概要
2014年4月結成。2人とも大阪府出身。
小学1年生からの幼馴染であり、大学まで同じ学校に通っていた。
高校時代に柔道サークルを立ち上げ、この時の部員5人中4人が同じ大学に進学。部員が一人しかいなかった演劇サークルを半ば乗っ取るような形でコントサークルを立ち上げ、5人のコントユニットとして活動を始める(この頃、のちにシュテンドウジのメンバーとなる上田遼馬も所属していた)。その後メンバーが抜け、トリオとなった。
2009年に学園祭のミスコンで司会を務めたことをきっかけに松竹芸能からスカウトを受け、しばらく所属していたが、もともとラーメンズに憧れていたこともあり3人で上京する。その後ホリプロの養成所である目黒笑売塾に入所(11期生)、卒業後はホリプロコム所属となる。卒業のタイミングで1人が脱退したため、以降はコンビで活動している。
コンビ名の由来はブランド「MAISON KITSUNÉ」から。同ブランドは「Kitsune」というレコードレーベルも持っており「自分たちもそういうハイカルチャーな存在になりたい」という目標で付けた。
さらに、先輩芸人から「芸人は狐が憑くと売れるらしい」と言われていたことも影響しているという。なお、ある時淡路のバイト先にいた風水好きなおばちゃんがライブを見に来た際、「稲荷神社もあるのに、神様の名前を使うのはどうなの」と言われたため、その後は神社への参拝もしていると語っている。
コンビ名の由来の説明が面倒な時は「2人ともきつね顔だから」としていた。
昭和歌謡とEDMなど現代音楽を組み合わせた独自の歌謡漫才を披露している。大津がウクレレを弾き、淡路がサンプラーであらかじめ入力しておいた音声素材(例えば「エアホーン」「レゲエホーン」と呼ばれる「パゥー」というサイレン音など。EDMやヒップホップなどでよく使われる音声素材が多い)を鳴らしたり、音楽に合わせて踊ったりする。また、ボケに対して大津が粋な返しをすると、「ゥマイコトイワンデェーネーン(上手いこと言わんでええねん)」などとサンプラーに収録した声で返す、という流れもよく使われる。なお、サンプラーが故障した際に地声でどうにかしたこともある。(案の定通常時ほど上手くいかなかったが)
芸風について一部で「パリピ漫才」と称されるが、パリピキャラで知られるEXITもそのように称されることがあるため、本人たちも「ジェネリックEXIT」とネタにしていたことがある。
なお道具使っているためかM-1の成績はよくなく、歌ネタ王を取りたかった。
なお、2人とも七三分けにちょび髭が特徴だが、髭は化粧である。
『有吉の壁』でコント・ミュージカル企画KOUGU維新を立ち上げ、中心メンバーとして活動している。
お笑い第七世代にくくられるが、芸歴で言えば若干上(2009年デビュー)である。
メンバー
大津広次(おおつ ひろつぐ)
1989年7月24日生まれ。大阪府堺市出身。
ツッコミ・ウクレレ担当。
三人兄弟の末っ子である。淡路からは『有吉の壁』のYouTube企画で「(都合の悪いことがあると)『俺末っ子で甘やかされて育ったから仕方ないねん』という」とコメントされている。
こだわりが強い性格の一方で適当なところもあり、その性格から『有吉の壁』ではタイムマシーン3号の関や蛙亭の中野から「ちょっと苦手」と言われていた。ただし、関や他の芸人らからも「悪い人ではない」「いいやつ」とフォローを入れられており、本人も「苦手と嫌われてるは違う」と釈明している。
美容に関心が高い。顎のエラを小さくするボトックス注射をしている。
ゲーム(特に格闘ゲーム)、パチンコ、ボクシングを趣味に挙げている。また、シーシャに凝っており、自分用のものを所有していることが明かされている。
ネタ中の髪型は長めのぴっちりとした七三分けであるが、『有吉の壁』の企画で坊主にしたためしばらく短髪で過ごしていた。
1990年2月14日生まれ。
ボケ&DJ担当。
母子家庭で育つ。母親に負担をかけたくないという思いで、高校一年生からアルバイトに励み、大学は奨学金を借りて通っていたという(最終的には中退している)。
大津曰く「柔軟な性格」とのこと。
ダンス(ヒップホップダンス)が得意。大津がパチンコで大負けしてしまい、借金返済のためアルバイトに明け暮れる中、暇を持て余してダンス教室に毎日のように通っていた時期があるという。なお、この頃ライブのためのネタ合わせをする時間がなく、急遽お互いの趣味を組み合わせてできたのが現在の「パリピ漫才」の原型であるとのこと。
新庄剛志に顔が似ており、モノマネのレパートリーの一つでもある。新庄本人からも公認されている。
2020年ごろから、マッチングアプリで知り合った女医の「リカちゃん」と遠距離恋愛していたが、コロナ禍の影響もあって一度だけデートをした以外は会うことができずに別れてしまった。
しかし、2022年11月にその年から付き合い出した別の女性と結婚、現在1児の父親である。
レクリエーション
淡路考案のレクリエーション。大津はプレイヤーとして参加するか、もしくは何もせずただ居るだけ。
アニマルパラダイス
動物になりきって、音楽に合わせてその動物の自己紹介をする。
しかし実態はいい大人が恥ずかしいことをさせられるだけ。
SAKASE
淡路の言う「〇分咲き」を顔で表現するゲーム。クリアすると満開。
必ずクリアになる。
エモいにらめっこ
2人の顔の前に幕があり、淡路がランダムで上げ下げする。
そして加藤ミリヤのAitaiをBGMににらめっこする。
2人同時に幕が上がることはほとんどなく、ほぼ確実にドローになる。
2億4千万のものまねメドレー
事前に調査した得意なものまねリストに沿って、淡路がものまねを振っていく。
しかし実際は淡路がその場で適当に決めている。