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アモン・ドッグ

あもんどっぐ

アモン・ドッグは、漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場するティターンズの可変モビルアーマー(TMA)。

ムダだ! たったひとりであるきさまは絶対に私には勝てはしない!

きさまらに死者の声は届くまいっ


概要編集

型式番号不明。

漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場。


グリプス戦役時にティターンズの月面拠点で開発されたとされるニュータイプ専用可変モビルアーマー(TMA)。2機のバウンド・ドックがスカート部で上下互い違いに接続された構造をしている。

本来の脚部はクローアームとして側面に露出しており、クローアームと左腕にメガ粒子砲が各1門づつ、計4門追加されている。反面、バウンド・ドック用のビーム・ライフルやビーム・サーベルは装備されていない。

また、搭載されたサイコミュと搭乗者を連動させることで、予測した状況の推移に応じた対処法の選択や結末を搭乗者に直接伝達するシステムを有している。

パイロットである強化人間ウォルナックは、これは「戦場に漂う死者の精神をサイコミュシステムに取り込ませ、ナビゲーションとしての役割を持たせる」もので、死者の数だけシステムに取り込むことが可能と語っている。


大型宇宙輸送艦に積載された状態で月面からグリプス2へ輸送される途中、6機のMSからなるエゥーゴの遊撃隊による奇襲攻撃を受けるが、轟沈する輸送艦から発進してこれを返り討ちにし、遊撃隊のうちネモ5機と母艦のサラミス改級を撃破する。

しかし、残る1機、エドガー・エドモンド・スミスが搭乗するハーフゼータに対しては、同機のアンバランスな機体特性によって「死者の声」の予測精度が鈍ったため戦闘が長引き、計算外の「物理的な加速」を用いたハーフゼータに撃墜されることになる。


後世の研究者は、当機について描写のある『エドガー・エドモンド・スミスの日記』の内容を元に、バウンド・ドックがニュータイプ用試作機として開発されたにもかかわらず、とりたてて内蔵武器を持たない点や、MA状態での機体防御面での脆弱性を否めない点から用兵思想が見え難い兵器であることを指摘しており、当機こそが本来の完成形であるものと仮説を立てているが、真偽のほどは不明。

なお、『エドガー・エドモンド・スミスの日記』自体が「内容の信憑性に難がある」とされる書籍であり、同書の内容を真実と見なす派は、その証拠となるアモン・ドッグの残骸を月面で捜索し続けている。


なお、本機の正式な名称は「アモン・ドッ」だが、ベース機であるバウンド・ドックの名称に引き摺られて「アモン・ドッ」と誤表記されることも多い。

さらに単行本での機体解説では、バウンド・ドックも「バウンド・ドッグ」と表記されている。これは、重版や電子書籍版が出ても修正されていないことから、意図して書いているとも取れる。


関連タグ編集

機動戦士ゼータガンダム1/2

バウンド・ドック 長谷川裕一ガンダムMS&MA


アモン・ドック - 誤表記・表記揺れ

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