ながいけん
ながいけん
シュールなギャグセンスと独自の世界観から「ファンロード」の常連投稿者としてカルト的な人気を博した。
1988年に、上述の投稿漫画を中心にまとめた初の単行本『チャッピーとゆかいな下僕ども』を発売。翌年に絶筆宣言をし、しばらく休筆。
1996年に「週刊少年サンデー」で『神聖モテモテ王国』の連載を開始し、さらにカルト的な人気を博した。
新都社系列の漫画描きの先駆者…かもしれない。
作品数が少ないことと休載期間が長いことから知る人ぞ知るカルト漫画家だが、その強烈な作風故に根強いファンも多く、同業者である漫画家にも支持者が多い。
その一方で、飽きっぽいのか連載を途中で投げ出してしまうのが常であり、短編集である『チャッピーとゆかいな下僕ども』を除いてきちんと完結させた作品は無い。
良くも悪くも、付き合うには根気の要る漫画家である。
・『チャッピーとゆかいな下僕ども』・・・ファンロード投稿時代の作品をかき集めた短編集。ながいけん閣下の独特すぎる世界観と台詞センスが濃縮された作品集であり、コアなファン層を築き上げた。後に新作を追加して再版された。今なおながいけんの最高傑作とするファンも多い怪作。
・『神聖モテモテ王国』・・・8年の沈黙を破って突如ながいけんが少年サンデーにて連載を開始したラブコメ風味のシュールギャグマンガ。エキセントリックな内容からカルト的な人気を博したが突如連載を終了。ヤングサンデーに連載の場を移すも間を置かず休載してしまい現在に至る。後に単行本が再版された。
・『第三世界の長井』・・・ゲッサンにて連載中の最新作。ながいけんの新境地とも言える作品であり、ギャグともシリアスとも付かない不条理な世界観を描いた怪作である。休載が長いため読者が忘れた頃に単行本化するのが常である。現在も再開のめどは立っていない。
・その他・・・上記の他、ファンロードの投稿時代には多くの作品を投稿しており、当時のファンロード誌に掲載されたが、未単行本化。主な作品として、「大戦隊ゴーグルファイブ」のゴーグルイエロー……のパロディキャラ「ゴオグルイエロオ」が登場するものがある。正義の味方『会社員A(という名のサラリーマン風おっさん。後に息子も登場)』やスナフキン、サザエさん一家などと騒動を繰り広げる……といった、アニパロ的な内容で、読むためには掲載された当時のファンロード誌を探し出すしかない。
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走れセリヌンティウス
カミュ誕ですが、酷いギャグパロです。太宰治、カミュ、ミロを純粋にお好きな方には、お勧めできません。「ベニスの商人」ではシャイロックを幸せにしたい!と願うほどの、変態が書く事なので、名作もキャラも酷い事になっております。本当に酷いですが、どんなものでも笑って許せる方のみ、どうぞ。(一番酷いかもしれません)ギャグをこよなく愛しているからこその、誕生日祝い。_| ̄|○・・・です。 表紙はポプラ社の「走れメロス」の表紙です。有名な絵なので大丈夫でしょう(;^_^A <追記> ながいけん閣下(笑)のタグをありがとうございます。既に描かれていらした事から、先生の才能に畏怖するとともに、これを機会にこの作品が描かれているコミックを、読んでみたいと思いました。ファンの皆様、申し訳ありませんでした。8,489文字pixiv小説作品