概要
池上遼一にも似た劇画調のタッチと、やる気がないようにすら見えるストーリーとシュール極まるギャグが特徴。
前述した通りやる気のない事で有名な漫画家。デビュー作となった「SUPER BASEBALL CLUB」は投稿作品として送られた際、原稿の約半分が下書き状態であった。
自分の作品やキャラクターに無関心で思い入れがない態度を巻末の後書きなどで度々示しており、よく過去の作品のキャラが姿や設定を変えて登場するが、それはスターシステムやファンサービスを意識しているわけではなく「使いまわし」だと発言。
週刊少年マガジンにて連載を始めた理由は「(当時のマガジンに)巻末コメントがなかったから」とし、巻末コメントが導入された後は「特にありません。」のコメントを連発。まともに書いたのすら「スーパーで豚肉とアルカリイオン水を買う」くらいである。
やる気のなさは徹底しており、最終回を迎えて物語がきちんと完結した作品はが亜桜まるが作画を担当した「だぶるじぇい」のみ。
その一方、休載はマガジンの作家の中ではかなり少ない方である。
高橋留美子の「うる星やつら」完全版の『34人の著名人が描くラムちゃん』という企画で、似ても似つかないラムちゃんのイラストを描いた(参考リンク)。完全版の帯で野中は「本気度を見てもらうために、あえて資料を見ずに描いた」と述べている
しかしだぶるじぇいを皮切りに自身で作画をするのをやめ、原作者に転向した。どうやら作画が面倒になったようである。
主な漫画作品
原作および作画
ドリーム職人
他
原作のみ
メカ沢くん