大鳥(LobotomyCorporation)
おおとり
『怪物』は存在しないと結論づけた。
(A month later, we came to this conclusion: There was no such "beast" in the forest.)
大きく黒い体と無数の黄色く光る大きな目を持つ鳥形のアブノーマリティ(幻想体)で、その手にはランプが握られている。
その姿は人によっては不気味にも可愛らしくも見えるという。
分類はO-02-40、リスクレベルはWAW。
作業情報
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
BLACK | 2-6 | 20 | 0-7 | 8-13 | 14-20 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 普通 | 低い | 普通 | 低い |
2 | 普通 | 低い | 普通 | 低い |
3 | 普通 | 低い | 普通 | 最低 |
4 | 普通 | 低い | 普通 | 最低 |
5 | 普通 | 低い | 普通 | 最低 |
クリフォトカウンター:5
特殊能力
- 作業結果が良い場合カウンター1回復
- 作業結果が悪い場合カウンター1減少
- 職員が5人死亡するとカウンター1減少
- レベルⅡ(Second Trumpet)以上の非常事態が発生するとカウンターが0になる
- クリフォトカウンターが0になると脱走
管理方法は職員の死亡が関係しているため、頻繁に脱走し得るアブノーマリティである。
ただしカウンターを回復させる手段はあり、条件も「作業結果良いを出す」といったそこまで難しくはないものなので、職員の死亡数に反応する他のアブノーマリティと比べるとまだ良心的。
基本的には処刑弾が開放されているならば活用してオフィサーを減らしておくべし。
ただし、上記の通りレベルⅡ(Second Trumpet)以上の非常事態である場合は現時点のクリフォトカウンターにかかわらず脱走する特性があり、その際に鎮圧してもレベルⅡ以上の非常事態が続いている限り何度も脱走してしまうので注意。
この特徴を持つアブノーマリティは他に1体のみである。
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
1600 | 耐性(0.8) | 弱点(1.2) | 耐性(0.5) | 弱点(1.5) |
脱走時は大鳥のいる部門は停電状態に陥り、照明が消えて暗くなる。
大鳥は定期的に手に持つランプを揺らして最も勇気ランク又はHPの低い職員にマークを付ける。
このマークは時間経過で3段階に変化し、マークが付与された職員はダメージを受けなくなる。
マークは大鳥のいる部門から出れば解除可能だが、マークが付いたまま40秒放置していると魅了状態となって指示不能となり、大鳥の元に向かっていく。
魅了状態かどうかに関わらずマークのついた職員が大鳥の元にたどり着くと大鳥の目が赤くなり、頭を食いちぎる形で即死させる。
部門内に職員がいない場合は、別の部門に移動する。
マークの付与の間隔と魅了されるまでの時間はわりかし長いが、鎮圧中の職員(特に近距離攻撃の武器を装着している職員)にマークがつくとマークがついた直後大鳥と接触→即死ということが発生し得るため油断はできない。
安全な攻略法としては、大鳥がこれ以外の攻撃手段を持たないことを利用して大鳥のいる部門内のマークがつく職員を把握した上でその職員を他の部門への移動口に近い位置に配置し、マークが付けられた直後に部門間を往復させることで攻撃している他の職員にマークがつくことなく鎮圧することが可能。
ただし、他のアブノーマリティなどが脱走している状況ではこの方法は難しく、他に注意を向けている間に職員が数人ほど噛み殺されていることも多いため注意。
ギフト
名称:ランプ
部位:頭2
効果:HP・作業速度・作業成功率が3上昇
武器はランプのような形をしたハンマーで、攻撃時に相手BLACK耐性を一時的に低下させるので、他のBLACK属性武器持ちの職員と組ませて鎮圧に参加させると鎮圧の効率が上昇する。
防具はWAWランクのものの中では最も高いBLACK耐性(WAWランク防具で同じBLACK耐性を持つものは愛と憎しみの名のもとにのみ。しかし、こちらはPALE耐性が脆弱(2.0)である)を持ち、後半にBLACK耐性が特に重要になる傾向のあるこのゲームにおいては汎用性の高い防具となっている。
