You will play as Stanley, and you will not play as Stanley.
You will follow a story, you will not follow a story.
You will have a choice, you will have no choice.
The game will end, the game will never end.
(steamゲーム説明分より)
概要
The Stanley Parableとは、Davey Wreden氏による主観視点アドベンチャーゲームである。
原型はDavey氏が2011年に発表したHalf-Life2のmodであり、2013年に"Galactic Caffe"から製品版が発売された。Steamにて『Windows用無料体験版』と『Windows/Mac双方で遊べる製品版』の二つが公開されている。
公式の日本語対応はされていないが、有志が製作してくれた日本語化MODが存在する。
2022年4月27日に"Crows Crows Crows"からグラフィックの向上、新たなエンディングの追加、コンソール(PS4,PS5,XboxOne,XboxSeriesX,XboxSeriesS,NintendoSwitch)への対応等が行われた"The Stanley Parable: Ultra Deluxe"が発売されている。
※開発スタジオは変わったが、Davey氏は変わらない立場のまま開発に関わっている。
2023年4月28日以降のアップデートから、公式な日本語対応が始まった。
内容
主人公はとあるオフィスにある会社へ従業員427番として務めている男、スタンリー。
彼の仕事は、自分の席にあるパソコンにあるキーボードのボタンを画面の指示に従って押すことだけ。
そんな仕事を楽しみながら続けていた彼はある日、仕事場に自分以外の人間が誰一人いないという事態に遭遇する...
と、いう物語を語る『ナレーター』の指示を聞きながら、主人公の『スタンリー』を操作する。
ただし、「ナレーター」の指示を無視した行動も可能である。
例えば、序盤で通るドアが二つある部屋では「スタンリーは左のドアに入りました。」というナレーションがかかるが、その指示を無視して右のドアを通ることも可能である。
ナレーターに従うか・従わないかで「スタンリー」のストーリーと「ナレーター」の行動や態度が変わっていき、それに応じた様々な種類のエンディングや展開が待っている。
人物紹介
- スタンリー(Stanley)
大きな建物の会社で働く従業員427番。
仕事は指示された通りにキーボードを入力する事のみ。
このゲームの主人公であり、言葉を発することの無い没個性的なサイレントキャラクター。
既婚者らしいが、あるエンディングではナレーターに「君に妻なんている訳ない」という事を言われたり、時には「デブで醜くて会社に入れたのも家族のコネのおかげ」などと散々ディスられたりする。
- ナレーター(CV:Kevan Brighting)
画面上に現れることはなく、スタンリーに様々な選択肢を与えて物語を進行していく天の声。
舞台の変更から強制リセットまで、ゲーム内のことなら大概なんでもできる俗に言うメタキャラ。
ただし、スタンリーを操作したり行動を止めたりすることは出来ない。
普段はあくまで語り部として敬語で話すが、感情が高まると素の態度をとってくることもある。
関連動画
- "The Stanley Parable"発売予告(2013年)
記念すべき最初の製品版の予告編。
- "The Stanley Parable:Ultra Deluxe"のアナウンス(2018年)
- "The Stanley Parable:Ultra Deluxe"当てのメールへの反応(2019年)
発売日に関するファンからの心配の声に対し、2020年への延期を堂々と発表。
- "The Stanley Parable:Ultra Deluxe"はどこにいった?(2021年)
延期の予定すら過ぎ、開発者への信頼が無くなりかけたその時...
- "The Stanley Parable:Ultra Deluxe"発売日予告(2021年)
関連リンク
定価は1480円
無料のデモ版もある。
関連タグ
「決まった物語を語ろうとするナレーション」と「それに逆らって違う道に進むことができる操作キャラクター」という共通点を持つアクションゲーム。
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