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シャアの日常

しゃあのにちじょう

シャアの日常とは、脚本:本田雅也・作画:南北によるガンダム漫画作品。連載はガンダムエース
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概要編集

ある男に似た記憶喪失の男性が、日々模索する様子をコミカルに描いた日常系コメディ漫画。所々で見覚えのある人物が現れたり台詞のオマージュがあるなど、機動戦士ガンダムのパロディが見受けられる。


あらすじ編集

一筋の赤い流れ星が目撃された次の日。突然あるアパートに現れた男性。彼はすべての記憶を失っており、自分が何者かわからないまま偶然見つけた麻雀牌型の判子から「西」と名乗り、現代社会で生活する。


登場人物編集

西編集

記憶喪失の状態のまま、あるアパートの一室で目覚めた男。ある男に酷似しており、自分でもわからないが赤いものや三倍という言葉によく反応する。服装もジオンの軍服しかないため外出もそれで行く。最初は周囲から訝しまれていたが持ち前のルックスと記憶喪失という境遇、そして生真面目な性格もあって徐々に打ち解けていった。


ザク編集

西が目覚めたアパートのベランダで行き倒れていた子猫。元々その家の飼い猫だったのか偶然居合わせたのかは不明。当初は「ネコヒ○シ」や家を建てている大工を見て「源さん」と名付けられかけたが、猫用トイレの砂を執拗に掘る仕草から名付けられた。


せいら編集

西を「お兄様」と呼び、妹を名乗る謎の女性。かなりのど天然で別人が同じ格好をしたら兄と見間違えるほど。当初は追い出されそうになるも、なんだかんだで結局一緒に暮らしている。抱きつこうものなら上半身を粉砕し、大の男を軽く投げ飛ばすほどの怪力と物が落下している中を何事もなく素通りできるほどの強運を持っている。


デギン和尚編集

大柄でサングラスをした厳ついなりをした座日寺の住職。山に籠って修業をするうちに怒りの感情を全て捨て去り、見た目とは逆に西兄妹の奇抜な行動も許してくれるほど温厚。しかし、頭髪に関わるキーワードを聞くと、脈絡どころか全く違う単語でも大暴れする。更に怒りが頂点に達すると人の姿を捨てた「地獄の閻魔モード」なる姿となる。かつて座日寺を全壊させたこともあり、後に「火の○○○」と呼ばれている。


牙流馬編集

和尚の息子で、武士の心得を重んじるほどの生真面目な性格。年が近いこともあって西と仲がいいが、事あるごとに自害しようとするなど極端かつ面倒臭い。


土鶴編集

肩にスパイクを装備した大柄ロン毛の強面な学校教師。和尚の息子で、我流馬が言っていた何人かの兄の一人とされている。同僚の瀬奈先生に片思い中で、何度かアタックしているものの何だかんだでうまくいってない。金八先生の大ファンで主演を演じた武田鉄矢を人生の師と仰いでいる。


乱馬編集

乱馬組の若頭で、失敗した部下が受けるべき責を何故か自分が受ける変な癖を持つ。存続の危機にある組を救うために先代の一人娘を探しているが、やり方が変であるため周囲からは変質者と思われている。


破門編集

乱馬の妻で、かつてはどこの組からも破門されるほどの凶暴さから「破門の紅麗(はもんのくらうれ)」なる異名を持っていた。メガネを掛けてないと見間違いをしてしまうほどの近眼で、登場時にも買い物に行ったところ、なぜかロシアまで行って帰ってきた。


大家編集

西たちが住んでいるアパートの大家さん。厳しいところもあるがザクの飼育を許可しているなど寛容な人物でもある。

この人のみ、他とちがって完全オリジナルの人物である。


赤鼻編集

クリスマスの日に西からクリスマスケーキを盗もうとした泥棒。それが失敗するや否や、今度は作り話で騙そうとしたが結局ばれて手痛いお仕置きを受ける。それ以降は泥棒から足を洗って西を「アニキ」と慕っている。


編集

アパートから墓場で生活したりした男。八口という猫を飼っている。

原典の主人公に酷似しているが、甘い物は花の蜜が主でプリンやカルピスに気絶してしまう時があった。

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