概要
将棋というゲームは、玉将が次の相手の番で取られる(王手)にもかかわらず、対処の手が全くなくなった状態(詰み)で、ゲームオーバーとなる。
相手から取った駒は、自分の持ち駒となり、再利用できる。
しかし、相手からとった歩兵の駒を打ったとたんに、詰みの形になるのは、規則で認められていない。原因は諸説あるようだが不明。後述の詰将棋が破綻してしまう説も有力視されている。
歩兵を打って王手にしたり、盤面にある歩兵を指して詰みの形にする(突き歩詰め)のは、認められている。
打ち歩詰めにならないように、詰みの決定打として、歩兵の代わりに香車を打つことが多い。また、適度に玉将を誘導させようと攻撃の要となる飛車や角行が、敵陣に入っても、竜王(成飛車)や竜馬(成角)にあえて成らないことも稀にある。(主に、詰将棋の将棋パズルで見られる)