かつて、「黒い森」と呼ばれる場所で罰鳥、審判鳥と共に怪物から森を守ろうとしていた。
ある時、森の住人に「見張っていない時に何か起きたらどうするのか?」と聞かれたために、自分の羽を全て使い、永遠に消えないランプを作り出した。そのランプを使い、何でも見通す無数の目で夜の森を徘徊していた。
そのおかげで怪物の被害は減ったが、大鳥はそれでも怪物の手によって死んだ生き物のことが気がかりだった。
最終的に、「自分が先に殺すことで怪物から救う」という考えに至った。大鳥は森の住人の頭を噛み切って殺害することで、怪物から「救った」と考えているようである。
というのも、大鳥は「死」という概念を理解しておらず、自分の手で「殺す」ことでその生き物が「死ぬ」とは思っていないらしい。
ある時から、「大鳥が常に森を見張っているから全然自由でない。」と言われ、周りから恐れられるようになった。
やがて大鳥達は森の守りを確固たるものにするために、ある策を講じた。
……その後、どのようにして彼らが収容されたかは不明である。
また調査によると、「人間を誘う怪物」は存在しなかったようだが…
大鳥は哲学の階の1体目の幻想体として登場する。
幻想体バトルでは大鳥は取り巻きとして「目玉鳥」を2体引き連れている。
大鳥は3幕ごとに「眩惑」というページを使い、司書を魅了状態にし、その次の幕に「救い」という強力な反撃ページを使う。
そのまま放っておくと魅了状態の司書はこのページに自動的にマッチしてしまい、反撃ページ発動時に即死してしまう。
攻略法としては、この時他の司書に「鳥籠」というページが渡されるので、このページで魅了状態の司書に対しマッチを取りに行くことで大鳥とのマッチを防いでいくことになる。
通常時大鳥は高い耐性を持つが、取り巻きである目玉鳥を倒すことで手に入る「子守唄」を使うことで大鳥を混乱状態にし、その間に総攻撃を加えることが攻略の鍵となる。
攻略後に手に入る幻想体ページは「監視する目」、「永遠に燃えるランプ」、「救い」の3枚である。
「監視する目」は崩壊ページで、使用時に付与した司書の光を全回復し、それ以降は他の1名の光が回復しない代わりに付与した司書の光の回復が1増えるもので、光が回復しない司書が出てくる故上手く扱うには全員のデッキを調整する必要がある。
「永遠に燃えるランプ」は付与した司書が速度関係なしにマッチを取れるようになるもので、これにより相手の厄介なページを一人の司書に集中させるなどの戦術が可能。
「救い」は付与した司書より相手の速度が高い場合に威力が1上昇し、相手のHPが4分の1以下である場合はマッチ勝利時に相手のダイスを全て破壊するもので、そのままでは速度の関係上上手く効果を発動できないものの、上記の「永遠に燃えるランプ」と併用することでかなり効果を発揮するようになる。
実はこのキャラは本作のために描かれたわけではなく、デザイナーを探していた開発スタッフの目に留まり起用されたキャラであるというSCP FoundationにおけるSCP-173と似たような経緯でできたキャラとのこと。
この作品のトレーラー動画にも多数出演しており、憎しみの女王共々看板アブノーマリティ扱いされている。
よく見ると、大鳥の目のうち一つ瞳孔のない瞳があるが、これは審判鳥から受け取ったものだと言われている。
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『てんしょう しょうてんしょう』✕『LobotomyCorporation』の『黒い森の物語』(と『異常者の愛』風味が私の中でほんのり)のクロスオーバー・ダブルパロディー(もしくは、『てんしょう しょうてんしょう』の歌詞に『黒い森の物語』をおとし込んだ)小説(『SS』?)です……………!!!!! 『鳥』で無く『獣(哺乳類)』になっておりますが、 悪しからず……………。 『てんしょう しょうてんしょう』原作者様のpixivページ→https://www.pixiv.net/users/9136834 『てんしょう しょうてんしょう』YouTube公式MV→https://youtu.be/WhRBeW8IOgs 『黒い森の鳥たち』アニヲタウィキ→https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46005.html4,890文字pixiv小説作品