ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

溶ける愛

とけるあい

溶ける愛とはゲーム「Lobotomy Corporation」に出てくるアブノーマリティの一種である。
目次 [非表示]

…そして私の愛する職員の皆さん。先ほどここに入る時に、支給されたマスクは着用しましたか?

(…and my dear employees, I do hope you all put on the gas masks we distributed to you before we enter.)


概要編集

少女の姿をしたピンク色の粘液の塊、要はスライム娘アブノーマリティ。内部名も"SlimeGirl"である。

このゲームのスポンサー「mul」氏のアイデアを元に作られたスポンサーアブノマでもある。

分類はD-03-109、危険度はALEPH。


管理方法編集

作業情報編集

属性ダメージE-Boxes悪い普通良い
BLACK4-10320-1011-2425-32

職員ランク本能洞察愛着抑圧
1低い普通低い最低
2低い普通低い最低
3低い普通普通最低
4普通普通普通最低
5普通普通普通最低

クリフォトカウンター:3


特殊能力編集

抑圧以外の作業を行うとハートを付与

抑圧以外の作業を最初に行った職員は粘液のハートを付与される。ハートを付与された職員は「D-03-109-1」(内部名"Lover"に基づき、以下『恋人』と表記)と呼称される。このハートは1人だけに付与され、『恋人』が死亡するか一日が終了すると消滅する。

『恋人』は作業成功率が5上昇し、さらに15秒ごとにMPを30回復し続ける。

だが同時に『恋人』は10秒ごとに粘液を放出し、同室内にいる職員に25%の確率で感染させる。粘液に感染した職員も他の職員と接触すると25%の確率で粘液を感染させる。感染した職員は「D-03-109-2」(内部名"Pawn"に基づき、以下『手先』と表記)と呼称される。

『手先』は一定時間が経過すると、粘液に全身を飲み込まれて溶ける愛の眷属となり、他の職員や敵対対象に襲いかかる。その迫真の変貌ぶりは必見。


つまり施設内でパンデミックが発生する

『恋人』や『手先』を少しでも放っておくと爆発的に感染拡大し、部門があっという間にスライムだらけの地獄と化してしまう。


・クリフォトカウンターが0になると脱走する

カウンターは以下の条件で減少する。増加する条件はない。

1.作業結果が普通以下でカウンターが1減少

2.『恋人』が抑圧作業を行うとカウンターが1減少

3.『恋人』が死亡するとカウンターが0になる

4.溶ける愛が収容されている部門の職員が半数以上眷属となるとカウンターが0になる


つまり作業結果が良好でないとクリフォトカウンターが減り続けるため、クリフォト暴走が免除された部門で放置しない限り脱走を防ぐのは難しい。



収容違反編集

リクボ溶け愛ちゃん

溶ける愛

HPREDWHITEBLACKPALE
約1500吸収(-1.0)普通(1.0)弱点(1.5)耐性(0.8)

いくつもの骨が浮かぶずんぐりとした粘液の塊に変化。両腕こそあるがそれ以外の面影は無くなる。

並程度の速度を持って施設内を徘徊し、敵対者を見つけると攻撃。

腕を叩きつける近接攻撃(15~25のBLACKダメージ)の他に、粘液を発射する遠隔攻撃(25~45のBLACKダメージ)を持つ。この遠隔攻撃を受けた相手はさらに10秒間、2~3のBLACKダメージを継続的に受け続ける。


ぶっちゃけALEPHにしては弱い。

近接攻撃は言わずもがな、遠隔攻撃はWAWだとしたらやや強いといった程度の火力で、エージェントを即死させるなどの圧倒的な制圧力を持っているわけでもない。

一応スリップダメージ付きだが、ダメージ量が少なく間隔も長いため再生炉の回復が十分間に合う。攻撃速度もそれほど高くなく、盲愛様よりややマシ程度。

耐久面もRED吸収である以外は素直な耐性値をしている(ただ、ありふれた攻撃属性であるREDを吸収されてしまうため序盤で来た場合はさすがに詰みかねない)。

HPもWAW程度といったところでさして高くない。


ただし、彼女の鎮圧において敵対する相手は彼女だけではない

前述の『手先』はもちろんのこと、『恋人』も眷属に変異して襲いかかってくるのだ。


眷属「D-03-109-1」編集

HPREDWHITEBLACKPALE
800吸収(-1.0)普通(1.0)脆弱(2.0)耐性(0.8)

