ここでは登場するヒーローチームバトルフィーバー隊について説明する
概要
スーパー戦隊史上初の巨大ロボットを使用した戦隊ヒーロー。
赤、橙、青、黒、桃というカラーはスーパー戦隊の歴史でも特に珍しいパターンに入る。
番組タイトルであるバトルフィーバーJが使われた事は最初期の数回しかなく、作中では専らバトルフィーバー又はバトルフィーバー隊という名称が使われている。
モチーフは各国の踊りで、名称はバトル+国名で付けられている。
また、ヘルメットとスーツが個々によって大きく異なるのが特徴である。
スーツは通信機バトルシーバーに収納されており、「フィーバー!」の掛け声で着用される。スーツにはブーツの底面に備わったジェット噴射機構で空を飛ぶ機能が搭載されている(ただしバトルフィーバーロボへの搭乗にのみ使われる)。
メンバー
メンバー達は国防省の特殊チーム及びFBIからの出向職員。
東映公式でスーパー戦隊の歴史でも最も激しい戦いの一つと認定されており、序盤では所属組織である国防省の上層部が毎週のように暗殺されたのに始まり、メンバーの身内や知人が犠牲になったり敵になったりという展開は日常茶飯事という有り様で最終的に戦死者1、再起不能1を出している(とは言うものの、実状は任務中に遊び惚けたり、任務以外はグループで行動しなかったりというのが殆どで、更にエゴスの性質上大量破壊を伴う作戦は稀であるため、それほど苦戦を強いられた雰囲気はない)。
メンバーたちは非常時にはスナックケニアなどにある秘密の地下通路を通って海底移動基地「ビッグベイザー」に集合する。
「アジア・太平洋の戦士」バトルジャパン
ヘルメットは炎をイメージした形。
踊りはカンフーダンス(武術の演舞)で、メインウエポンは槍。
「西ヨーロッパの戦士」バトルフランス
ヘルメットは西洋鎧の兜をイメージした形。
踊りは(何故か)フラメンコで、メインウエポンはレイピア
「ユーラシアの戦士」バトルコサック
ヘルメットはロシア帽子をイメージした形。
踊りはコサックダンスで、メインウエポンはサイ
「アフリカの戦士」バトルケニア
ヘルメットは獣人をイメージした形。
踊りはトロピカルダンスで、メインウエポンはムチ。
「南北アメリカの戦士」ミスアメリカ
ヘルメットはブロンドヘアをイメージした形。
踊りはディスコダンスで、メインウエポンは投げナイフ。
装備・アイテム
コマンドバット
バトルフィーバー隊が装備する特殊警棒。合体すると必殺武器ペンタフォースになる。
また、メンバーの個人武器は全てコマンドバットを変形させたものである。
単体では投擲することで爆弾「バトルファイヤー」として扱えたり、敵の光線を反射する「アークミラー」やロープ、ヌンチャクなどに変形する。
バトルショット5
ナイフを発射する拳銃で、引き金近くに真の銃口があり、そこから実弾を発射するという変わったデザインの銃。変身前時に使用。
熱線銃
ヘッダー怪人を焼き殺す為に使用された。
必殺技
ペンタフォース(バズーカタイプ)
初期の必殺技。
バトルフィーバー隊のメンバー達が空中でBFの人文字を書いた後着地し、コマンドバットをバズーカの形に組み上げて誘導弾を発射する。バトルフィーバーロボの登場後は人文字が省略されるようになった。
ペンタフォース(ブーメランタイプ)
中後期の必殺技。
バトルフィーバー隊が放り投げたコマンドバットが空中で星形に合体して、怪人に向かって飛んで行く。
ペンタフォース(ブーメランタイプ改)
後期の必殺技。
基本的にはブーメランタイプと同じだが、バトルジャパンがバトルフィーバーロボの中からコマンドバットを投げる。これによってエゴス怪人と悪魔ロボットを同時に撃破するのが番組後期のお約束となった。
マシン
該当項目参照。
緑色の車体が特徴のスーパーカー。連絡員の中原ケイコが勤務するレンタカーショップに置かれているが、表向きはレンタカーショップの所有物となっているため、真相を知らない店長はジャパンを店の車をツケで借りる非常識な人物と認識している。
コサック、フランス、ケニアの乗るバイク。
これも連絡員の中原ケイコが勤務するレンタカーショップに置かれている為、真相を知らない店長は彼らを暴走族か何かと認識している。