(CV:内田真礼)
概要
ゴールドサァドの一員で、アフィモウジャスの世界改変によってリーンボックスの統治者となる。
高貴かつクールな印象を持つ女性だが、中二病をこじらせている。「興味ないね」が口癖。
従者として人型のスライヌを従えており、サングラスを掛けることもある。
武器は剣で、ゴールドモード時は羽飾りのついた盾を装備し、王冠と翼を纏ってより気品あふれる姿となる。
おそらくスクウェア・エニックス(SQUARE→S社→エスーシャ)を意識したと思われるキャラ。派生アイテムやスキル、台詞からドラゴンクエストやファイナルファンタジーを特に強く意識している。多人格の混在、口癖などの設定からモチーフはおそらくFFシリーズのクラウド・ストライフ。特に後述する映画によるエピソードも実際の劇場版FFが元ネタと思われる(ただし、かつての任天堂との関係悪化やソニーと組んだことについてはネタにはされておらず、ブランやノワールとの特別なイベントも存在していない)。
ベールの対としてのポジションではあるのだが、他のゴールドサァド3人に比べると余りもの同士の組み合わせ感が非常に強い(他の3人はあだ名で呼ぶ仲になったり、恋慕されたり、名コンビを組んだりと対の女神との深い関わりが描かれているのに対して、彼女とベールを象徴するエピソードはほとんどない)。
このあたりはベールルートで、ゲーム全体の真の主役ともいえるネプギアが加入したり、キーマンである大人ネプテューヌが物語に絡み、他の3ルートに比べて本筋に関わる部分がやけに多いという事も大きい。
なお、最終章である心次元編では彼女に限らず、ゴールドサァドと女神は碌に会話すらないため、更にベールとの関わりが薄くなる。
983067番目に聖剣を抜いたベールを、リーンボックスを外敵から守る組織・「ソルジャー」に引き入れる。因みに全員で百万人もの兵士がいるらしい。
しかし上述の口癖の通り仮にも自分が治める国であるリーンボックスを始め周りには余り興味がなくドライな態度を取っており、ベールやネプギアに対しても真意を話そうとせず距離を置いているが、人々をらん豚に変える呪いをかける魔王を捕らえることに関しては並々ならぬ執着を見せている。その理由は……
イーシャ
エスーシャのもう一つの人格。彼女が表に出ているときは瞳の色が緑になる。
実はエスーシャの体は本来イーシャのものであり、映画製作のアクシデントで死にかけていた際に禁術を用いて自身の体にエスーシャの魂を移している。
(その為、エスーシャ本体の体は違う容姿である可能性が高いが詳細は不明)
イーシャは他者との会話が苦手で、相手の質問に「はい」か「いいえ」としか答えられないので、普段はエスーシャとしての人格を表に出している。
また、リーンボックスの黄金の頂の内部では一時的にだがエスーシャとは別に精神体として具現化が可能となっている。(その際も恥ずかしがってメールで意思を伝えている)
目的
エスーシャの目的は、自分の新しい体を手に入れることであった。「ソルジャー」という組織も、自分の目的を成し遂げるための駒でしかなかったのだ。リーンボックスを狙うロボットもエスーシャの自作自演だった。
本人によれば二人分の魂を宿しているせいでイーシャの体が限界にきているとのことだが、実際は暗黒星くろめによってそう思い込まされているだけに過ぎなかった。
当然ながらイーシャの体は本当は特に異常はなく、エスーシャに何度もやめるよう説得するも聞き入れてもらえなかったので、イーシャは匿名の手紙やメールでベールやネプギアにエスーシャを止めるよう呼びかけていた。
肉体創生の等価交換に必要な魔王が只のモンスターでしかなかったと知ったエスーシャは、大人ネプやマジェコンヌの協力で100万匹のらん豚となったソルジャーたちを生贄にしようとしたが、一匹らん豚が足りず失敗に終わる。
止めに来たベールとネプギアに敗北し、万策尽きたエスーシャは最後の手段として黄金の頂の力で自分の魂を消滅させようとしたが、イーシャの必死の説得でようやく自分が勘違いをしていたのだと気づき、ベールとネプギアにゴールドクリスタルを破壊させた。
尚、ゴールドサァドの中では最もクリスタルについて詳しく、自分たちの強さの秘密を(プレイヤーを含む)周囲の人物に分かりやすく解説している(元ネタキャラのシリーズでクリスタルがよく扱われているからかと思われる)。
従えている二人(?)のスライヌとは事故でイーシャがエスーシャをかばう前からの付き合いのようで、お互いに厚い信頼関係を築いている様子。
関連タグ
クラウド・ストライフ (モチーフにしたキャラクター。共通点、関連性はある)
ミリオンアーサーちゃん(公式のスクエニ意識のキャラ)