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「良くも悪くも人間は変わるわ…あなたはどうかしら?」

CV:白石冬美(初代)/藤村歩(THE ORIGIN)/新井里美(ククルス・ドアンの島)

概要

機動戦士ガンダム』に登場する人物。日本系の名家『ヤシマ家』のご令嬢であり、父親は地球連邦政府の元高官だった(父親はシュウ・ヤシマと言い、グループ企業であるヤシマ重工の社長とも言われるが、こちらはTHE ORIGINのみの設定)。宇宙グライダーの免許を保有。

一年戦争の最中、スペース・コロニーサイド7がジオンの襲撃を受けた際、アムロ・レイらと共にホワイトベースに避難し、負傷や戦死した正規クルーに代わり艦の操舵を名乗り出た。

育ちの良さもあって穏和な性格を持ち、家庭的な一面も覗かせる一行の「お袋さん」的存在であり、常に皆に慕われているが、それ故に「ニュータイプ部隊」の実験台として自分達を見ている連邦軍上層部に対して不快感を露わにすることも多い。

鋭い洞察力や観察力の持ち主であり、個性的な一行の特性を見抜いているが、その一方で事件の起こる前にその予兆を察知するなど、アムロよりも早くニュータイプとしての素養を発現させている。

一年戦争終結後はブライトと結婚して軍を退役しているが、民間人になった後も多くの登場人物と関わっている。

作中での動向

機動戦士ガンダム

ホワイトベースの操縦士に名乗り上げクルーとして参加する。操縦だけでなく、艦長として多忙を極めるブライト・ノアの補佐としてサポートや相談を受け持つなどサポートもした。同じ女性クルーのセイラ・マスとよく会話することが多い。一方で、過労に倒れた彼の代わりに艦長代理を一時的に務めたこともあるが、本格的な部隊指揮には向かない為、敵の作戦で後手に回ってしまう局面も見られた。さらに、この時セイラとはやり方を巡って口論に発展し、一時期関係が悪化した。

複数の男性に言い寄られる恋多き女という意外な一面も持っており、サイド6の監査官カムラン・ブルームとは婚約関係にあったが、戦争を他人事として捉えている見る彼に対して距離を感じ離縁。それと前後してジャブローでホワイトベースのクルーになったスレッガー・ロウと互いに惹かれ合う。しかし、後にソロモン攻防戦でスレッガーとは死別し、涙を流した。

戦後はブライトからプロポーズを受けて結婚。彼との間に長男のハサウェイ、長女のチェーミンと2人の子を授かり、ホンコン・シティに居を構える。

機動戦士Ζガンダム

グリプス戦役時には既に退役しており、ホンコン・シティで静かに過ごしていたが、ブライトやアムロ達と対立関係にあるティターンズ人質として突然さらわれてしまう。その後は、無事にアムロに救出される。この時ベルトーチカから「アムロをおかしくした」と言いがかりをつけられるが、大人の対応をして跳ね除けており、7年という年月を経て大人の女性としての貫禄に磨きをかけている。ブライトとの会話シーンは見られなかったものの彼の元に子供達と共にビデオレターを送っている。

劇場版では登場シーンが大幅に追加された。続編の『ΖΖ』には未登場。

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

ブライト同様白目があるため印象が大きく変わった。

第二次ネオ・ジオン抗争の際には隕石落としを強行するシャア・アズナブルの心境に多少ながらも理解を示す一面を持っている。隕石落としから避難する際にアデナウアー・パラヤの割り込みによって宇宙へ上がれなくなった際には、空いた席をハサウェイに託し、彼の成長を期待して送り出した。

その後は宇宙へ上がり、ロンデニオンに居を移し、最後の任務に向かう夫を見送ったが、その後の彼女の動向については語られていない。元フィアンセのカムランがブライトと再会しており、彼女に対して未だに強い思い入れがあることを伝えている。

余談

最初期には「ミライ・エイランド」という名前になる予定もあったようで、冒険王版ではこちらで誤記されていた(単行本では修正)

販売当時のかるたでは艦長誤記されている他、某新聞で「主人公のアムロン少年」と間違ったテロップが掲載された事がある。

ブライトが主役のギャグマンガ『アパートメント・オブ・ガンダム』ではバストが90㎝以上と判明した。

品川ヒロシの漫画「ドロップ」では、単行本1巻にて主人公の信濃川ヒロシが彼女が載っているコマを切り取ってコレクションにしている描写がある。

関連項目

機動戦士ガンダム 機動戦士Zガンダム 機動戦士ガンダム逆襲のシャア

アムロ・レイ カムラン・ブルーム スレッガー・ロウ ブライト・ノア セイラ・マス

ハサウェイ・ノア チェーミン・ノア

カミキ・ミライガンダムビルドファイターズトライ):偶然名前が同じだが、おそらく関係は無い。

アーノルド・ノイマン:オマージュ作品の操舵手、まだスーパーロボットの挙動が残っていた当時のガンダムにおける彼女の操舵を、完全にリアルロボットに舵を切った現代でオマージュしてしまったためか全作品通してぶっちぎりで狂った技術を持つバケモノ操舵手と化している(勇名高い重力下バレルロールも彼女がランバ・ラル戦でやったことのオマージュである)

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