概要
将棋の駒の一つ。敵味方合わせて4枚ある。初期配置は、手前から一番目の両端。
「香(きょう)」、「槍」、「きょうす」とも呼ばれる。
前に何マスでも進めることができるが、駒を跳び越えることはできない。後ろに退くこともできない。
敵陣(奥から三段目まで)に入ったり、敵陣からさらに動くと、成香という駒に成ることができる。動きは、金将と同じ。
うまい使い方
・香車の田楽刺し……相手駒が縦列している場合、香車を打てば、ひとつは逃げられてももうひとつは確実に取ることができる(打った香車そのものがすぐに取られない限り)。
「避けたらマジ殺す!」のAAはまさにこれ。
禁手
1段目(いちばん奥)に進めた場合、成る必要がある。不成にしてしまうと「負け」になる。
また、持ち駒を1段目に打つことも禁手であり、打ってしまうと「負け」になる。
デジタルゲームにある将棋の場合、前者は香車が強制的に成り、後者はその手が選択できないようになっているのが多い。