機体データ
型式番号 | RX-166 |
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所属 | 地球連邦軍 |
開発 | 地球連邦軍キリマンジャロ基地 |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 31.4m |
頭頂高 | 20.6m |
本体重量 | 52.1t |
全備重量 | 88.0t |
出力 | 2,010kW |
推力 | 112,600kg |
センサー有効半径 | 12,900m |
装甲材質 | ガンダリウムγ |
固定武装 | ビームサーベル、60mmバルカン砲×2(オプション) |
携行武装 | ビームライフル、ハイパーバズーカ×3、シールド |
概要
型式番号RX-166。
ムック『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』に登場する地球連邦軍の試作型モビルスーツ(MS)。初出は「モデルグラフィックス」1985年11月号。『GUNDAM WARS』第2巻に相当する『MISSION ΖΖ』でも設定が掘り下げられている。
ガンダムMk-Ⅱのムーバブルフレームの性能に注目した連邦軍キリマンジャロ基地の開発グループが、ティターンズから提供されたMk-Ⅱの設計図(Mk-Ⅱは1号機、2号機、3号機の3機ともエゥーゴに奪われたため、ティターンズまたは連邦軍に実機と詳細なテストデータは残されていない)を基に開発したアドバンスド・バージョン。Mk-Ⅱの直系後継機に当たる。
装甲がガンダリウムγに換装されたため、本体重量がガンダムMk-Ⅱより軽減され、その為にオプション兵装をより多く装備できるようになった。
また、背面の大型バックパックには、ウェポンマウントラッチとともに宇宙空間用の高機動型スラスター・ユニットを備えている。
外観は、同様にMk-Ⅱの後継機として開発されたエゥーゴのガンダムMk-Ⅲに類似しているが、よりMk-Ⅱ寄りのデザインとなっている。
一説にはコア・ファイターを搭載していた可能性も挙げられている。
ガンダムMk-Ⅲ“イグレイ”は試作機3機が製造されたが、カラバのキリマンジャロ襲撃戦によって研究データとともに全機が失われたため、開発継続が不可能となり試作のみに終わっている。ただし、同基地製のバイアランに技術は受け継がれている。
なお、型式番号の「166」は、キリマンジャロ基地の開発機の中で6番目に承認されたことを意味する。
また、「B-CLUB」誌に掲載された短編漫画『IRON HEART』には、連邦軍またはティターンズ所属のガンダムMk-Ⅲが登場し、アムロ・レイが率いるディジェ3機と交戦しているが、この機体とイグレイの関連性は不明。