演:大葉健二
「また出やがった!」
概要
ケニアで訓育を受けたバトルフィーバー隊の隊員。日常会話に「Ndiyo」(はい)や「JUMBO」(こんにちは)などスワヒリ語を織り交ぜて話す。
アフリカのジャングルで育ったために科学文明の産物である秘密基地の暮らしには慣れず(文明の利器は普通に使いこなせる)、自然の多い場所で過ごすことを好む。
身体能力や嗅覚に優れており、ロープを使っての壁面昇降も熟したり、人間に化けたエゴス怪人や要救助者の匂いを嗅ぎ分ける事が出来るほど。
大の動物好きで会話が出来、基地にも象を連れ込んで来るほどで、第11話ではペットを悪用するエゴスに激しい怒りを見せた。
動物の知識にも明るく、ナウマン怪人の正体を暴くために象の嫌いな毒蛇の声(実際のゾウがそんなものを嫌うかどうかはさておき)を鳴らすなど作戦にも利用される。
明るい性格で、何でも食べる図太さを持っているが、エゴス怪人に「若くしてハゲる」と宣告されたことがある。
嗜好が正反対に見える志田京介とは、実は一番ウマが合っていて、お互いお祭り好きであることなど、一緒に出かけることも。
エジプト王が遺した宝剣を見るなり、自分のご先祖様と言う辺り、アフリカ系の血を引く日系人である事が窺える。
アフリカで動物保護の奉仕活動をしていた頃の同僚であり友人に竹内剛がいたが、竹内は後にバトルフィーバー隊暗殺に乗り出す暗殺者ジャッカルになってしまい、変わり果てた親友に対して必死の説得をした。
彼が連れてきた動物の中にはハムスターや豚がおり、ダイアンからは汚らしいと嫌がられていたが、いずれも後の時代でペットとして扱われる動物ばかりである。ケニアは未来に生きていたのかもしれない。
フォローしておくと、ハムスターはペットとしては当時マイナーな動物であり、豚に関しては綺麗好きな動物である。
客演
「いい子にはプレゼントをあげなくちゃねぇ。」
第44話『素敵な聖夜』に登場。サンタクロースに扮してゴーカイジャーにバトルフィーバーの大いなる力を与えた。
何故かジャイアントパンダを率いて登場。デンジブルー/青梅大五郎とは顔見知りで、宇宙刑事ギャバン/一条寺烈とも面識がある。顔は似ているが、伊狩鎧曰く、「四郎はサバンナの匂いで大五郎はアンパンの匂い」で違いが分かるという。
バトルケニアとデンジブルーのレンジャーキーは、魔空監獄に続く扉を開く鍵になった。
事件が解決した後は、天の声の導きにより、大五郎・烈と一緒に変身し、ファンを歓喜させた。(これは、『宇宙刑事シャイダー』の特別編「3人の宇宙刑事大集合」のオマージュである。)
関連タグ
※彼もまた野生児である。また、大葉健二は『ゲキレンジャー』ではジャンの父親役で出演している。そのことから、一部のファンは、「ゲキレッドはバトルケニアの息子ではないか?」と冗談半分に言われたこともあった。
曙四郎→黒田官平