概要
植物系、音楽系オブジェクトに関する研究に携わる職員。メタ的に言えば、共同文芸創作サイト「SCP Foundation」の日本語版サイト「SCP財団」のメンバー、Nika_Nayuki氏のオリジナルキャラクターである。
プロフィール
氏名 | 神恵 凪雪(かもえ なゆき) |
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性別 | 女性 |
出身地 | 北海道██市 |
年齢 | 29歳 |
身長 | 153cm |
体重 | 45kg |
専門 | 植物学、音楽学 |
主要な異常性 | 特定の身体部位からの、極めて透明度の高い氷で構成された未知の花や蔓の発生。 |
容姿・服装
外見は異常性獲得時から変化がないこと、元々童顔であることから、29歳とは思えないほど若々しい。
動きやすくて楽な服装を好み、基本的に白衣を着崩し、ニットワンピースやショートパンツを着用している。雪の結晶をモチーフにしたピアスを付けている他、後述する異常性の発現を防ぐためにハーフグローブの着用を欠かさない。
人物
性格は泰然自若で人当たりが良いと評されているものの、部下である志文ハルジ研究助手や親しくしている相手に対しては、しばしば自己中心的な面が見受けられる。本人にこれを改善する意思はなく、勧告を「やだ」と突っぱねている。
料理好きでもあり、人事ファイルの記述から読み取れるだけでも自作ジンギスカンダレの研究や「北海道が誇るソウルフード」と語るザンギの普及活動、菓子作りや北海道産の食材を取り揃えた豪勢なバーベキューなど、様々な活動を行っている。ただ、タレ作りに志文研究助手の実験器具を勝手に使ったり、機嫌を損ねると凶暴化する謎の生物「ドレッドノート」にザンギを気に入られたことがきっかけで全治2か月の重傷を負ったりするなど、トラブルを起こすことも少なくない。
経歴
地元音楽系学校を卒業後に一般企業に就職したが、ある日の帰宅途中に当時未収容だったオブジェクトに遭遇し、異常性を獲得してしまう。その後は財団に保護されたが、植物学や音楽学への造詣の深さやオブジェクトと接触した際に見せた状況対応能力の高さなどが評価され、研究員として雇用された。
異常性
先述のオブジェクトとの接触で、氷に関わる3つの異常性を獲得している。
氷の花と蔓の発生
花と蔓は身体から離れない限りは熱で溶けることはなく、微かに甘い芳香を放っている。花は頻繁に生え変わっており、蕾をつけると半日で開花し、約5日で落花する。比較的大きなものは左頭部、右頚部、右手首、左大腿部の4箇所、小さなものは頭髪に多数存在している。
素手で触れた物質を急速に凍結させる
ハーフグローブを着用し続ける理由はこれ。植物は強制的に凍結する(そのせいでうっかり植物園を凍らせたことがある)が、それ以外の物質の場合は、本人の「凍らせたい」という意思が必要。
自分がいる室内の温度を約2℃低下させる
花や蔓と同様に影響を抑える手段はないが、夏場では重宝されており、人事ファイルの職務一覧では「歩くクーラー」呼ばわりされている。