概要
機動戦士Ζガンダム、機動戦士ガンダムUC、機動戦士クロスボーン・ガンダムDUSTにて登場。
グリプス戦役の終盤でティターンズがサイド7のグリーン・ノア2(グリプス)の二つあったシリンダーを分割し、その内の片割れをコロニーレーザーへ改造した物。
ソーラ・レイの欠点であったエネルギーチャージの問題を解消し、更に核パルスエンジンを用いてある程度の自走や旋回も可能となっている。
ティターンズはスペースノイドへの恫喝目的で運用し、サイド2・18バンチコロニーへの砲撃に用いられた。
エゥーゴ・アクシズによる共同戦線でアクシズによって奪取され、その後のエゥーゴ・アクシズ間の不和によって今度はエゥーゴのメールシュトローム作戦によって同軍の手に渡り、アクシズの月落下阻止と最終決戦でのティターンズ艦隊殲滅の為に二度発射された。
劇中終盤では、レーザー発振器とおぼしき巨大な管球が林立する、砲身内部でのMS戦も繰り広げられる。その後は機関部が損傷した為に一旦は放棄されたが、秘密裏に修復作業が進められていた。
グリプス戦役で損傷したものの秘密裏に修復され、ビスト財団の権益を守る為に連邦軍を抱き込んだマーサ・ビスト・カーバインが、「ラプラスの箱」の開示を防ぐ最終手段として、その在り処もろとも箱を消滅させるために使用した。
だが、発射されたレーザーはバナージ・リンクスのユニコーンガンダム(とシールドファンネル)とリディ・マーセナスのバンシィが発生させたサイコ・フィールドによって直撃を防がれ、作戦が失敗に終わったマーサはその場に居合わせたブライト・ノアに身柄を拘束された。
かつてグリプス戦役やラプラスの箱を巡る戦いにて使われたながら、幾度の戦乱を生き延びて来たが本編内では既に廃棄され見るも無残な程に荒廃しており、まるで醜悪な怪物が大口を開けている様な様相となっている。
コールドスリープしたテテニス・ドゥガチが木星タカ派の手によってこの宙域でエオス・ニュクス号と共に囚われており、所属不明(後の展開から「黄泉の国」所属と思われる)のミキシング・ビルドMSの軍団がそれを守護している。(テテニスを守る事で木星からの支援が得られ、彼らはそれで生活をしている為)。
本編開始前にコロニーのミラーを修復しにきたアンクル・キングと、「ミラーではなくコロニー・レーザーを修理しに来た」と思い込んだ住民の間でトラブルが発生し、駆け付けた地球連邦軍のエバンス・ジルベスターが住民に誤解だと訴えるものの、紆余曲折の末に後の世に【首切り王】と呼ばれる怪物を生み出してしまった事件のきっかけとなった場所でもある。
余談
ゲーム作品では表記が「コロニーレーザー」である事も多い。