人物像
SCP財団日本支部において野良博士(野良光希)の研究助手をつとめる女性。
彼のことを愛してやまない。長い黒髪をもち、見るものに清楚な印象を与える。
野良博士は事故によって自分以外の全ての人間が動物に見えてしまう障害を負ってしまったが、ユーリカだけは例外で、彼女だけは人間の姿のまま認識できる。
現状では野良博士の視覚は相手が着ている服すら認識できず、相手が返事をしない限り人間とはわからない。また、彼は見える動物名でスタッフを呼んだりとデリカシーに欠けるきらいがある。
こうした事情もあり、ユーリカ・ヘウリコが彼の助手の任につけられている。
助手としては優秀で、野良博士のことが絡まなければ人当たりもよく、性別問わず人気があるが、嫉妬深く、野良博士が自分以外と談笑するだけでも不機嫌になる。
彼女は野良博士を慕い、常に彼のそばにいようとする。それは執着の域に達しており、傍目からはストーカーにも見える。
彼女はそれを「運命」と呼んではばからない。
野良博士のほうも精神的なストレスを感じてはいるが、他に親交のある職員もいないため、暴走し過ぎないよう様子見した上で接している。
特性
事故に遭った野良光希をSCPの救護班が見つけ救助した際、彼につきそうように倒れていたのが彼女である。
当初は偶然事故に巻き込まれた人物だと思われていたが、調査により常人と異なる特性を持つ存在であることが明らかになった。
彼女は外部からの栄養供給をほぼ必要とせず、160cmの背丈を持つヒトが必要とするはずのエネルギーをどこから得ているのか、それも不明である。
また、彼女が最初に接近した後に野良博士の脳内に障害の原因と目される腫瘍が生じたりと不審な点も多い。
また、正体不明の原理によって野良の精神と結合し、彼の感じる全てを認識する能力を持つ。
財団は彼女をSCPオブジェクトとして認定し収容しようとしたが、どうやってもいつのまにか野良博士のそばにワープしてしまった。
彼女は彼から離れる事を拒絶し、財団内の審議でも彼への従順さは本物で他に有害な面も見られないとの意見が出たため、監視下のもとで彼のそばに助手としてつける決定がなされた。