元ジオン兵や元連邦兵の作った村に住む若者。元々は戦災孤児だったが元ジオン兵に拾われた。義父と共に村を開いた軍人からMSの操縦を教えられており、パイロット技能は高い。村が保有しているザクⅡでジオン残党と間違われてアルバとメルツの乗ったプロト・スタークジェガンと交戦し、拘束される。その後、襲撃してきたルツに代わってプロト・スタークジェガンの操縦を担当する（アルバは火器管制）。

その後、アルバの推薦を受けて連邦軍に入隊、少尉となる。本編のパラオ攻略戦に参加したプロト・スタークジェガンのパイロットの一人。

メルツ・マーレス

アナハイムのエンジニアでプロト・スタークジェガンに関しては各種システムと戦闘時のダメージに対するフェイルセーフにも精通している。いかつい大男で25歳。

ジオン嫌いで遭遇したドリットを拘束し尋問したがその最中にハブに噛まれるアクシデントに見舞われるがドリットの治療で助かっており、バーブレスとの戦闘中に意識を回復、ダメージからのリカバリー方法を示す。

その後はドリットに代わり村の面倒を見てあげるようになった。

第3話

ディエス・ロビン

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ビア・キャトリエム

トリントン湾岸基地に勤務するMSパイロットでジムⅡに乗ってのサブフライトシステムの飛行時間は同基地のパイロット内で最長。

階級は中尉で28歳。ディエスによるMS技術試験計画のテストパイロットとして計画に参加している。

ジオン残党の襲撃時にはジムⅡが出撃前に敵の攻撃で破壊された為、バイアラン・カスタムを使用しようと格納庫に駆けつけるが、先にディエスが出撃の準備を整えており、前日に上官のゼフテラからディエスの正体を聞かされていた為、稼働可能な1号機はディエスに譲り、自身は未完成の2号機に搭乗。格納庫前のザク・マリナーに向けて砲撃し、撃破に成功しながらも機体はエラーを起こして機能を停止。そのまま、格納庫で出撃するディエスの1号機を見送った。

その後、ディエスと共に海賊討伐に参戦した。

ゼフテラ・ベルク

トリントン湾岸基地の士官。階級は中佐で55歳。元ティターンズで本名はセラテラ・ベルクと言う。グリプス戦役の後に悪行ばかりしていたティターンズ故にトリントン湾岸基地に左遷されていた稀な人。

ディエスの立案したMS技術試験計画の計画責任者でありディエスことドナのティターンズ時代の上司であり、彼が命令違反を起こした際に死亡扱いにして匿ったがこれはドナの行動でティターンズの歪みに気づいたからである。

酒に弱く、ビアと酒盛りをしていた時にディエスの過去を酔いに任せて彼に暴露しており、また基地司令のプライベートに関する事柄も漏らしており、基地襲撃時にビアがオープンチャンネルの通信で基地全体に暴露してしまう。

第4話

マイオス・ホーデン

ガルダ所属のMS小隊の隊長。階級は大尉。39歳。搭乗機はアンクシャ。

元は戦闘機TINコッド乗りでありアッシマーの搭乗経験も持つ。職務の傍らでグリプス戦役時のジャブロー戦で部下のゾーイを見殺しにした元上官であった武器商人ジョムアを探し続けており、ジョムアの消息を突き止めるとビーナと共に戦没機扱いに偽装して秘匿していたアッシマーで取り引き現場に殴り込み、問答無用でジョムアを殺そうとしたが、かつての様に自身を尊敬し慕ってくれる部下がいることに気づく。

ビーナ・スンレン

ガルダ所属のMS小隊の隊員でマイオスの部下。階級は中尉。28歳。搭乗機はアンクシャ。

彼女も元は戦闘機乗りでギャプランに搭乗した事がある。グリプス戦役からの上司であるマイオスと共にかつての上官であったジョムアを追い詰めるべく秘匿していたギャプランで殴り込みをかけたが彼女はジョムアが小ささに気づき、復讐の虚しさを感じて彼を当局へ引き渡そうとする。

カーム・フライターク

ガルダ所属のMS小隊の隊員でマイオスの部下。20歳。搭乗機はアンクシャ。

宇宙育ちでガルダ配属で初めて地球に降りてきた。重力下での飛行は未熟ではあるが、マイオスに課せられた特別訓練を地道にこなし、隊長であるマイオスを純粋に慕う心で彼を救う。

マイオスたちがジョムアを追いつめた現場に現れた際には二人の乗っていたアッシマーとギャプランをホビーMSと勘違いしていたが、反撃してきた反政府組織のドライセンを見事な操縦で撃破している。

ゾーイ・モロゾフ

グリプス戦役の時のマイオスの部下。18歳。

エゥーゴのジャブロー襲撃時、待機していた時にティターンズが仕掛けた核爆弾の爆発の巻き添えで死亡した。

ジョムア・ビエル

マイオスの上官で現在は軍のルートを利用して武器商人に成り下がっている。

宇宙世紀0087年ではジャブロー防空部隊の司令官だったが核爆弾が仕掛けられた事を知った際に部下を置き去りにして自分だけ逃げだし、ゾーイを始めとする大勢の隊員や司令部の人間を見殺しにした為にマイオスから憎悪されている。

第5話

ロウ・ホイアン

宇宙世紀0087年ではジャブローに勤務しており、横暴なティターンズ兵にひるまずに睨む（そのもめ事はドナが仲間を止めた事で解決した）。

ジャブローでジムキャノンを整備していた時にコクピットで発見した拾得物を切っ掛けにMSパイロットのジュンと文通をはじめる。ジュンからお礼として贈られた万年筆を愛用している。

後にロンド・ベル隊に配属されており、その際にカムナとも面識がある。後にネェルアーガマに所属しており、本編でわけあってネェルアーガマに滞在するようになった袖付き兵士を睨み付けた整備兵が彼である。

ジュン・ビオレッタ

一年戦争時にジオンの攻撃で夫と娘を失ったことを切っ掛けに連邦軍に入隊しておりただひたすらに戦い続けてきた。宇宙世紀0087年に、軍に戻した機体内に忘れた形見のペンダントを郵送してもらったことから、整備員ロウとの文通をはじめる。憎きジオン残党を追って地上・宇宙を転戦し、ドゥーエやアルバとも隊を組んだ事がある。自身を顧みない戦い方は周囲からも危ぶまれるが、ロウとの交流を経て家族の分まで生きていく事を決意する。

ラプラス事変の際にはゼネラル・レビルのMS小隊の隊長になっており階級は中尉で搭乗機はリゼルである。本編でシナンジュに追い返されたリゼルが彼女の機体である。

第6話

エンデ・アベニール

ブルーラプター隊の隊員。階級は中尉。28歳。搭乗機は胴をブルーに塗装したジムⅡ。

一年戦争時（当時11歳）にガンダムに助けられたことからガンダムに憧れて、ガンダムに乗るべく軍人を志すが、その願いは叶うことなく無聊をかこっている。

宇宙世紀0095年。工業コロニー・インダストリアル7のアナハイム工専実習場の警備任務に就いていた際、実習生の教材として乗機のメンテナンスを行うが、頭部センサーの分解整備中にジオン共和国の右翼団体「風の会」の襲撃を受ける。最後の手段としてコックピットを開放した状態での有視界戦闘を敢行しようとするが、実習生たちが持ち込んだ実習用のレプリカのガンダムヘッドを接続してガンダムになりきって風の会のハイザックを撃破した。

その後、ラプター隊の解散後はロンド・ベルに移籍。リゼルのパイロットとしてラプラス事変に参加する。