃を受けた鎮圧対象には出血するようなエフェクトが生じ、大きくて悪いオオカミの収容室のある廊下を通ることでクリフォトカウンターが減少し、脱走の誘発を引き起こしてしまう。その他にも銃による攻撃を受けた際に3~15(凶暴時だと5~15)の追加ダメージが発生する。


はっきり言うと彼女はWAWの中ではかなり強く、一部のALEPHすら鎮圧してしまう程の強さなので依頼時は頼もしいかもしれないが、敵対時はかなりの強敵となる。

 まず攻撃速度が速く、出血時の追加ダメージもあるので結果としてDPSが高く、ミミックを装備した職員でも油断していると持ってかれかねない。

そのため鎮圧時はRED耐性の高い職員に向かわせ、HP管理を怠らないこと。REDシールドをつけておくのもあり。


そして何より問題なのが大きくて悪いオオカミと遭遇した時であり、両方が周りを巻き込みながら闘うので、オオカミが周囲のアブノーマリティのクリフォトカウンターを減少させる咆哮を使うことや、常に移動しまくる上にHPが一定量減る度にワープすることもあって施設全体が地獄絵図になりかねないため、なんとしてでも防ぐべきである。


EGO編集

武器編集

名称ランク属性ダメージ攻撃速度射程
紅の傷跡WAWRED11-13高速超近距離

特殊能力:

1.HPが半分以下で攻撃力が1.5倍になり、時々範囲攻撃を使用する

防具編集

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
紅の傷跡WAW耐性(0.6)耐性(0.6)耐性(0.6)弱点(1.5)

特殊能力:

1.鎮圧指示を出した際移動速度が1.3倍になる

ギフト編集

名称:紅の傷跡

部位:口1

効果:HP2、移動速度・攻撃速度4上昇


武器は彼女が持つ刃物と銃らしきもので、普段は刃物を使用するがHPが減少した際に威力が増加し、銃を用いて職員にも当たる範囲攻撃行うようになるため、複数の職員と一緒に鎮圧に当たらせる際は注意。

防具はPALE属性以外にバランスよく耐性があり、鎮圧時に移動速度が上昇する。


由来編集

赤ずきんの名は同名の童話に由来すると思われる。

話の最後に大きくて悪いオオカミと出会ったとき、彼女の物語に何らかのねじれが生じ、大きくて悪いオオカミは逃げ延び、彼女に傷をつけ、彼女へオオカミへの強い憎悪・殺意を固めさせた。

その後彼女はそれまでの生活を手放し、流浪の傭兵となるため、15歳を超えるまで定住せずに訓練をし、契約のために働いた。


赤ずきんがどこで発見されたのか、どのようにこの施設にたどり着いたかは不明である。

しかしおそらく施設に入る理由の一つは、オオカミに出会うことだろう。


私たちの戦いに勝利なんてないのよ。

あの野郎をどうやって殺すか、可能な限りの残酷な方法で殺してやるということばかり私は考えている。

だから祝杯なんてない。少しも喜ばしいことじゃない。

私が庭で花を摘む代わりに斧を磨くことに慣れたときには、私は15歳になっていたわ。


Library of Ruina編集

「赤い頭巾の傭兵」として言語の階1体目の幻想体として登場。

この幻想体バトルは勝利条件が特殊であり、敵対存在が全滅するか赤ずきんに「悪夢の中の狼」を倒させることが必要となる。

赤ずきんは基本狼を狙って攻撃するが、2幕毎に自分以外の相手に広域攻撃を使用する。

また、「怒りゲージ」というものが存在しており、これは狼に攻撃を与えるか攻撃を受けるかで上下する。怒りゲージがたまると怒り状態となり毎幕の始めにパワー2を得て広域攻撃を使用する。

悪夢の中の狼は赤ずきんを狙って攻撃し、3~4幕毎に自分以外の相手に広域攻撃を使用。この攻撃で赤ずきんがダメージを受けると怒りゲージが大きく上昇する。

体力が半分以下になると速度ダイスが一つ増え、毎幕広域攻撃を使用してくる。


さらには司書が狼を倒した場合、赤ずきんは「行き場を失った怒り」状態となる。この状態になると体力、混乱抵抗値が回復し、混乱耐性が強化。さらに毎幕始めにパワー5、クイック5を得て広域攻撃を司書に対して行う。


また狼が生存している状態で赤ずきんが死亡すると強制的に敗北となる。


攻略としては赤ずきんを守りながら狼に攻撃を与えること。狼の一方攻撃にならないようマッチして赤ずきんを補助することが重要となる。

基本的には両者からの広域攻撃に対応しながら狼を削っていく戦闘となるが、最終的に赤ずきんに狼のとどめを刺させる必要があるため体力調整が必要となる。また戦闘の仕様上長期戦になりやすい。


幻想体ページは「獲物」「復讐」「紅い傷跡」。

「獲物」は最初に攻撃した敵を標的とし、標的が付いた敵を攻撃するとダメージ量が上がるもの。一人にしか適用されないがシンプルなダメージ増加が見込める。

「復讐」は幕の開始時に前の幕で受けたダメージに比例してパワーを得るもの。回復が出来るデッキやページと組み合わせれば大きなメリットとなる。

「紅い傷跡」は幕の終了時の残り体力に応じてパワーを得るもの。ピンチの時に強いが回復ページと相性は悪い。


余談編集

ファイル内に存在するデザインによると彼女の頭巾とマスクで隠された素顔はオオカミの襲撃により、髪の毛どころか頭部の皮膚の大半が失われており、片方の目が潰れているという。


基本的には「姐御」や「姐さん」、「赤ずきんネキ」と呼ばれることが多いが、外見と依頼によるアブノーマリティの鎮圧という特性からか「アブノーマリティスレイヤー=サン」と呼ばれることもある。


関連イラスト編集

赤ずきんの傭兵赤ずきんの傭兵

悪と赤Lobotomy Corporationの『赤ずきんの傭兵』


関連タグ編集

Lobotomy Corporation/Library Of Ruina:登場作品

アブノーマリティ

大きくて悪いオオカミ:上記の通り彼女の因縁の相手

赤ずきん:元ネタとなる物語

バレッタ:「ヴァンパイアシリーズ」に登場する赤ずきんモチーフのキャラクターで、彼女も銃火器や爆弾などの武器を用いて戦う存在であり、こちらも元ネタではないかと言われている。

魔弾の射手:同作品に登場する他のアブノーマリティ(幻想体)の一体。

彼女同様愛着作業が依頼に入れ替わっており、エネルギーを支払うことで望む場所に魔弾を売ってもらうことが可能。また、彼女と共にファンからは格好良いアブノーマリティとして扱われている

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