概要
アニメ『機動戦士Ζガンダム』第1話のサブタイトル。
ここでいう黒いガンダム、とは当時ティターンズの元にあった3機の黒塗りのガンダムMk-Ⅱの事を指す。
初回放送は1985年3月2日。
クワトロ・バジーナと名を変えたシャア・アズナブルは、ティターンズの軍事基地化するグリーン・ノア2コロニーに偵察に向かい、そこに黒いガンダムMk-Ⅱが配備されている事を確認する。
一方、このコロニーに暮らす少年カミーユ・ビダンは、ティターンズの兵士ジェリド・メサの何気ない発言に逆上し殴りかかった事がきっかけでティターンズに拘束されてしまう。ガンダムMk-Ⅱが墜落事故を起こしたどさくさに紛れて、何とか脱走したカミーユだったが、新たな戦いの足音は、すぐそこにまで迫りつつあった…
ちなみにこの回は、MS同士の戦闘シーンが一切なく、主人公もMSに乗らないという異色の初回で、続く第2話の「旅立ち」も含めた前後編という趣になっている。
黒いガンダム一覧
ガンダムMk-Ⅱ以外にも、「黒いガンダム」は多数存在する。
初代ガンダムが白いMSであること、更に黒が悪役・ダークヒーローを想起させる(例えば1stに登場する黒いMSはジオン軍のドムとリック・ドムだけである)せいか、敵サイドが使用することが多く、主人公となるキャラクターが黒い配色のガンダムに搭乗する例は稀である。主人公を白、ライバルや相方を黒の機体に乗せると絵が映えるからか対になることも多い。
実際、SDガンダムにおいてもサタンガンダム(ネオブラックドラゴン)やバロックガン、窮奇ストライクフリーダムガンダムなど黒いガンダムがラスボスとして出てくることは珍しくない。
- プロトタイプガンダム※顔は白 実はこちらが元祖
- ガンダム(ティターンズカラー)
- サイコガンダム
- サイコガンダムMk-Ⅲ
- ガンダムTR-1[ヘイズル改](実戦配備カラー)
- ガンダムTR-1[ヘイズル2号機]
- ガンダムTR-6(実戦配備カラー)※顔は白
- ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]
- ガンダム[スコル]
- ガンダム[グリンブルスティ]
- シスクード(ティターンズカラー)
- デスパーダ
- ガンダムMk-Ⅲ“ハーピュレイ”
- サイコガンダムMk-Ⅳ G-ドアーズ
- ユニコーンガンダム2号機 バンシィ
- ネオガンダム1号機
- クロスボーンガンダムX2
- Vガンダム(リア・シュラク隊仕様)
- マスターガンダム※顔は白
- ガンダムシュピーゲル※顔は白
- ボルトガンダム※顔は白
- ガンダムデスサイズ、ガンダムデスサイズヘル、ガンダムデスサイズヘルカスタム※顔は白
- ガンダムX(カイ機。後にリック・アレルの乗機となった際に白へと変更されている)
- ブリッツガンダム※顔は薄紫
- レイダーガンダム※顔は薄緑
- ガンダムアストレイゴールドフレーム天、ゴールドフレーム天ミナ
- ガイアガンダム(後にアンドリュー・バルトフェルドの乗機となった際にオレンジへと変更されている)
- デストロイガンダム
- ストライクノワール※顔は白
- アストレイノワール
- ガンダムスローネアイン
- セラヴィーガンダムGNHW/3G
- セラフィムガンダム※顔は白
- ガンダムアストレアTYPE-Fブラック
- ブラックゼファーラジエル
- 第2世代ガンダム(イノベイター勢力のコピー機)
- ガンダムAGE-2ダークハウンド
- ガンダムエクシアダークマター
- ガンダム・ウヴァル
- ガンダム・グレモリー
- ガンダムジエンド
- アルスコアガンダム
- ガンダムバルバタウロス
- ガンダム・ファラクト
- プルタインガンダム
- ティフォエウスガンダム
ちなみにガンダムダブルエックスも比較的黒の配色が多いガンダムであるが、26話でデマー・グライフに「白い機体」と呼ばれているため一般的には白扱いのようだ。
関連タグ
ヒュッケバイン:黒くて目が二つあってアンテナが生えているがガンダムじゃない。
死亡フラグ:どういうわけかパイロットの死亡率が異様に高い。