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人物編集

フルネームは「御先稲荷(おさき・とうが)」。1990年代生まれ。誕生日は10月05日

SCP財団日本支部のあるサイトの非生物型低危険度物品保管倉庫で働く女性スタッフ。

無効化済のSCPオブジェクト、Anomalous(これ以上の研究は不要、かつ比較的無害で使い道も無い)と認定されたアイテムの管理をしている。


異常性を持つオブジェクトに対し、自身の特殊能力を用いた「静聴」を行う。

これは聴覚の形で発現する一種のサイコメトリーであり、この力の有用性が認められ彼女は職員として迎えられた。


勤務態度は真面目。その能力のため休暇中にも呼び出しがかかるのは何とかしてほしいそうである。

容姿編集

メイン画像のように、狐耳のようなものが頭に生えている。付け耳や被りものではなく、普通の耳のように動かす事もできる。

しかし狐耳っぽい形じたいはセットするでもなく毎日無意識のうちにそうなっている。

髪は長く伸ばしており、腰のあたりの高さで結っている。その時々の気分によって本数を変えており、本数が多いほど不機嫌な傾向にある。


埼玉県の神社巫女アルバイトをしている際にSCP暴露に巻き込まれた後、この「耳」が形成された。

通常の耳とは異なる「もう一対の耳」として彼女は認識しており、他者から触れられる事を極端に嫌う。

本人曰く「静聴」能力の行使の際にはこちらの耳を使う。

また、オブジェクトの影響により彼女の頭髪は季節によって色が変化する

金色または黄色銀色あるいは茶色である。


巫女のアルバイトをしていた経験からか巫女装束の着用を好み、その上から白衣を羽織ったりもする。

白衣よりもこちらのほうが気合が入るとのこと。その様子から、「静聴」の使用をある種の「儀式」として捉えている、という推察もある。

「静聴」編集

「狐耳」をオブジェクトや固体である物体に押し当てる事で、その「声」「製作者の感情」を聴く能力。

SCPの場合、対象のオブジェクトクラスが低いものほど成功率が高まる。


彼女は「静聴」で「声」や「製作者の感情」を読み取る事に執着するきらいがあり、失敗したオブジェクトに対しては無力化案を収容担当者に提出するが、財団の方針としてそれが受け入れられる事はない。

こうした精神性から財団側からスタッフとしてのセキュリティクリアランスは与えられておらず、能力を財団の許可なしで使用する事は禁じられている。


異動編集

2018年6月29日、彼女は突如として外宇宙支部の交渉官に任命され、御先交渉官となった。


外宇宙支部は文字通り地球外に存在する支部であり、なぜそのような場へ行くことになったかは不明である。


しかし、彼女がまれにオブジェクトもないのに何かしらの「声」を聞いていたこと、その声を聞くと短期間であるが性格が大きく変化していたことは、この異動と無関係では無いようである。





私達は早急に気づくべきでした。


関連タグ編集

SCP財団日本支部 SCP財団の人々 SCP財団日本支部職員 狐耳巫女

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