「上昇角度の変更はたったの3度。このガデッサには容易い事!」
型式番号:GNZ-003
概要
GNメガランチャーによる砲撃戦を主体にした機体。
両肩に大容量のGNコンデンサーを搭載しており、連続発射も可能。
主なパイロットはリヴァイヴ・リバイバルとヒリング・ケア。
両機はそれぞれカラーリングが異なる。
武装
GNメガランチャー
本機の主力兵装とも言える長砲身の射撃武器。
開放型の砲身内部で粒子を圧縮することで最大十数秒に渡る長距離砲撃が可能。
また、3つに分かれた先端部にはそれぞれにGNビームライフルが内蔵されているため、砲身を閉じることで3連ビームライフルとしての運用も可能。
劇中では数十キロ以上も離れた距離から高速で大気圏を離脱するプトレマイオスⅡを砲撃したり、同艦の強固なGNフィールドを貫通して艦体をぶち抜いたり、ダブルオーライザーとの戦闘では小惑星帯をなぎ払うほどの大威力かつ長時間の砲撃をやってのけた。
腰に大型のコンデンサーを追加装備することで、発射回数を更に増加させることが可能。
GNバルカン
両手首付け根に1つずつ装備される射撃武器。
威力は低いが粒子ビームの連射が可能であるため、牽制用に効果を発揮する。
メガランチャーの取り回しの悪さを補っている。
GNビームサーベル
同時期の擬似太陽炉機と同様のオレンジのビーム刃を発振させる標準的なGNビームサーベル。
格闘用としては突出した機能は持たない平均的な性能。
GNカッター
肘にある格闘用装備。表面に粒子を纏うことでビームサーベルに近い破壊力を得ることが出来る。
間合いはビームサーベルより劣るものの、緊急時の取り回しに優れている。
他のGNZシリーズとの共通の装備。
劇中での活躍
初期は主装備であるGNメガランチャーによって大火力による対艦砲撃を実行。その砲撃戦能力の高さを見せつける。
後半ではヒリング機のガラッゾとのコンビネーションで活躍するが、「純粋種」として変革しつつあった刹那・F・セイエイとダブルオーライザーに対して後れを取るようになっていった。
劇中終盤でトランザムが可能となるなど強化され、高機動による格闘戦や、より強力な砲撃(一時的なチャージの大幅短縮や砲撃出力の向上)の敢行が可能になった。
決戦ではガラッゾと連携してトランザムを発動し、セラヴィーガンダムを撃墜したものの、後に分離したセラフィムによってヴェーダのバックアップを断たれた状態となり一時退却。
再度戦場に出現し、ヒリングやリボンズと共にダブルオーライザーを追い詰めるも、救援に来た手負いのケルディムガンダムと交戦。
撃墜寸前まで追い詰めるものの、1秒だけのトランザムで斬撃を躱され、コクピットに超至近距離からビームピストルを撃ち込まれて撃破された。
立体物
ガンプラ
HG 1/144でリヴァイヴ・リバイバル機がGNZシリーズ第一弾として発売された。
ポリキャップはダブルオーと同じPC-001ランナーを使ったABSレスキットだが、ガンダム型、フラッグ・イナクト型、ティエレン・アヘッド型、スローネ・GN-X型とはまた一線を画す独特な機体構造から、ガンプラの方もこれまでとは異なった造りとなっている。
その象徴なのが肩で、関節部分は胴体からボールジョイントが伸びている後のHGUCF91に似た形状となっているが、そこからアレイ型の二重肩関節ブロックが繋がれる形で肩の稼働を確保している。手首もガンダムタイプやアヘッドより大きいため本来足首に使われるPC8が使われ、足首には肩関節に使われる事が多いPC4が使われている。そして手首に使われる事が多かったPC5は股関節とGNメガランチャーに使われている。このようにかなり変則的な使われ方をしている珍しい機体でもある。
アクションフィギュア
ROBOT魂でリヴァイブ機・ヒリング機両方が発売されている。
HGと違い肘が二重関節になっている他、あちらでは省略されてしまったビームサーベルも付属している。
関連動画
関連タグ
GNZシリーズ
GNZ-001 ガルムガンダム…プロトタイプ。
GNZ-003 ガデッサ
GNZ-005 ガラッゾ
GNZ-007 ガッデス
GNZ-004 ガガ