「お前は本当に『自分が本物だ』と言い切れるのか?」
演:山本涼介
概要
『仮面ライダーゴースト』第36話から登場するアデルの刺客の1人にして、深海マコトと瓜二つの顔と容姿をした謎の人物。
オリジナルと違って冷酷な表情を浮かべる。
複数存在しており、本物のマコトと同じく仮面ライダースペクターに変身し、本物が変身するディープスペクターと互角に渡り合うなど、その戦闘能力は明らかに本物を凌駕している節があるが、最後には必ず本物に倒される。
しかし、本物と何らかの形でリンクしているようで、倒される度に本物のマコトが胸を押さえて苦しみ、最悪意識を失うなどの弊害が生じている。
また、本物のマコトに向かって“本当に自分が本物だと言い切れるのか?”などと意味深な言葉を投げかけ、第37話では15体のガンマイザーのモノリスそれぞれから1人ずつCマコトが出現し一体のCマコトと融合。“完璧な(存在の)オレになった”と発言するなど、単純にマコトの偽物とも思えない様なそぶりも見せる。
更に第45話ではガンマイザーの力で“ディープスペクター眼魂”を生み出しディープスペクターへの変身能力まで身に付けてしまい、ますます本物と見分けがつかなくなってきている。
同話にてアデルの命により、天空寺タケルの関係者全てを始末するように命じられ、本物のマコトとの戦闘後、妹のカノンを後ろから襲い掛かろうするが、理由は不明だが、急に思いとどまるとその場から姿を消してしまう…。
その正体はイーディスによればディープスぺクター眼魂を使用した事でガンマイザー達とマコトが繋がった結果、生み出された存在。
本来はアデルの命令を受けるただの人形であったが、第45話以降は自我を持ち始めたガンマイザーのコントロール下に置かれており、ガンマイザー達がより強力な存在へと進化する可能性のための材料としてマコトを選出した為、アデルの命令を無視して本物自身に成り変わるべく暗躍し始めた。
第46話ではマコトと同じ服装に変化し、第47話ではディープスペクター眼魂を通じてマコトの思考を読み取れるようになったが、「仲間」や「友達」という言葉に感化されるようになっており、マコトの対決の際に起きた落石からカノンを救うようになるなど、Cマコト自身も戸惑いを隠せない事態が起きている。
第48話ではカノンを救うため、成り行きではあったが本物のマコトとついに共闘。しかし、程なくしてアデルの攻撃からタケル達を庇った本物のマコトが瀕死の重傷を負う。一度はマコトから「お前が俺になれ。」と託されるが、最終的に本物を救うという結論に至った事により、マコトと同化することで彼の傷を癒やし、消滅した。
その場には彼が所有していたディープスペクターゴーストアイコンが残されるが、後にこれがガンマイザーの強化復活へと繋がってしまう。
見分け方
本物のマコトとの分け方は、『眼魔世界』の軍部の上級幹部が着ている黒い軍服を着ているかどうかの一点のみ。
当初は仮面ライダースペクターにのみしか変身出来なかった為、変身後も本物がディープスペクターにさえ変身してくれれば見分けがついたのだが、第45話で彼もまたディープスペクターへの変身能力を会得し、更に続く第46話で服装も本物と同じになったために完璧に見分けがつかないという弊害(特に視聴者)が出てしまっている…。
とはいえ流石にカノンやアランには見分けがついていたが、第47話ではカノンでさえ見分けがつかなくなってしまった。
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ネタバレ注意
ダントン「15体少ない…アデルの仕業か」
実はこのCマコトは、ダントンの作っていた究極の人間の失敗作をアデルが15体を合成して作っていた。
そのため本来のマコトの体に吸収されており、マコト自身が苦しんでいたのはこれが原因と思われる。