本項ではゲームキャラクターについて述べる。同名の喫煙具については水パイプの項を参照されたし。
概要
(CV:戸松遥)
ゴールドサァドのリーダー格にして4人の中で唯一の常識人。アフィモウジャスの世界改変によってルウィーの統治者となる。
改変されたルウィーは適正チェックによって人ごとに職業が決められ(ただし副業は自由に決められる。)、国への貢献度によって居住区が割り当てられる管理社会となっており、貧富の差が激しいディストピアとなってしまっていた。
シーシャも「ハンター」としてのライセンスを持ち、ギルドのクエストやモンスターの討伐を行っている。
しかしライセンス制度はシーシャ自身が定めたものではなく、あたかも最初から作られていたかのようになっていたらしい。ルウィーの統治者というのも飽くまで肩書でしかなく、国を元に戻すためにライセンス制度を作った人物を探している。
良識的で頼れるお姉さんである一方でロムやラムと一緒にイタズラしたりブランをちゃん付けでからかったりとお茶目な一面も持つ。
一方でブランを怒らせてしまい、ガチギレ状態の彼女に戦々恐々する一面も。
スタイリッシュであることに強いこだわりを持ち、自身も中々のスタイルを持っているが、ルウィーの住民は元々幼女好きであるために彼女が統治者となっていることに違和感を抱く者もいた。
見た目によらず大食いであり、空腹になると力が出なくなる。特に焼肉が好物でそのこだわりも強く、「上手く焼けマスター」という称号を持っている。
おそらくカプコン(CAPCOM社→C社→シーシャ)を意識したと思われるキャラ。青い服装にベレー帽、派生アイテムにハーブがあることから、モチーフはバイオハザードシリーズのジル・バレンタインであると思われるが、お色気キャラを確立するために攻撃をくらったら服が破ける仕様にする事を提案してみたりしている。
また、戦闘時でパロディ元とするのはロックマンシリーズやモンスターハンターシリーズ、ストリートファイターシリーズである。
基本的に肉弾戦を主体とするが、バスターや大剣も駆使して遠近両方に対応するオールラウンダーであり、ゴールドモード時は右腕にアームガンを装備し、背部にドラゴンのような翼を身に着ける。
作中の動向
ロム、ラムと合流しようとした矢先、モンスターに襲われて気を失っていたブランを介抱し、行動を共にする。当初はブランに疑われていたものの次第に信頼関係を築いていき、二人でロムとラムを探しながらクエストをこなしているうちに、ハンターたちの間ではゴールデンコンビと呼ばれるようになる。
その一方でアズナ=ルブという男にブランの抹殺を依頼されるが、それを果たすつもりはなく、適当にあしらっていた。しかしアズナ=ルブは彼女のとある秘密を知っており、それをネタに今度はブランに接触し、シーシャの抹殺を依頼した。
真実を知ろうとブランに問いかけられたシーシャは自分の秘密を打ち明けた。
それはある日から悪夢を見るようになり、体からモンスターを猛争化させる赤黒いもやが出るようになってしまったというものだった。
ところがその直後シーシャはアズナ=ルブ率いる革命軍に捕らえられてしまう。ライセンス制度を作ったのは実は彼であり、改変前の記憶を持つアズナ=ルブは自分にとって邪魔者であるシーシャとブランを抹殺しようと企てていたのだ。
そしてアズナ=ルブはシーシャに加え、ブランも犯罪者として処刑しようと指名手配してしまう。ところがその矢先、モンスターの大群がルウィーに攻め込んできた。
住民たちに謂れのない誹謗中傷を受け、更に一人町を捨てて逃げ出そうとするアズナ=ルブの醜態を目の当たりにし、一時はルウィーに絶望し、自暴自棄となったシーシャだったが助けに来たフィナンシェに説得され、ブランがモンスター相手に孤軍奮闘していることを知り、救援に駆けつける。
ハンターたちの協力もあってルウィーをモンスターから守り、アズナ=ルブを捕まえることにも成功したシーシャは住民たちに謝罪し、改めて統治者として受け入れられた。
だがそれも束の間、抑え込んでいた赤黒いもや(暗黒星くろめの猛争の力)が暴走し、ブランと戦いたい衝動に呑まれてしまう。
一人称が「我」となって殺し合いを愉しむ性格になり、自らゴールドクリスタルを破壊したにもかかわらずルウィーの女神3人相手に引けを取らない強さを発揮した。
しかしブランが自分を差し置いて妹たちを追いかけ始めたことに動揺し、その隙を突かれて正気に戻った(原因はロムとラムがシーシャと共にブランの小説の原稿に落書きしたのをうっかり喋ってしまったため。その後三人そろって説教しようとするブランから逃げたのは言うまでもない)。
その後の心次元編ではブランを始めとした四女神救出のため仲間に加わるも、(ブランの夢に登場するスタイル抜群でウザい性格になったブランを除いて)ブランとシーシャの会話は一切存在しない(なお彼女に限らず四女神とゴールドサァドの会話はほぼ存在しない)。
ちなみにこのシーシャやベール以上のスタイルになった事をドヤりまくるウザい性格のブランに対しては、流石の彼女もイライラしていた。
捕まった際のシーンでくっ殺なスチルが用意されているが、その時のやりとりで見張りの兵士に「ナイスバディな巨乳より(ブランのような)貧乳がいい」と言われて逆ギレするシリアスブレイクなシーンがある。