この車種はサバンナ(RX-3)の後継車種として発表され、当時のカペラから発展させたスポーツカーのような車体を用いている。エンジンに関してはMAZDAお得意のロータリーエンジン、マツダ・12A型エンジンを搭載していた。
正式名称はサバンナ・RX-7である。
なお、2回以上のマイナーチェンジ(1979年、1982年、1983年などのエンジン交換、1980年の外装の変更など)がある。
そして1985年、フルモデルチェンジによりFC3Sとなった。
エンジンに関して
この車に積まれていたエンジンは先にも述べた通りのものであり、性能としては総排気量が1,146cc、水冷2ローターエンジン(通常のエンジンの1800㏄にあたる)であるが、各種マイナーチェンジを行っている。
当初は無圧縮のエンジンを用いていたが、排ガス規制及びオイルショックの影響により、サーマルリアクター(二次空気導入装置、排気に空気を送り込んで高温処理して炭化水素を燃焼させるもの)を導入したもの、希薄燃焼型、ターボ搭載(日本のみ)、13B型エンジン(通常のエンジンだと2000㏄クラスとなる、ルーチェなどに搭載されたエンジン)(海外のみ)が搭載された。ちなみに希薄燃焼型で燃費が10.2km/lである(それ以前に関してはお察しください)。
そのほか
この車の開発コードはX605。フルモデルチェンジの開発コードはP747。
この車は日本においてスーパーカーがブームになっているさなかに発売されたため、人気が出たとされる(特にポルシェ・924と似ていた)。
アメリカ合衆国などでは日産・フェアレディZあたりといっしょくたにプアマンズポルシェと呼ばれていた。
関連項目
サバンナ(車種に関する説明は少ない)