人物像
ジオン軍マッドアングラー隊に所属する特殊工作員。階級は少尉。
爆発物のエキスパートにして、同隊指揮下の特殊工作員たちを束ねるリーダー格でもある。
大きく赤い鼻を持ち、「アカハナ」という名もそれを文字通り揶揄したあだ名だが、本名は公開されておらず不明。
ジャブロー潜入作戦においてシャアの指揮下に入り、部下たちを率いて基地内の連邦軍の新型モビルスーツ「ジム」の生産工場や格納庫に爆弾を仕掛け、破壊工作を行う。
しかし、カツ、レツ、キッカらの機転と活躍、そして彼らの救援に駆け付けたホワイトベースクルーの奮闘によって仕掛けた爆弾を全て撤去され、作戦は失敗に終わってしまう。
更に潜入が露見したことでガンダムの追撃を受け、撤退するも追い付かれて乗機アッガイごとビームサーベルで切り裂かれ、部下共々シャアを残して戦死、部隊は全滅した。
本来リアルロボットであるガンダムの中でも彼は「アカハナ」と本名不明で特徴的なモブ親父面をしていることから印象に残り、サブキャラながらファンからの認知度は高い。
更に、乗機のアッガイ自体もその容姿から萌えMS扱いされるなど人気・知名度が高く、その関連でギレンの野望やガンダムVSガンダムなどのゲームで登場する事も多い。
漫画『アッガイ博士』におけるアカハナ
ジオン軍から派遣と言う形でジオニック社傘下のスウィネン社において新型MSの開発に協力しており、プロトタイプアッガイなどのテストパイロットを務める。
初登場回で開催された新嘗祭にはゆるキャラの着ぐるみを着て参加したが、町内会長の思い付きでゆるキャラ対決に巻き込まれることとなり、着ぐるみを着たままで激しい競技の数々をこなしていった結果…痩せたうえに少女漫画と出る漫画を間違えたかのようなキラッキラのイケメンへと変貌を遂げた。(オヤジ臭い性格やトレードマークの赤い鼻はそのまま。)
その後も作中では基本的にイケメン姿のままで描かれている。
最終話のネタバレ
実は『機動戦士ガンダム』に登場したアカハナとは別人で、彼は(本来の)顔が瓜二つの兄である。
兄の方はガルマ・ザビ殿下臨席の下(と予定されていたが欠席になり)開催された新型水陸両用MSの競技会において重傷を負ってしまい、彼が行くはずだった地球へは弟が代わりに行くことになった。