『恋人』が溶ける愛の脱走と同時に変異する眷属。

骸骨を包みこんだ大きな丸い粘液の塊。危険度はWAW。

溶ける愛に付き従い、敵対者を見つけると素早く近づいてきて12~20のBLACKダメージを与えてくる。

これだけにあらず、このD-03-109-1を倒すと溶ける愛が憤怒状態になり、HPを全回復した上で5~15ポイントほど攻撃力が強化される。『恋人』の死亡によって脱走した場合も憤怒状態になる。


眷属「D-03-109-2」編集

HPREDWHITEBLACKPALE
200免疫(0.0)普通(1.0)脆弱(2.0)耐性(0.8)

『手先』が変異した姿。さらに収容違反中は溶ける愛の攻撃で死亡した職員もこれに変異する

D-03-109-1と同じ姿だが一回り小さい。危険度はHE。

ゆっくり近づいてきて6~12のBLACKダメージを与えてくるだけだが、収容違反時にはD-03-109-1と同じく溶ける愛に付き従い鎮圧を妨害するほか、溶ける愛のHPが減ってくるとD-03-109-2を吸収してHPを200回復してくる。



対策編集

こちらの職員を変異させて眷属を作りながら数の暴力で襲いかかってくるので、長期戦になるとどんどん不利になっていく。

弱点のBLACK属性武器を持たせた職員を派遣しよう。間違ってもRED属性武器持ちは入れてはいけない。また敵の攻撃は全てBLACKなので、耐性装備も忘れずに。


憤怒状態を避けるため、D-03-109-1を倒さないように溶ける愛に攻撃すること。眷属達は溶ける愛が鎮圧されると同時に死亡するので最悪無視も可能。あと変異していない『手先』が残っていると感染拡大が止まらないので処分を忘れないように。

溶ける愛自体の戦闘能力が高くないため、熟練エージェントが生きていれば眷属達が束になって襲ってこようとも十分鎮圧可能である。条件4で脱走した場合は・・・。


RED吸収を利用して、RED攻撃のみの強敵にぶつけて鎮圧させ、残った溶ける愛をエージェントで鎮圧するというテクニックも可能。


感染防止対策編集

以上は戦闘時の注意点だが、溶ける愛を安定して収容するにあたって一番重要なのは感染を抑えることである。溶ける愛の脅威はあくまでパンデミックであり、単体での収容違反ならそこまでの危険性はなく、収容違反自体も比較的制御しやすいからだ。


・『恋人』を隔離してしまえば感染は拡大しない。

つまり溶ける愛を収容している部門内のオフィサーを全員始末して、『恋人』一人だけの環境を作れば良い。

オフィサーの処分方法は処刑弾や魔弾などの他に、わざと感染させて(元)同僚同士で戦わせ『手先』だけになったところをエージェントで鎮圧する方法もある。

ただし同士討ちは、2区画に分かれている中央本部でない場合は条件4を満たす可能性が高い。また処刑弾を使わない場合、他に収容している死者数に反応して脱走するアブノーマリティへの対応策を事前に用意しておく。

隔離が終わったら『恋人』にひたすら愛着作業をさせよう。自制が高い職員に、脱走時の対策としてBLACK耐性装備とBLACK属性武器を持たせると良い。

『恋人』が眷属にされないようクリフォトカウンターの値には気を配るべし。1になったらすぐに業務完了し、翌日の最初に抑圧作業をすることで眷属を出さずにカウンターを戻して安全に愛着作業へ戻ることができる。


・そもそも『恋人』がいなければ感染は起こらない。

抑圧作業だけしていればハートは絶対に付与されないので、確実に溶ける愛を単騎にできる。

作業結果は悪い連発でエネルギー収集もE.G.O製造もままならず、さらに職員の作業ダメージが嵩むため耐性防具必須、と旨味はほぼなくなるが・・・どうしてもクリフォト暴走放置からの脱走を防ぎたいなら。


