概要
模型『METAL BUILD』で展開されている機動戦士ガンダムSEEDシリーズのMSV。
アクタイオン・インダストリー社の技術主任ヴァレリオ・ヴァレリ(通称ダブルブイ)によって推進されるMS開発計画「オルタナティブ・プロジェクト」によって、ストライクとアストレイに様々なバリエーションが考案されることになり、それに伴いプロジェクトに合わせた当該機の改修などが行われている。
元々はファントムペインの依頼で行われていた「アクタイオン・プロジェクト」であるが、ファントムペインの壊滅と一先ずの終戦に伴ってダブルブイが計画を完全に私物化。更にロウ・ギュールとカイト・マディガン(と時々叢雲劾)がオブザーバーとして加わった結果、極めて趣味性の高いプロジェクトとなっている。
ストライクガンダム
ドライグストライク
オルタナティブ・プロジェクトにて複製されたストライクの再生機(キラ・ムウ機、ルージュ、スウェン機に続く四機目)をベースに、肩部や背部にカレトヴルッフを装着可能なジョイントを取り付けている。
マキシマムパーフェクトストライク
ストライクの再生機に、オルタナティブ・プロジェクトによって複製されたオオトリの改良型を装備した全載せ装備。
アストレイ レッドフレーム
レッドフレーム改をストライカーパック対応のバックパックに換装、オルタナティブ・プロジェクトによって複製されて改良が加えられたストライカーパックを装備している。
※:RFは「レッドフレーム」の事。
対応ストライカーパック | バリエーション名 |
---|---|
エールストライカー | アストレイ エールRF |
ソードストライカー | アストレイ ソードRF |
ランチャーストライカー | アストレイ ランチャーRF |
ガンバレルストライカー | アストレイ ガンバレルRF |
ライトニングストライカー | アストレイ ライトニングRF |
オオトリ(ダブルソード) | アストレイ ダブルソードRF オオトリ装備 |
アストレイ ブルーフレームセカンドリバイ
ブルーフレーム セカンドリバイをストライカーパック対応のバックパックに換装、オルタナティブ・プロジェクトによって複製されて改良が加えられたストライカーパックを装備している。
※:BF SRは「ブルーフレーム セカンドリバイ」の事。
対応ストライカーパック | バリエーション名 |
---|---|
エールストライカー | アストレイ エールBF SR |
ソードストライカー | アストレイ ソードBF SR |
ランチャーストライカー | アストレイ ランチャーBF SR |
ガンバレルストライカー | アストレイ ガンバレルBF SR |
ライトニングストライカー | アストレイ ライトニングBF SR |
オオトリ(トリプルランチャー) | アストレイ トリプルランチャーBF SR オオトリ装備 |
ストライクノワール
本機はシミュレーションモデルとしての再現で、実機は建造されていない。
肩部及びノワールストライカー基部に改修が施されており、通常のソードストライカー・ランチャーストライカーの肩パーツを無改造で装着可能になったほか、ノワールストライカーを装着したままシュベルトゲベールやアグニを装備可能になった。
軍部に見せたところ高い評価を受け、今後建造されるストライクEや開発されるストライク系の機体に技術がフィードバックされていく予定。
アストレイ ゴールドフレーム
カイト・マディガンの依頼により「ヘリオポリス脱出前後の状態を再現する」目的で再建造された。
実機はレッドドラゴニクスのデータを反映され下半身の形状がそちら準拠になっているほか、ストライカーパックにアダプタで対応し、右腕がない状態も再現可能。
ゲイボルグはカイトからの提供(おそらくレーゲンデュエルの物を流用)で対応した。
更にジェスを呼びつけ、ヘリオポリスのセットを建造、そこからの脱出作戦を再現ビデオとして撮影した。
もはや完全に趣味である。
ディバインストライカーとトリケロス改の運用テストにも使われた。
ストライカーパック
オルタナティブ・プロジェクトによって複製されたストライカーパック。
AQM/E-X01 エールストライカー
高機動用のストライカーパック。
AQM/E-X02 ソードストライカー
白兵戦用のストライカーパック。
アストレイシリーズで装備する場合は、メイン武器のシュベルトゲベールが左腕で使用する方式に変化、パンツァーアイゼンが右腕の配置に変更され、肩部用のオプションのショルダーアーマーは追加アタッチメントの右側に装着される。
AQM/E-X03 ランチャーストライカー
砲撃戦用のストライカーパック。
アストレイシリーズで装備する場合、メイン火器のアグニが右腕で使用する方式に変化され、肩部用のオプションのコンボウェポンポッドはストライカーパックに追加されたアタッチメントに接続される。コンボウェポンポッドは火器とシールドで分割され、火器一式はアタッチメントの左側に配置に変更される。
アストレイ レッドフレームの場合のシールドは右腕の装備、アストレイ ブルーフレーム セカンドリバイの場合のシールドは左腕の装備に変化する。
AQM/E-X04 ガンバレルストライカー
有線式のガンバレルユニットを装備されたストライカーパック。
AQM/E-X05 ディバインストライカー
フライトユニット形態とクロー形態の2形態を持つストライカーパック。
汎用性を高める再設計によりアストレイ系のプラグにも対応。
併せてトリケロス改も再設計されており、ディバインストライカーと合体させることで単独での自律飛行が可能となった。
ヴァレリオにより極秘に量産されており、連合の黒いストライクが戦場で使用しているところをジェスに目撃されている。
AQM/E-X09S ノワールストライカー
統合兵装ストライカーパックの1つ。
実機は製造されておらず、あくまでシミュレーション上での再現。
基部に改良が施され、シュベルトゲベール及びアグニの保持アームを接続可能になっている。
P204QX ライトニングストライカー
長距離狙撃用のストライカーパック。
アストレイシリーズでも胸部用のカバーの装着が可能となっている。
EW454F オオトリ
統合兵装ストライカーパックの1つ。
ドライグストライクに搭載されていたバックパック用のジョイントをストライカーパックの上面と下面にそれぞれ搭載、ソードストライカーやランチャーストライカー等の武装を増設する事が出来るように改良されている。
あくまでデッドコピーであるため、どの程度オリジナルの性能が再現されているかは不明。