イアン・ギラン
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いあんぎらん
イアン・ギランとは、イギリスのロックバンド「ディープパープル」のボーカリストである。
1965年にロジャー・グローヴァーとともにエピソード・シックスのメンバーとしてデビュー。
1969年にボーカリストとベーシストが抜けたディープパープル(以後パープル)にグローヴァーとともに移籍。黄金時代を築く。
1973年にリッチー・ブラックモアとの確執からロジャー共々パープルを脱退し、一旦引退。
1975年、自らのバンド「イアン・ギラン・バンド」を結成。ジャズの即興性を持ったサウンドは日本でヒットし、日本武道館公演も行った。
1978年、バンド名をギランに改称し、メタル方面に舵を切る。
1982年、ギランを解散。ロニー・ジェイムス・ディオの後任としてブラックサバスに加入、「Born Again/悪魔の落とし子」を発表。ライヴでパープル時代のヒット曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」等を歌いサバスファンらの顰蹙を買う。
1984年に69年の面子でパープルが再結成されたためサバスを抜け、古巣復帰。当時「Burn」は唄えなかった。
1989年、再びリッチーとの仲が険悪となり2度目の脱退。ギランはしばらく仕事がなくなる。この時期、イングヴェイ・マルムスティーンのバンドに誘われるが、付けられる限りの難癖を付けて断らせる。
1992年、パープルの後釜だったジョー・リン・ターナーが追い出されたため三度復帰。しかしリッチーとの仲は悪化する一方で、翌年にはリッチーの方がパープルに絶縁状を叩き付ける。
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