曖昧さ回避
- 「生命の樹」の部位としてのゲブラー → ゲブラー
- 「ブルーアーカイブ」のゲブラー → ゲブラ(ブルーアーカイブ)/デカグラマトン
概要
ゲーム「Lobotomy Corporation」、「Library of Ruina」の登場人物。
誕生日は4月24日、身長181cm。
人物
Lobotomy Corporation
10人いる「Sephirah」と呼ばれる人工知能(A.I.)のうちの1体。
懲戒チーム担当。赤色の長髪で、顔に傷がある女性。
赤いライダースーツのようなぴっちりした服装を着ている。エロい。
戦闘狂のような言動で、戦闘を嫌う発言を軟弱者と切り捨てる。
アブノーマリティのことを憎んでおり、セフィラとしては珍しく自身がアブノーマリティの制圧に率先して出撃している。
研究内容は、対アブノーマリティ弾の解禁とウサギチームの解禁。脱走したアブノーマリティを収容室に叩き返すときには大いに役に立つだろう。
Library of Ruina
CV:石井未紗(日本語吹替版) / チョン・ユジョン(原語版)
言語の階の担当司書。顔面が傷だらけの女性。
前作の荒々しい言動は鳴りを潜め、クールな姉御として振る舞う。
身長は181cmとケセド、ホクマーと並んで司書の中では大柄。
凶暴そうな見た目に違わぬとんでもない戦闘能力の持ち主で、ゲーム終盤では実質的に図書館の用心棒的扱い。また、彼女のみ特殊なコアページを使用できる。(誰が呼んだか肉体言語の階。)
愛煙家でよくタバコを吸っているが、ところかまわずタバコを吸いまくる(&煙をまき散らす)のでローランにはひそかにウザがられている。
関連イラスト
Lobotomy Corporation
Library of Ruina
関連タグ
以降、ネタバレ注意
Lobotomy Corporation
- 経歴について
元となった人格は「カーリー」という女性。
都市で活動するフィクサー(便利屋)の中でも「赤い霧」という色にまつわる称号を与えられた伝説レベルのフィクサー。
ロボトミー社の前座である「研究所」にて研究を主導していた「カルメン」という人物によって用心棒としてスカウトされ、それに応じる形で接点を持った。
カルメンが彼女を雇った理由は強さではなくその内にある「優しさ」。
カーリーが世話になったことのある老婆が死んだ際、葬儀代を出した上でその葬儀に参加したことを知ったカルメンはその「優しさ」が皆を守ってくれる力になることを期待したのである。
そうしてスカウトされて以降、その期待に応えようと彼女なりに最善を尽くしていたが、外郭の研究所を取り巻く環境は悪化の一途をたどった。
それによって心が折れた一人が都市を支配する「頭」に外郭の研究所で行っていることの全てを報告したことで、それを看過できないと判断した「頭」は排除のための実働部隊である「調律者」と「爪」を派遣。
事前に情報を得た「調律者」は外郭の研究所にいた怪物…アブノーマリティを「特異点」と呼ばれる力を使って解放。
パニック状態となった人員を恐ろしく効率的に始末していった。
カーリーが駆けつけた頃には既に壊滅同然の状態であったが、それでも僅か人員を守るためにアブノーマリティと爪2体と調律者すべてを相手に戦い、アブノーマリティと爪2体を撃破。満身創痍の身体ながら調律者にも致命傷を与えて相討ちに持ち込む想像を絶する戦い振りを見せたが、それでも彼女が守りたかった「研究所」は崩壊を免れなかった。
セフィラコア抑制
WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING
ゲブラーのコア無力化
赤い霧が帰ってきます
WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING
そうして結局守ることができなかったという後悔とそれによる怒りはセフィラとなった今でも自身を蝕んでおり、行き場の無い怒りをアブノーマリティに対してぶつけていた。
そのことを呆れ半分で因縁のあるセフィラに指摘されたことでそれは爆発。怒りに支配された彼女をプレイヤーであるXは止めなければならない。
ゲブラーの全盛期、赤い霧……の弱体化版が登場する。これを倒すのが目標。
複数のALEPH相手に単独で戦い制圧した上でビナーを相打ちにまで持ち込んだ怪物染みたスペックを体感することになる。
「E.G.Oの本当の使い方を見せてやる」との発言の通り、複数のE.G.Oを職員では絶対マネできない形で使ってくる。というか平気でE.G.Oを投げるな。
