ピクシブ百科事典

スタートレックディスカバリー

すたーとれっくでぃすかばりー

「スタートレック」のあらたなテレビ版。Star Trek: Discovery
目次[非表示]

概要

アメリカのテレビドラマ「スタートレック」テレビシリーズ第6作。略称は「DIS」もしくは「DSC」。
時系列としては『宇宙大作戦』(TOS)の10年前(2256年なので、正確にはパイロット版の2年後でありTVシリーズの9年前)で、TOS~映画6作目まで続く惑星連邦とクリンゴンの因縁につながる戦争を描く。
シリーズ史上初めて船の指揮官ではない一クルーが主人公となる。

登場艦艇・人物

U.S.S.ディスカバリー

登録番号NCC-1031
クラスクロスフィールド級
船長ガブリエル・ロルカ大佐
所属惑星連邦宇宙艦隊

宇宙大作戦(TOS)映画期にボツになった「プラネット・オブ・タイタンズ」のデザインが基になっている。
マイセリウム胞子のネットワークを利用した有機体推進システムである活性胞子転移ドライヴ(※)を搭載した実験艦。宇宙のどこへでも一瞬でジャンプできる性能を秘めている。早い話がどこでもドア

※しかしこのような技術はのちの時代には全く語られず、この30年ほどのち(2285年、映画3作目)の「超(トランス)ワープ航法」の実験をはじめ何度もワープ航法の壁を破ろうとしては失敗していることから、ドラマが進んでいくと何らかの理由で技術自体が封印されるであろうことが予測される。

クルー
マイケル・バーナム- 本作の主人公。元U.S.S.シェンジョウの副長。地球人初のバルカン科学アカデミー卒業者で、非常に優秀な士官。シェンジョウ勤務時代に、クリンゴンとの全面戦争を避けようとして反逆行為に手を染めてしまう。その後、囚人となったが、ロルカ大佐に引き抜かれディスカバリーのクルーとなる。その為、階級は無い。
ミスター・スポックの父サレック大使の養女であり、養母アマンダ・グレイスンは幼い彼女とスポックに本を読み聞かせていたと語られた。
過去にクリンゴンの攻撃で実の両親を失った過去がある。

ガブリエル・ロルカ大佐- 船長。自分のラボに銀河中の危険な武器や生物を保管しており、クリンゴンとの戦争に勝利する為の方法を模索している。過去の戦闘で目を負傷しており、調光機能に障害があるが、ある理由から治療を避けている。

サルー中佐- 副長。ケルピアン人。元U.S.S.シェンジョウの科学士官でマイケルの部下だった。母星では被捕食種であるため危険を察知する能力が発達しており、ディスカバリーに配属されたマイケルを危険人物とみて警戒している。

アッシュ・タイラー大尉- 捕虜としてクリンゴン艦に囚われていたが、脱走の後ロルカに引き抜かれディスカバリーの保安部長となる。クリンゴンに拷問された経験が原因でPTSDに悩まされている。

シルビア・ティリー- バーナムのルームメイトとなった士官候補生。将来的に船長を目指している為、優秀なバーナムから学ぼうとする。任官前の乗組員でありながら胞子ドライブの操作を任されるなど優秀だが、パーティーでは羽目をはずすタイプ。

ポール・スタメッツ大尉- 菌類学者で胞子ドライブの研究を行っていたが、自分の研究が戦争に使われることに不満を持っている。後に、胞子ドライブを運用する為に不可欠なクマムシのDNAを自らに取り込む。叔父はビートルズを演奏する。同性愛者。名前の由来は、実在の真菌学者ポール・スタメッツ。

ドクター・ヒュー・カルバー- 船医。スタメッツのパートナー。クマムシの件ではバーナムに味方するなど、医者らしい倫理観を持つ。クマムシのDNAを取り込んだスタメッツを心配している。

U.S.S.シェンジョウ

登録番号NCC-1227
クラスウォーカー級
船長フィリッパ・ジョージャウ大佐
所属惑星連邦宇宙艦隊

名称は中国の宇宙船「神舟」から。デザインは24世紀のアキラ級によく似た、円盤部後方にパイロンが伸び、その下にワープ・ナセルを下向きにぶら下げたデザイン。アキラ級をもとにデザインされた22世紀のNX級との中間型にも見える。

