曖昧さ回避
- アメリカ出身のミュージシャン、ジャズピアニスト。→スキャットマン・ジョン(Scatman John)
- 同氏が発表した楽曲。→Scatman(Ski Ba Bop Ba Dop Bop)
スキャットマン・ジョン(Scatman John)
本名:ジョン・ポール・ラーキン(John Paul Larkin)。
アメリカ合衆国カリフォルニア州エルモンテ出身。1942年3月13日生まれ。
幼少時から吃音症に悩まされ、言葉に代わるコミュニケーションの手段として14歳の頃からジャズピアノを始める。その後紆余曲折を経てベルリンに移住。とあるホテルでピアニストとして契約した際、妻のジュディがホテルのエージェントに手渡した彼の音源がエージェントの提案で日の目を観る事となり、52歳で歌手としてメジャーCDデビュー。
メジャーデビューアルバム『Scatman's World』は日本やヨーロッパ諸国など全世界で600万枚以上を売り上げ、各国のチャートでNo.1を飾る。自身の障害である吃音症を逆手に取った、模倣が困難なスキャットを駆使し、唯一のジャンル『テクノスキャット』を開拓した。
ちなみにアルバムの売り上げは英語圏より日本の方が高く、156万枚のミリオンセラーを記録している。
親日家としても知られ『Su Su Su Super Kirei』『ICHI, NI, SAN…GO!』など、日本語を歌詞に取り入れた作品も多い。その他、グリコ乳業のプッチンプリンやカネボウ化粧品のテレビCMに出演したことも。
1999年12月3日没。享年57歳。死因は咽頭癌だった。
Scatman(Ski Ba Bop Ba Dop Bop)
スキャットマン・ジョンが1994年に発表したデビューシングルであり、彼を象徴する代表曲でもある。
歌詞には「吃音症の子供たちが逆境に負けないように」という彼の思いが込められている。
それと同時に政治批判の側面も持つといった今後の彼の楽曲に見られる特徴を備えている。
関連タグ
ウルトラマン…スキャットマンの替え歌を作った事がある→スキャットウルトラマン
乃木坂46…スキャットマンをオマージュした楽曲「ポピパッパパー」がある。
シャバドゥビタッチヘンシ~ン…スキャットマンをモデルにしている。