更に何度か倒してもそのたびに体力が全回復し、再起動を果たす。
攻略ポイントは、「恐れずに立ち向かう事」「赤い霧は相手も見ずに暴れているだけ」。
彼女が守ってきたものを、彼女の手で壊させてはいけない。
赤い霧は殆どの状態でメインルームで暴れているが、逆に言うとメインルームに入らなければ全く手出しはされない。
加えて武器を振る際も狙いを付けているのではなくただ振り回しているだけ。形態が進むたびに火力は青天井に上がっていく反面、攻撃はどんどん隙だらけとなり遠距離で一方的に攻撃できるタイミングすらある。
「ああ...壊れていく...だが、この体が粉々になろうとも、もう武器は離さない...」
撃破後、彼女は自身の本音を語ってくれる。
自分ができるのはただ邪魔者を排除し、叩き潰すことだけだったからカルメンに頼られたとき、自分にも人の役に立つことができる誰かを守ることができると本当に嬉しかったと。だからこそ、守れなかったことが苦しかったのだと。
でも、Xが止めてくれたおかげで全てを守れなかったわけでは無いことに気づく。
自身の戦いで逃げ延びることができたAとBのおかげでロボトミー社に確かに「研究所」の…「カルメン」の意思は継がれていた。
だからこそ、自分にも「守り抜く勇気」があったのだと悟ることができたのであった。
ハッキリとした理由も分からないまま、私はいつも怒りに満ちていた。
何か重要なことを見逃してる気がしたが、それが何かは分からなかった。
貴様も見たとおり、見当違いの方向で私はその怒りを解消していた。
だが、目的もなく放出される狂気は、消えることはなかった。
貴様が私を止めてくれなかったら、それは膨らんでいったまま、私自身もそれに食われただろうな。
…我々は最初に戻ることはできない。
あまりにも多くの状況が変わってしまったからだ。
だが、貴様が私を止めてくれたおかげで、少なくとも彼女との約束を守れたんだ。
だから貴様も思い出すんだ。
彼女は、貴様が罪悪感で苦しむことより、残った者たちを守り抜くのを望んだはずだ。
Library Of Ruina
カーリーがロボトミー社の前身の外郭の研究所に雇われた時は2級フィクサーだったこと、そのべらぼうな強さながら護衛専門であることが担当地区の方角が違うローランの耳にも入っていたことが語られた。
- 「赤い霧」の接待
ゲーム終盤「都市の星」のシナリオの一つで、図書館に対して暗躍を続ける特色「青い残響」を誘き寄せるタネとしてロボトミー社の記録から再現した「赤い霧」を接待することとなる。
前作でも嫌というほど実感させられた強さはこちらでも健在。
最低値の速度ダイスを∞に変えるパッシブ「最強」でマッチ制御を困難にし、安易な一方攻撃は反撃ダイスを追加するパッシブ「反撃」で返り討ちにしてくる。
バトルページも厄介で、主力の「縦斬り」「横斬り」「突き」は一定以上ダメージを与えるとページドローや光回復を行って同名ページのコストを下げるためどんどん手がつけられなくなっていく。
その他もパワー獲得の「気合い」、混乱か撃破で再使用する「突進」、高い出目に他の速度ダイスにセットされたページを破壊する必殺技「大切断-縦」と強力なもの揃い。
HPを350まで削ると「E.G.O発現」状態となり常時威力が+2される他、その状態でこちらが倒されるとその数だけさらに威力がプラスされてしまう。
さらにこの状態で使ってくる広域攻撃「大切断-横」はその時点でまともに防げるページが殆どないほどの威力を持っており、一気に崩される危険性を秘めている。
攻略のコツは「相手のペースを崩すこと」。
「揺らぎ」を持っていない「赤い霧」は「縦斬り」「横斬り」「突き」のコスト軽減に大きく依存しているため、追加攻撃を防ぎ続けることで満足に動けない状況を作り出すことができる。
「E.G.O発現」状態に関しても強力な反面、1幕の間に40ダメージ与えられないと大きな混乱ダメージが発生する上に混乱するとしばらく解除されるという弱点があるため満足に動けない状況を作り出していれば簡単に解除ができる。
また、1舞台で仕留められなくとも開幕は「E.G.O発現」状態ではないため開幕にのみ特大のバフが乗る「終止符事務所」の遠距離攻撃連打の階層を用意しておくことで残ったHPを強引に削り切ることが狙える。
手に入る「赤い霧のページ」はゲブラーの専用装備となっており、バトルページに関しても全て専用となっている。若干仕様は異なるがE.G.O発現も使用可能。
「赤い霧」としての力を存分に振るうことができ、一躍攻略の主力として活躍する。