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G-4計画

じーふぉーけいかく

一年戦争時の次期構想機開発計画。『機動戦士ガンダム MSジェネレーション』内での設定だったが現在では他作品でも使用されるようになった。
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MJ(模型情報)の『MSジェネレーション』が初出の設定。G4計画やG-Ⅳ計画とも。

サンライズのフィルム化されたものがオフィシャルという考えやこの漫画作品が出た当時の傾向として監修などがあまりされずに独自性が強いことなどからいわゆる公式、正史としては組み込まれていない(サンライズ監修としての作品や書籍で取り上げられることはある)。

そのため一作限りの設定とも言えたのだがSDガンダム GGENERATION-Fに参加したことやアレックスと絡めた設定からかネット上でも知名度があるように見られる。


さらに『アナハイム・ラボラトリー・ログ』第3回(2017/1/20)を皮切りに何度か採用され始めており、言葉としては現設定にも組み込まれたと見ていいだろう。

ただし、具体的にどのような計画かはぼかされ続けており、後述のように矛盾が生じているため『MSジェネレーション』のものとは別のものになっている可能性が高い。


『MSジェネレーション』におけるG-4計画

一年戦争末期、RX-78 G-3を開発母体とした次期構想機の開発計画。

宇宙軍中心のニュータイプ対応機がガンダムNT-1、空軍中心の飛行、戦闘融合機がガンダムGT-FOUR

ほかに陸軍中心の全身火器の重火力型、格闘専用機、海軍中心の水中専用型がプランのみ存在した。

GT-FOURも制式ナンバーは与えられていない。


関連機体

ガンダムNT-1…宇宙軍中心のニュータイプ対応機。

ガンダムGT-FOUR… 空軍中心の飛行、戦闘融合機。


現在のG-4計画(記事内では便宜上「現設定」とする)

2022年現在具体的な計画内容は不明。ただし、現在関わっている機体はRX-78セカンドロットシリーズやオーガスタ基地が関わっており、ほとんどが宇宙運用を前提としてる機体で『MSジェネレーション』内の設定と矛盾が見られる。

ペイルライダー計画にはG-4計画のデータが反映されており、プロジェクトペイルライダーではG-4計画(4号機、5号機)からの技術流用としてバックパック、武装、肩のブースターが例として挙げられている。


機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のガンダムエースの漫画版『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』では『G-Ⅳ計画』と表記が変わっており、オーガスタとジャブローの協力を得たもので、『G-Ⅳ』と呼ばれる機体が各地で開発されているとしている。

後にガンダム開発計画に関わるコーウェン准将も関わっている。

本作では北米方面軍G-Ⅳ計画開発小隊が登場。


AOZRe-Boot』のヘイズル・ケルデルクの説明において脚部への推進機の増設をG-4計画に関連する機体(アレックスやマドロック等)、派生機(RX-80やRX-81)にも実装されたと解説している。


関連機体

ガンダムNT-1…ガンダムエース版『ポケットの中の戦争』にて「アレックス」もしくは「G-Ⅳ」と呼ばれる「試作型アレックス」(正式名称不明)が登場。現設定のG-4計画との関連が明かされるのは本作からなので実は後発である。『AOZRe-Boot』でも言及された。

ガンダム4号機ガンダム5号機…『プロジェクトペイルライダー』の開発系譜にG-4計画の機体として登場。

ガンダム6号機…『AOZRe-Boot』にて関連機として紹介されている。

ペイルライダー…『アナハイム・ラボトリー・ログ』にてG-4計画の技術が使用されたことが明かされ、『プロジェクトペイルライダー』では4号機5号機との関係が示された。

ペイルライダーDⅡ…『アナハイム・ラボトリー・ログ』にてG-4計画との関係性が明かされた機体。そのため現設定で最初に関係が示された機体と言える。

RX-80…『AOZRe-Boot』にて派生とされた。ペイルライダー関連機や『ザ・ブルー・ディスティニー』のブルーディスティニー2号機、3号機が該当するがRX-80系はいずれも原型機が未確認かつ後述のブルーに関わるRX-80の設定は2023年現在裏設定状態で公式設定として言及されていないためここにあげたRX-80系全般を指すのかまでは不明。

RX-81 ジーライン…『AOZRe-Boot』にて派生とされた。


ファンによる考察での関連機

前述の通り他の軍主導の機体の名前はなくプランのみもしくはプランが提案されたという設定に止まっている。しかし、『MSジェネレーション』で挙げられた特徴が後の何機か共通する要素もありネット上ではこれを当てはめるファンが見られ開発系譜の画像なども作られた。


そのため、ここで紹介する機体は現設定はもちろんMSジェネレーションでも言及されていないためあくまでファンの考察という点には注意(候補として挙げられている機体はどれも『MSジェネレーション』のGT-FOURのエピソードより後発なのでG-4計画がこれらを意識して設定したということもないと思われる)。

実際、G-4計画という言葉が一人歩きしたのかコンセプトだけを当てはめているものが多く、「G-3ガンダムを開発母体にした次世代機」という要素はあまり満たされていない。

マスターアーカイブ(※)ではこの解釈をいくつか採用している。

※マスターアーカイブ ガンダム

宇宙世紀の世界で刊行されたという体裁の書籍シリーズの一つ。サンライズ監修で一部設定が逆輸入されてるケースはあるものの、基本的に公式設定ではなくオリジナル設定や独自解釈も含み、宇宙世紀内という体裁のため推測や複数の設という形でぼかされているものもあるためこの記事ではファン側の考察に含める(例えばGT-FOURは名前は出されず物的証拠がない証言のみとしている)。

発刊時期的に現在のG-4計画ではなく『MSジェネレーション』の設定をベースにしている。


ガンダム4号機

現設定では正式にG-4計画に関わる機体ではあるがMSジェネレーション版では触れられていない。

しかし、4号機であることからG-4計画と絡めた主張も存在した(ただし宇宙戦用に改修された機体であるためMSジェネレーション版にコンセプトが共通するものはない)。

マスターアーカイブ(※)ではG-4計画に4号機5号機を含めていた。


ガンダム・ピクシー

近接戦闘に特化した陸戦用MSということでここで紹介する候補の中では最もコンセプトにあてはまる。

マスターアーカイブ(※)では実戦投入時点でRX-78がG-3にまだ改装されていない矛盾を指摘しつつも、アレックスの設計開始時期を例にG-3の設計やG-4計画自体は早期に動いてたという説を取っている。


ガンダム6号機

地上で運用されておりキャノンを装備していることから「重火力型」のイメージに近い。もっとも「全身火器」というには増えたのはキャノンぐらい。

4号機同様現設定に組み込まれることとなった。


水中型ガンダム

水中型のガンダム候補。

というより、水中型のガンダム自体数に乏しいのでとりあえず名前を上げられていたと言ったところ。

G-3どころかRX-78系と直接の関係がない機体でアクア・ジムの発展機であり、『MSD』においても遡ってガンダム試作機1号(『機動戦士ガンダムTHEORIGIN』でのプロトタイプガンダム)に繋がる程度なので次世代機とは言い難い。


ガンダムサブマリーン

水中型のガンダム候補。

出身はガンダムウェポンズ4に掲載された「10MINUTES WAR U.C.0079」(新MS戦記 機動戦士ガンダム短編集」にも収録)。いわゆる近藤版でありほかの機体との関係性も明確ではないので関連は薄い(恐らく水中型ガンダムに前述の事情があったことから別の水中型のガンダムの名前をあげた程度と思われる)。



関連サイト

アナハイム・ラボトリー・ログ

プロジェクトペイルライダー

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