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DATA編集

  • 別名:亜空間怪獣
  • 身長:59メートル
  • 体重:760キログラム(睡眠時)〜6万7千トン(覚醒時)
  • 出身:亜空間

概要編集

第20話『怪獣漂流』に登場。

その名の通り亜空間に生息する怪獣。太陽黒点が活発化した影響で発生した太陽風のプラズマと電離層のプラズマの相互作用で開いたプラズマトンネルから寝たまま日本に漂流してきた。

名前はトミオカ長官に「雲のようにふわふわ浮かんでいるから」と言う理由でクラウドスと命名された。見た目はゴツいが、性格は温厚で凶暴性はない。


最大の特徴は自身の動きが活発化すると体内に亜空間プラズマが発生して体重が大きく変化する体質を持つこと。睡眠時は風で流されるほど身体が軽いが、目覚めると体内にプラズマが発生して体重が増加し、マックスが持ち上げられないほど非常に重くなる。

戦闘時は体重を活かしたボディプレスと棍棒状の尻尾を使って戦う。催眠術に罹りやすいタチらしく、ダッシュアルファの振り子運動であっさり眠った。


たまたま睡眠状態で漂流してきたため、覚醒して被害を大きくさせないためにDASHは睡眠状態のまま亜空間に帰す為に作戦を決行。


しかし、街の様々な音でことある事に覚醒しかけてしまい、DASHの面々を焦らせる。そこでDASHは街の人々に大きな音を出さないよう注意喚起を行う事に…(流石の暴走族の面々もミズキの注意喚起を素直に聞き入れて、バイクを押して歩く程だった)。


亜空間を再び発生させる「イヤーシールド・サンダー作戦」を実行するため、雷の音で起きないようにイヤーシールド(耳栓)を耳を装着されるが、全員耳だと思っていた部位は耳では無く、なんと「鼻」だった(耳らしきものはどこにあるかは不明だが、吹奏楽の音に反応した場所は尻尾だったのでこの部分で音を感じ取っている物と思われる)。


イヤーシールドを鼻に装着された事で息が詰まってしまい、そのまま地上に落下。

落下した拍子に完全に目覚めてしまう。


マックスと戦闘になるも、とてつもない重量を持つ巨体で押し潰し、マックスを苦戦させた(巨体で押し潰されそうになった際、近くにあった御神木を引き抜いてしまい慌てふためくマックスを見られる)。

しかもクラウドスが動くせいでギガレーザーの狙いが定まらず、ギガレーザーで照射した雷がマックスに直撃し、逆にマックスを追い詰める状況になってしまう。


体重の乗ったタックルを喰らわそうとするが、マックスの「マクシウムカノン」で足止めされた隙を突かれ、ギガレーザーで放った雷を浴びて体内の亜空間プラズマと雷のプラズマで相互反応が起こった事でプラズマトンネルが開放。開いたと同時に浮かび上がり亜空間へと帰って行った。


余談編集

この回は『ウルトラマン』第34話「空の贈り物」をモチーフにした作品で、クラウドスはスカイドンをオマージュした怪獣である。


マックスが巨体で押し潰されそうになっていたが、この回より前にマックスは体重7万トン(最大時のクラウドスより重い)のレッドキングを持ち上げている。ちなみにマックスの設定腕力は9万トン。色々とおかしいような…。


なお、作中では応援歌としてDASHのテーマが吹奏楽で演奏されている。


ウルトラマンX』第10話の初期案では、年老いたクラウドスが村に落下して観光でにぎわうという展開が検討されていたが、この役割はホオリンガに変更された。


この回に登場した山口初子役と山口武雄役には劇場版『ウルトラマンティガTHE FINAL ODYSSEY』に登場したカミーラ役の芳本美代子と『ウルトラマンダイナ』のスーパーGUTSナカジマ・ツトム役の小野寺丈がゲスト出演している。

また、たびたびウルトラシリーズにゲスト出演している赤星昇一郎が劇中でクラウドスの睡眠を妨げそうになった和尚・演歌歌手・暴走族のヘッドの全てを演じているというお遊びがなされている。


関連タグ編集

ウルトラマンマックス マックス怪獣 ウルトラ怪獣

スカイドン:オマージュ元。

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