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概要

元々は将棋で頻出の言葉。王手(次の一手が(玉)を取る手)を掛けられた際に、どんな指し手であってもその王手を防げない状態を指す。

禁じ手や時間切れなどの例外を除き、将棋は相手の王を詰ませる事が基本的な勝利条件(※王を"取る"ことは目的ではない)であり、詰みになった方が負けとなる。

実際の対局では詰みになる前に投了(負けを宣言)する事が多いが、投了宣言の理由のほとんどは遅かれ早かれ将来の自玉が「詰む」ことを読み切ってしまうからであり、つまり将棋においては「投了=宣言者の玉がそのうち詰む」と考えてほぼ差し支えない。

ちなみに王手が掛かっていない状況は詰みではない。例えば穴熊囲いは玉が一歩も動けない状況だが、詰んだわけではない。同様に玉の周りが全て敵で、一歩も玉が動かせない状況であっても、王手が掛かっていない内はまだ負け確定ではない。

チェスではチェックメイトと呼ばれるが意味合いはほぼ一緒である。

さらにバリエーションとして

  • 詰めろ」…王手ではないが、放置していると次に詰みにさせられる状態)
  • 詰めろ逃れの詰めろ」…自玉の詰めろを解除しながら敵玉に詰めろを掛けることを一手で同時に行うこと
  • 必至/必死」…詰めろの次の詰みを回避できないが、王手はまだかかっていない状態

がある。

転じて

これらの事から転じて「どうにもいかない状況」の事を詰みと言う事がある。これはゲームだけでなくネットではよく使われる表現である。

ネットの炎上や犯罪行為などで汚名が広がったり、就活に失敗したりした場合など、気軽に「人生が詰んだ」などと言われる(実際にはその後も人生は続く)。

「フン! 逃れることはできんッ! きさまはチェスや将棋でいう『詰み(チェック・メイト)』にはまったのだッ!」

ゲームでも同様に死亡ゲームオーバーが確定などという意味で使われる。死亡やゲームオーバーすら出来ずリセットまたは離脱、あるいはタイムオーバーまで待つしかなくなった状態も含まれる。プレイヤーがコースやシナリオを作れる作品ではこのようなことが起こりやすい。死亡すらできない詰みは作成者の不手際であることが多く、こういう詰み方をする可能性はできるだけゼロに近づけるようにすべきだ。詰み方によってはバグの一種とも言える。一方でパズルゲームではプレイヤーの進め方次第で詰みが起こりやすいジャンルのため、簡単にやり直せるようなシステムにしていればシステム上の問題とはならない。英語ではstickという。過去形・過去分詞はstuck。『スーパーマリオメーカー』ではstuckというコメントが付くことがたまにある。

また麻雀で安牌がない状態等、完全にどうしようもないわけではないが、頼れそうな打開策も見当たらない危険な状況に追い込まれる時に使われる場合もある。

なお、ゲームで特定状況下において進行不可能になることを指す場合もあるが、より「詰み」と区別した明確な意味の単語で表すと「ハマり」となる。

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