曖昧さ回避
- 「生命の樹」の部位としてのビナー→ビナー
- ゲーム「ブルーアーカイブ」のビナー→ビナー(ブルーアーカイブ)/デカグラマトン
- ゲーム「モンスターストライク」のビナー→ビナー(モンスト)
概要
ゲーム「Lobotomy Corporation」「Library of Ruina」の登場人物。
10月7日生まれ。身長174cm。
人物
Lobotomy Corporation
10人いる「Sephirah」と呼ばれる人工知能(A.I.)のうちの1体。
抽出チーム担当。黒髪で、もみあげに黄色のメッシュがある女性。
酷い猫背で、表情も殆ど変わらないダウナーなタイプ。物語の根幹に関わる発言を繰り返している……のだが独特のしゃべり方のせいで分かりにくい。
迂遠な上に世界観等の設定を説明もなしに語るスタイルはビナー語と呼ばれることも。
存在自体がネタバレに近いので検索時は注意する事。
研究内容は、E.G.O関連の強化。E.G.Oの収集のために役に立つ研究である。
Library of Ruina
CV:森千晃(日本語吹替版) / キム・ボナ(原語版)
哲学の階の担当司書。前作より髪が大分伸びている。
詩文の引用や比喩などを多用するやたら難しい言葉を使う話し方は健在。紅茶を好む。
他人が苦しむ姿に愉悦を覚えるドS。
主人公であるローランの事を一方的に知っている、というか気に入っており、やたらと紅茶を勧めてくる。
関連イラスト
Lobotomy Corporation
Library of Ruina
関連タグ
ネタバレ注意
Lobotomy Corporation
- 経歴について
一応は人工知能だが、ビナーにもやはりモデルとなった人物が存在しており、人格や記憶等はそのモデル……生前のものを引き継いでいる。
ビナーの元となった人格は「ガリオン」という女性。
世界を支配している「頭」なる存在の実働部隊「調律者」の一人であり、ロボトミー社の前身である外郭の「研究所」を襲撃した張本人。
この襲撃によって関係者のほぼ全員が亡くなっているため、ガリオンは事実上「研究所」こと「旧ロボトミー社」に引導を渡した人物である。
幼い頃からまともな人間が感動するようなものには何も感じず、他人が苦しみ崩れ去る様に愉悦を覚え、満たされるという破綻者。
「研究所」を襲撃した際も、アブノーマリティと「爪」をたった一人で鎮圧した用心棒「赤い霧」を上記の残虐性によって片目と片腕を奪う重傷を与えて甚振る悪辣さを見せたが、そこでガリオンは彼女の持つ「守る意思が生む力」を侮っていた。
結果として上記のまともに戦えるような状況にない赤い霧は互角にガリオンと渡り合い、自身の命と引き換えに致命傷を与えるまでに至った。
赤い霧の活躍によって逃げ延びることのできた二人…AとBは生き残りがいないかを探す過程で、力尽きた赤い霧と瀕死のガリオンを発見。
そこでAは状況を打破すべく、常人ならまず選ばない選択をした。
それはガリオンの脳を生きたまま取り出して情報を吸い出し、再び「頭」に排除されるのを回避する方法を模索することだった。
そうして、情報を吸い出された後にセフィラとして改造を施され今へと至る。
セフィラコア抑制
WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING
ビナーのコア無力化
調律者が目を覚まします
WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING
暴走したビナーはXを試すがごとく、あるいは途中で折れて絶望するさまを望むように無慈悲に襲いかかってくる。
ビナー本人がALEPHクラスの敵性存在「調律者」として、かつてロボトミーを襲った時の姿で再び現れる。
かつて同様、成功率の下がる特殊なクリフォト暴走を発生させたり攻撃や移動で通常のクリフォト暴走を引き起こすことで、アブノーマリティを次々と脱走させるように仕向ける戦法を取る。
かといって本人が弱いかというと別にそんなことはなく平気で出会った職員はガンガン叩き潰しにかかる。
赤い霧と似ているが、常に全域に黒い槍や波を使った攻撃を仕掛けてくるため安全地帯はない。
攻略ポイントは、「速やかにビナー本人を倒すこと」「隙を見せないこと」。
何度もアブノーマリティの暴走を対処させられているままだといつかは作業漏れや間に合わなくなり破綻し壊滅する。彼女の引き起こす特殊な暴走を抑えることで隙が生まれるため、その間に総攻撃することで速攻で片付けるのが得策。
ビナー本人が言っている通り、逃げる相手を追い回したり格下を踏み潰すのはビナーの得意分野である。むしろ赤い霧のような規格外によって速やかに倒すのが良い。
また、アブノーマリティの脱走に特化した能力を持つ関係上、彼女との戦いでは脱走時の被害が大きかったり手順が煩雑な「管理の難しいアブノーマリティ」や死亡数に反応するなど「緊急事態に脱走しやすいアブノーマリティ」の収容は自殺行為に等しい。その周回で彼女を倒す気でいるならば、なるべく管理が楽な体制を整えておくことが攻略への近道となる。
「これだけ出来るのなら、見守る価値はありそうだな」
撃破後、彼女は上述した自身の本性を語り、常人にはできない選択で自身をこの場に堕としたAのことを同類だと評する。
そして、いつかは「頭」に踏み潰されるのは変わらないとしつつも、変わらないのであればその行く末を見守ることを伝える。
そして、破綻した世界で恐怖を受け入れず狂気に飲まれた自分のことを語り、同じようにならないように「鎖を断ち切り、恐怖と向き合う眼」を以て向き合うことを忠告するのだった。
私がなぜここまで残忍になれるか教えてやろうか?
人間はみな、不安を抱えながら生きている。
それは未知の領域に対面した時に感じる当然の対価だ。
しかし、私はこの世界で生き残るために、その恐怖を受け入れず、私自身を飲み込んだ。
それが私が犯した最初で最悪の悪行なのだよ。
後悔はしない。生きるための選択だからだ。
貴様も同じではないかね?
私の頭をバラバラに分解していた貴様の表情で分かったのだよ。
仕方なかったと言うかも知れないが。
そろそろ忘れていた恐怖に向き合ったほうがいい。
この鎖を断ち切りたければな。
Library Of Ruina
- 調律者の力
彼女の担当する「哲学の階」解放時点では彼女は戦闘に使用できない仕様となっている。
使用可能となるのは因縁のある「赤い霧」の接待。この接待をクリアすることで他の接待でも使用可能となる。
変更不可の専用コアページとデッキを装備しており、帰属しかできない特殊仕様となっている。
性能は本来より劣化していることが示唆されながらもそれを感じない超高性能。
パッシブで手札が枯渇せず、バトルページも全て必ず先手が取れる遠距離攻撃となっており、光回復+火傷と出血を足して2未満で割ったデバフ「妖精」を付与する「劣化した妖精」、高めの出目に速度ダイス封印付きの「劣化した鎖」、ダイス再使用不可効果と防御ダイスで安全にマッチしつつ「妖精」を付与する「劣化した柱」など強力なものが揃っている。
敷いて言えば光回復が弱めなので、帰属の際にはそれらを補うとより安定して運用できる。
また、コスプレが嫌とでも言うのだろうか上記の特殊仕様の関係で他のコアページの見た目への変更は、MODも含めて断固として拒否される。
一応、前作で言うギフトにあたる戦闘表象やE.G.Oページ使用時によるものは受け入れてくれるのだが。
メインストーリーの最後の接待では劣化が解除されたフルパワー状態で加勢してくれる。
元々強かったバトルページが更に強化されている上、それに伴ってエフェクトなどもかなり派手となっている。