King of Kings 君が全てを変える王になる
King of Kings 未来が騒ぎたいと待ってる
一切の退路を断つ 悲しみを支配する王者
It's all right, It's all right
You are king
情報
作詞・歌:古川貴之
作曲・編曲:園田健太郎
演奏時間:1:18(TVサイズ) 3:42(フルサイズ)
概要
王様戦隊キングオージャーのオープニングテーマ。
戦隊のOP曲では初となる「戦隊の呼称(キングオージャー)」が歌詞に一切含まれない曲(「キング」「王者」は含まれている)。
「LUCKYSTAR」(宇宙戦隊キュウレンジャー主題歌)もコーラスであるが「キュウレンジャー」が含まれており、前作の暴太郎戦隊ドンブラザーズの「俺こそオンリーワン」でも「ドンドンドンブラザーズ」と戦隊名が含まれていた。
全体的に早口で歌われているため、シリーズの主題歌の中では歌いづらい部類に入る。1番Aメロ後半の歌詞には「9九玉」「盤面」「詰み」といった将棋用語も入っている。
踊ってみた
2023年3月31日に、なんと「踊ってみた」動画が公式で公開となった。
これにより前々作の全力全開!ゼンカイジャー、前作の俺こそオンリーワンに続いて3連続で踊りの存在するOP主題歌となった。
踊りまで王様ごとに全然異なる、という個性的なものではあるが、低年齢層を意識して前2作における踊りづらさがほとんど無くなっている。振り付けは「キラフル_ミラクル_キラメイジャー」の出口たかし。
第21話で特別仕様でありながら、この「踊ってみた」の振り付けが、まさかの本編映像のOPに登場。
当然のようにジェラミーも加わっており、夏の映画繋がりでなんとあの狐が。
映像
スーパー戦隊シリーズ史上最も遅い、第3話での初披露。第1話に通常OPが無い事は多いが、第2話にも通常OPが無い例は、特撮&アニメ作品まで含めても非常に珍しい(仮面ライダーシリーズだと『仮面ライダーゼロワン』の「REAL×EYEZ」の前例がある)。
近年のアニメ作品等に見られる、クレジットも背景として利用したスタイリッシュな映像構成になっており、クレジットが一瞬で切り替わったり跳ねたり飛び出したりするため、主要キャストとメインスタッフ以外は読みづらい(石浜真史のような演出の実写版ともいえるもの。イントロ部分のメインスタッフのみ通常のテロップ)。
イントロ部分では3年ぶりとなるオープニングナレーションを導入している。
イントロでのメンバーとラクレス・ハスティーの登場シーンおよび中盤のハイライトシーンはその回の本編の映像を使っているため、毎回異なっている。(何故かラクレスのみ別の回のシーンになることがある)
また、『侍戦隊シンケンジャー』以来、戦隊メンバーのクレジット映像は無く(ギラとヤンマ・ガストは登場シーンとクレジットが同時だが)、ギラ以外は『超力戦隊オーレンジャー』のように2名ずつの紹介になっているが、トメ(ラスト)のラクレスは登場シーンと同時に単独クレジットされている。役名のクレジットは変身前のみ。
番組タイトルはラストで瓦礫が集まる形で形成されており、製作会社のクレジットと同時に表示。ラストカットが変身前の姿なのも珍しい。近年の作品に漏れず、タイトルコールはされていない。
『未来戦隊タイムレンジャー』以降のOPは最初に『スーパー戦隊シリーズ』のロゴが出るのだが、本作は現状OPどころか番組内で一切登場していない(『ゴーバスターズ』『ジュウオウジャー』『キュウレンジャー』のように番組冒頭で表示する作品もあった)。
仕様の変化については後述。
仕様の変化
第1・2・5話 | 挿入歌として使用。キャスト(役名なし)は本編冒頭、スタッフは本編ラストで表示。 |
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第3話 | オープニング映像初披露。冒頭のラクレスのシーンは第5話のもの。 |
第4話 | 冒頭でカグラギの本編シーンを挿入。リタは依然背中を向けた専用シーンのまま。ラクレスのシーンは第6話のもの。 |
第6話 | 冒頭でリタの本編シーンを挿入。これで全員が本編映像に入った。 |
第11話 | キングオージャーのシーンがレジェンドキングオージャーに変化 |
第13話 | ジェラミーの本編シーン挿入。ラクレスのシーンが変化 |
第21話 | 踊ってみた映像 |
第27話 | 第2部開幕のためEDのみ使用 |
第28話 | OPナレーションが変更。Aメロの映像が2年後仕様になり、サビでの面々が玉座に着席するシーンは27話のEDの際に使用されたものがそのまま使われるようになる。 |
第33話 | OPで流れず挿入歌として使用。 |
第43話 | ギラのクレジット表記がギラ・ハスティーへと変更。 |
第48話 | OPナレーションは未使用。 |
第49話 | OP無し。EDとして使用。 |
最終話 | 挿入歌として使用。キャスト・スタッフは全て本編ラストに表示。 |
余談
- 歌唱担当の古川氏は、ロックバンド「THE PINBALLS」のギター・ボーカルである。
- スーパー戦隊のOPにおいて、歌唱者が作詞を兼任したのは本楽曲が史上初となる(EDであれば「冒険してラッパピーヤ!」「みんな集まれ!キョウリュウジャー」の前例がある)。作曲者が歌唱を兼任した主題歌は複数あるが、作詞者が歌唱した例はほとんど無かった。
- クワガタオージャーとトンボオージャー、カマキリオージャーとパピヨンオージャーとハチオージャーの組み合わせは前者2人は成り上がり、後者3人は正当という組み合わせであり、前者に加わったスパイダークモノスも同様に成り上がりである。
- 戦隊主題歌で初めて、USENの「最新J-POP」CHでオンエアされた。
関連動画
ノンテロップオープニング映像(第3話仕様)
全力キングをキングが全力でおどってみた
「全力キング」を吉田仁美とMachicoが全力で踊ってみた!
※それぞれ「もっふんのうた」と「World_Is_Mine!」を歌う歌手であり、1時間前のED歌手経験もある2人による。
関連タグ
INFERNO、Try & Fight、World Is Mine!、Ignorantia juris nocet、宴じゃオージャー!:2023年4月5日に発売されたCDにともに収録された5カ国のテーマソング
俺こそオンリーワン←全力キング→爆上戦隊ブンブンジャー