クルー
フィリッパ・ジョージャウ大佐- 船長。マイケルを娘のように思っていたが、反逆を起こした彼女を拘束する。その後、クリンゴンとの戦闘状態に突入した混乱の最中、拘束室から抜け出したマイケルと共に、クリンゴンの指導者・トゥクヴマを捕らえる為に敵艦に乗り込むが、トゥクヴマとの戦闘で命を落とす。
第4話で彼女の遺体に関する衝撃的な事実が明かされた(もっとも、クリンゴン側としては「そうせざるを得ない」切羽詰まった状態であったと記しておく)。

ナンブー - 船医

その他
コーンウェル提督-ロルカの上司。以前は船医だった。ロルカとも親しい間柄らしく、第六話では・・・
ロルカが以前指揮していた艦での一件以来彼が変わってしまったことを非常に心配している。

ハーコート・フェントン・マッド(ハリー・マッド)-詐欺師。TOS「不思議の宇宙のアリス」以来の登場。借金から逃げた先でクリンゴンに捕まっていた。

確認されている過去作との矛盾

・TOSの10年前にしては技術が進みすぎている。これまで描かれてきた23世紀にホログラム通信やホログラフィコンソールは存在しない(2年前にあたるTOSパイロット版ではプリントアウトすら使われていた。50年も前の作品なので仕方ないが)。
・一部コンピューターサウンドが24世紀のOS・LCARSのものと同じ。
・2270年代までは22世紀に行われた実験の影響で平らなはずのクリンゴン人の額が既に元通り隆起している。ただし変異遺伝子の影響を受けていない者がいた可能性はある。
・艦船のデザインが同時期のそれ(初代エンタープライズなど)と大幅に異なり直線主体。またパラレルワールドであるはずのJ・J・エイブラムスの映画シリーズに近い意匠が見られる。
・制服が、前後する時期であるTOSパイロット(2254年)およびセカンドパイロット(2265年)のどちらとも全く異なる。これはデザイナーが見た目の問題で故意に変更したとのこと。本国版スタートレックwikiでは2種類の制服は並行して使われていると解釈されている。

過去作との関連

・宇宙歴が1207.3(第一話)→2136.8(第七話)と読み上げられ、TOSセカンドパイロットの1312.4より数字が大きいが、これは「地球時間5.5年ごとに10000.0でリセットされる」という従来の説明に合致する。(なおTOS吹き替え版ではアポロ11号の月面着陸翌日の1996年7月21日を起点とする独自の宇宙歴になっていた。時代も「月着陸の400年後」即ち24世紀とされている。)
・ジョージャウ大佐の私室に置かれていた小物の中にワイン「シャトー・ピカード」のボトル。「新スタートレック」(TNG)のピカード大佐の実家で作っているワインである。
・第二話で駆け付けた艦隊の中に「USSトゥプラナ・ハス」、「USSシュラン」など過去作に由来する名の艦が多数いた。
・本作では惑星連邦とクリンゴンは戦争状態だが、TOSまでに停戦という名の冷戦状態になり、映画6作目で歩み寄りの道へ進み始め、2344年にUSSエンタープライズ(NCC-1701-C)がクリンゴンのコロニー惑星を単艦でロミュラン・ウォーバード4隻から守ろうとして轟沈した事件をきっかけにTNGでは同盟関係へと至る。そして26世紀までに、クリンゴンは惑星連邦に加盟することも語られている。
・第五話で、TOSおよびまんが宇宙大作戦に登場した詐欺師ハリー・マッドが再登場する(既存キャラクターの登場はDSCでは初めて)。
・同じく第五話で映し出されるコンピューター画面に、「表彰された船長」のリストとしてNX-01のアーチャー、NCC-1701の初代船長エイプリル、二代目船長パイク、NCC-1017(USSコンステレーション)のデッカーの名がジョージャウとともに表示される。
・第七話の内容はTNG「恐怖の宇宙時間連続体」のオマージュ。

アフタートレック

本編終了後に放送される裏話番組。アメリカ本国では生放送され、ツイッターで質問などを受け付けている(ハッシュタグ#AfterTrek)。
ホストのマット・マイラと脚本家アーロン・ハーバーツをレギュラーとして毎回俳優や他の脚本家が濃いトークを繰り広げる。過去のシリーズ作品とのつながりにも触れたりとトレッキーもそうでないST初心者も必見。

関連タグ

スタートレックエンタープライズ スタートレック

pixivに投稿された作品 pixivで「スタートレックディスカバリー」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 229

コメント