概要
昭和時代、特に第二次大戦後から1970年代の半ば頃(おおむねニューミュージック以前)までの歌謡曲を指す。石原裕次郎、キャンディーズ、西郷輝彦、沢田研二、美空ひばり、三波春夫、三橋美智也、舟木一夫、ピンクレディー、藤圭子……多くのスターの歌声は今も聴きつがれている。リスペクト的な意味も含めて、近年の歌に昭和歌謡調が取り入れられることもしばしば。
平成のベテランミュージシャンたちも昭和の歌を聴いて育ったのである(まあBCLで海外の短波放送ばかり聞いていたとか、幼少時からの英才教育でクラシックだの民謡だのしか聞いてなかったとかもあるかもしれないが)。
昭和30年代~40年代のムード歌謡(ハワイアン・ミュージックやジャズ、ラテンミュージックなどをベースとし、日本で発達した音楽)のリバイバルも広い意味ではこの中に包括される。