・『恋人』の感染能力を喪失させれば拡大しない。

『恋人』が「制御不能状態」になると他職員への感染および収容違反時の眷属化が無効になり、バフだけを享受できるという隠れ特性がある。ただし『恋人』が再び溶ける愛に抑圧以外の作業を行うと効果が復活するので、E.G.Oを製造したい場合はやはり『恋人』役は専属になる。

クリフォトカウンターを戻す際は日を跨ぐ必要はなく、1になったら無効化を施して抑圧作業をすれば良い。

無効化手段のおすすめは皮膚の予言だが、『恋人』扱いから外れるわけではないため、パニックになると即死して収容違反を誘発する点には注意。


といった感じで封じ込めはできる・・・のだがぶっちゃけどれも面倒くさく、そのわりに職員の育成には使えないため、E.G.O製造後は放置されがち。



E.G.O編集

武器編集

名称ランク属性ダメージ攻撃速度射程
Adoration (ラブ)ALEPHBLACK22-44低速長距離

エージェントランクⅤ・自制ランクⅤで装備可能。


容器に入った粘液をぶちまける。分類上は特殊武器になるようだが、離れた相手に粘液を浴びせてダメージを与える飛び道具に近い性質を持つ。

溶ける愛の遠距離攻撃と同じようにBLACK属性のスリップダメージ効果があり、さらに命中した相手の移動速度を3秒間30%ダウンさせる。

ダメージは高いものの攻撃速度が低くて弾速も遅いため、火力面では同ランクと比べてやや控えめな性能。射程とデバフを活かした前衛の支援がメインとなる。

ちなみに使用者が粘液に触れた場合、異常を訴えるだけでは済みそうにないというトンデモ欠陥兵器だったりする。で、味は?


防護服編集

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
Adoration (ラブ)ALEPH耐性(0.3)耐性(0.6)耐性(0.3)普通(1.0)

エージェントランクⅤ・勇気ランクⅤで装備可能。

粘液をそのまま成形したようなスーツ。……着て大丈夫なのだろうか。着心地は悪くなく勇気をもらえるとのことだが、着慣れすぎると貼りついて脱げなくなるらしい。

特にREDとBLACKに強く、試練で出てくる敵のほとんどに対処しやすくなる。WHITEもある程度防ぐうえ、PALEに弱くならないのも優秀といえる。


ギフト編集

名称:Adoration (ラブ)

部位:頭部2

効果:HP・MP10上昇、作業速度・作業成功率5低下


粘液でできた蝋燭。

防護服と同時に装備すると、HPが20%未満の時に10以上のダメージを受けるとRED属性シールドを貼る特殊能力が追加される。しかし条件が限定的なうえ、シールドが発動していると装着者の移動速度が半減するデメリットもあるため使いづらい。



ストーリー編集

元はとある研究所の実験で生まれた失敗の産物。(エンサイクロペディアから察するに生物実験であったらしい)

マリーという名前の職員が桃色のスライムを発見し、これを脅威と見なして隔離した。しかしマリーはその子供の姿をしたスライムを過去に亡くした弟と重ねたために愛着を感じており、スライムもマリーに深い愛情を示していた。

あるときマリーの精神汚染値が急激に下がったことを受けて、他の職員はマリーをカウンセリングルームに隔離し、問題を解決するまで管理を割り当てられない状態にした。一方スライムは実験を受ける前の記憶に関して「この会社から脱出しなければならない」ということだけは本能的に覚えており、マリーがぱったり来なくなった不安も相まって、「彼女と共に」会社を脱出しようと意思を強くした。

その頃マリーはカウンセリングで自分のことを打ち明けたが、その途中でスライムに変貌。生前に彼女と接触した職員をスライムに変えながらアブノーマリティの元へ向かい、職員を攻撃し始めた。


二人の絆はより強いものになりました。

互いが互いを心から愛した、珍しい事例でした。



関連タグ編集

LobotomyCorporation:登場作品

アブノーマリティ ALEPH

スライム娘 異種間恋愛

【スライム娘】リン スー

…別作品の一途な愛を求める同胞(?)

ただ、溶ける愛のような惨状は今の所は起こっていない。

関連記事

親記事

アブノーマリティ あぶのーまりてぃ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2140008

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました