概要
ベンジャミン・シスコ(Benjamin Sisko)は「スタートレック:ディープスペースナイン」の登場人物。歴代のスタートレックシリーズで初の黒人主人公である。
アルファ宇宙域の宇宙ステーション・ディープ・スペース・ナインの司令官。階級は中佐、のち大佐。以前は艦隊勤務も経験している。カーデシアからディープ・スペース・ナインが引き渡された際、司令官に就任する。ウルフ357の戦いにおいて、ボーグに同化されていたジャン・リュック・ピカードによって妻を失っている。
妻との間には小説家志望のジェイクという息子がおり、のちにディープ・スペース・ナインにやってくる。
宇宙ステーションそばにはガンマ宇宙域に通じるワームホールがある。
人物
規則はしっかり守るがフェレンギ人のクワークやカーデシアのスパイであるエリム・ガラックの存在を許容したり、懐の深い人物であり連邦、ベイジョーの寄り合い所帯であるディープ・スペース・ナインをよく統率している。その能力はガル・デュカットら敵からも高く評価されている。普段は温厚だが譲るべきでない部分は決して譲らず、死の商人として活動したクワークを怒鳴りつける、クリンゴン人に変装してバトラフ勲章授与式に乗り込んだときには同期のラポーリン艦長を殺した事を自慢していたクリンゴン人を叩きのめすなど怒るときには怒る。
アカデミー時代はレスリング部のキャプテンであり、クリンゴン人を叩きのめせるほど格闘技の実力は高い(ただし全盛期よりは落ちている)。このほか野球も趣味とする。かつては本物の食べ物にこだわる性格だったが、現在はレプリケーターで合成された食事にもすっかり慣れている。
因みに
上記の通り姓の綴りは「Sisko」である。「Cisco」ではない。