ディエス・ロビン
でぃえすろびん
「MS単独滞空能力向上計画」を立案してバイアラン・カスタムを作った人物。寡黙な性格。
基地にあった旧式機と既存技術を使ったMS単独滞空能力向上計画をゼフテラ・ベルク中佐と共にやっていたのだが戦略的価値の低いトリントン基地で日々の目的も仕事も無くなっているビア・キャトリエムを始めとした兵士達が彼の熱にやられて次々と自主的に協力していった。
実はその正体は元ティターンズの隊員ドナ・スター中尉であった。
ドナはゼフテラことセラテラ・ベルクの部下でありどんな過酷な作戦も平然とこなしていたがティターンズの信用が失墜したグリプス戦役末期に宇宙へ上がるべく輸送機で打ち上げ施設に向かう途中でテロリストに襲撃された連邦高官を助けるべくバイアランで出撃し、助けた(尚、TV番組『E.F.F. 星月の欠片』ではこの話は悪名高いティターンズと言う関係上から翼の生えたジムⅡで戦ったと言う事にされている)。その行動は独断行為であり命令違反同然だったがその行動でティターンズの闇に今頃になって気づいたセラテラの計らいで戦死扱いされ、ディエス・ロビンと言う偽名で元ティターンズ隊員等の左遷先となっている整備兵をしていたのだ。
ティターンズ時代から堅物で通っていたが空を飛ぶのが好きで当時としては変形機構とサブフライトシステム無しで単独で空を飛べるMSであるバイアランに愛着を持っていた。
第3次ネオ・ジオン抗争の際にジオン残党軍がトリントン基地を襲撃した際にはバイアラン・カスタムを駆って出撃した(つまりアニメ本編でバイアラン・カスタムを操縦してジオン残党MSを次々に打ち倒したのは彼である)。なおビアには前日に酒で酔ったゼフテラの暴露で自分の正体を知られている(ついでに女性遍歴までも)。ちなみにこの会話はオープンチャンネルで基地司令部に丸聞こえとなっており、基地司令のプライベートに関する事柄までも漏れている。
その後は海賊に襲撃されるジオン残党の信号を受けてビアと共にバイアラン・カスタムで現場に駆け付け、攻撃を仕掛けてきた海賊側のMSやガウ攻撃空母を撃墜していった。
