HGに恋するふたり
はいぐれーどにこいするふたり
ガンダムエースにて2020年1月号から連載されていた漫画。作者は工藤マコト。
ガンプラを愛するOLと女子高生の日常を描く日常コメディ漫画。百合漫画として紹介されている事も。
ガンプラを題材にしているが、ガンダムファンにとっては身につまされる様な話題や、悪い意味で有名になってしまった内容(『SEED DESTINY』における主人公問題、明らかに敵側を優遇している『鉄血のオルフェンズ』終盤の展開ETC……)にも割と容赦無く切り込んで行く。
間違ってもあのHGに恋しているわけではないので注意。
CVはPVのもの
- 神崎さやか
CV:茅野愛衣
主人公。1988年生まれのOL。小学生の頃に『ガンダムX』、中学時代に『ガンダムSEED』を見てガンダムにハマった。しかしキャラよりもモビルスーツが好きなあまり、周囲と話題が合わせられなかったり、両親がプラモ作りに反対していたのも重なり、ガンダム好きである本心を隠して窮屈な日常を過ごしていた。ある日に宇宙と出会いを切っ掛けに、子供の頃の夢だったガンプラ作りを始めるのを決意する。
好きな機体はデスティニーガンダム。好きなキャラはシン・アスカ。しかし周囲からは「主役を奪われた」「悪役」と酷評されてしまったため、宇宙に出会うまでは公言できずにいた。
- 高宮宇宙
CV:内田真礼
2002年生まれ、16歳の高校2年生。実家が模型店を営んでおり、本人もガンダムとガンプラが大好きな女の子。
明るく物事をはっきり口にする性格であり、上述のデスティニーを「悪役」と発言したり、見てもいないガンダムシリーズをけなす人間には怒りを見せる一面もある。
好きな機体はインパルスガンダム。
- 宇宙の兄
高宮家が営む模型店の店長。
- 桃香
宇宙が尊敬するモデラー「MOMO」として活動している女子高生。
ブロンドのツーテールの髪型からも分かるテンプレキャラだが、趣味を隠し過ぎた生活を続けたせいか、感情表現が下手過ぎて理不尽に片足を突っ込み掛けている。
ガンダムは離婚して別れた父親の影響によるものだが、それにより宇宙世紀以降からのファンを何かと軽視するなどの自分ルールに縛られがちと、こちらにも片足を突っ込み掛けている。
- つぼみ
さやかの勤務先への就職を希望し、インターンシップにやってきた学生。
さやかが持っていたガンプラから興味を持ち、掲載当時の最新作である『鉄血のオルフェンズ』からガンダムに入った初心者。
色々と知識の差にあるため、何かと桃香に知識を教えてもらう場面が多い(それに伴い、彼女の理不尽の被害に遭い易い)。