概要
『機動戦士ガンダムUC』の登場人物、マリーダ・クルスを象徴する台詞の一つ。
とは言え、再調整でガンダムへの憎しみを開放された状態で発したものなので、マリーダさんの台詞というより、プルトゥエルブとしての台詞である。
『機動戦士ガンダム00』のガンダムマイスター、刹那・F・セイエイの台詞である「俺がガンダムだ」とは「ガンダム」という言葉に関しては対極のニュアンスを持つが、一応会話として成立する。
発言者の見た目も
画風を統一して並べると違和感があまりなく、「ガンダム」絡みの壮絶な過去を持っている点や、本名ではなくコードネームを名乗って行動している点も共通する。
乗機に関しても、刹那の「ガンダムを駆逐するガンダム」に対してマリーダさんの機体は「ガンダムを破壊するガンダム」と言えるので似ているとも言える。
そしてスパロボにて
各種ガンダムゲームでもぼちぼち共演してきたこの二人だが、『第3次Z天獄篇』にて遂に刹那(劇場版)と再調整状態のマリーダさん(プルトゥエルブ)の濃厚な対話が実現。
- 「邪魔をするな!お前もガンダムか!」
- 「…そうだ。俺が…ガンダムだ!」
とガンダムを超えた刹那によるガンダム宣言を見ることができる…が
- 「いや…俺だけじゃない!俺達が…そして、お前もガンダムだ!」
- 「私が…ガンダム…」
- 「そして、俺達はガンダムを越えなければならないんだ!」
- 「う…うああああああああっ!!」
返事としては間違っていないのだが、強化人間にはあまりにも無慈悲な追い打ちである。
しかもガッツリと意味のある会話として成立しているから困りモノである。
だが別のスパロボ世界では更なる試練がマリーダを待ち受けているのであった…。
ガンダムの神もいるかも知れない。
Gジェネレーションでは
Gジェネレーションにおいては“ガンダム系”に対してプルトゥエルブが乗ったバンシィの
「アームド・アーマーVN」を使用する(原作再現)ことで、特殊台詞としてこの発言を聞くことができる。(残念ながら掛け合いにはならないが。)
所謂ガンダム顔ではないEz-8のような機体にも言う反面、デルタガンダム系の百式や、ガンダム試作4号機を基にしたガーベラ・テトラに対しては発言しない。
シスクードやにせガンダムなどのモノアイのガンダムに対しても発言するかどうかは、共演に期待するしかない。