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SCPオブジェクト

えすしーぴーおぶじぇくと

SCPオブジェクト(SCP Object)とは、『SCP Foundation』に登場する異常な物体・生物・事物・事象などの総称。単に「SCP」 「SCiP」とも呼ばれる。
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概要

 財団により異常性を認められ、特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)に基づいた収容の対象となっている「異常存在」。物品や人物集団のみならず、特定の場所施設現象概念までもが対象。稀に無害なものも存在するが、ほとんどは有害無益な代物ばかり。創作陣の熱意の産物であり、その数は数千にも上る。
 3桁ないし4桁のアイテム番号(SCP-XXX)と通称に加え、支部であれば識別用の略称が付される(日本支部なら「SCP-XXX-JP」)。

オブジェクトクラス

 収容対象の研究に優先順位を付けるため、全ての異常な物品・存在・現象にはオブジェクトクラスが割り当てられる。一般に複数の要素から決定されるが、特に重要な要素は対象のもつ「収容の困難さ」および財団職員や人類全体に対する「危険性」。

主要なオブジェクトクラス

  • Safe (セーフ) / 現時点で確実な収容方法が確立されているか、故意に活性化しないかぎりは異常性を発現しないクラス。接触・使用することで確実に人を害するものもざらにあるため、それ自体が安全という意味では断じてない。簡便な例えとして「厳重に管理された核爆弾」は財団基準でSafeに該当する。「Safe」はそのまま英語で「安全」を意味する。
  • Euclid (ユークリッド / エウクリッド) / 性質が十分に解明されていないもの、知性や自律性を持ち本質的に挙動が予測不能なものが分類されるクラス。脱走を企てるものも少なくない。信頼できる収容が常に可能とは限らない一方で、影響範囲がある程度限定されており、Keterほどの脅威にはならないと考えられる。財団にて収容・管理されるオブジェクトの大多数は、性質が十分に解明されるか再分類に値する危険を示すまでは、まずこのクラスに分類される。「Euclid」は古代ギリシャ数学者で「幾何学の父」と称されるエウクレイデスユークリッド)の名であり、彼が『原論』にて定義・公準・公理を定めユークリッド幾何学を体系化したことから、これにあやかりSCPにおける最初に分類される基準となるクラスとしてこの名称になったと思われる。
  • Keter (ケテル / キーター) / 財団職員および全人類に対する敵対的な脅威であり、現時点での財団の技術では完全な収容が困難もしくは不可能なもの。宇宙そのものを終焉へと導き得る非常に凶悪なオブジェクトも含まれており、こんなものが何十何百とごろごろしているのが財団の守る世界である。なお少数だが、ほぼ無害でありながらも「収容が不可能である」という点からこのクラスに分類されているオブジェクトも存在する。「Keter」とはヘブライ語で「王冠」を意味する他、ユダヤ教の神秘主義における生命の樹セフィロトでは頂点に位置し思考や創造を司る第一のセフィラで、「全ての隠されたものの中で最も隠されている」と呼ばれ、人間には決して理解できないものとされている。


副次的なオブジェクトクラス

  • Neutralized (ニュートラライズド) / 何らかの事情で破壊された、使用不能になった、その他の要因で機能を喪失したか、異常性を示さなくなった元・異常存在。将来に異常な性質が復活した時や、類似する性質のオブジェクトが発見された時などに備え、記録として残されている。「Neutralized」は英語で「無効化/無力化された」「中和された」を意味する。
  • Explained (エクスプレインド) / 確認された異常性が後の主流科学によって解明された、虚偽や錯誤によるものと明らかになった、あるいはその異常性が認識されないほど公に流布し(収容に失敗し)たものが該当する。アイテム番号の後ろに「-EX」が付され、他のオブジェクトとは分けて管理される。「Explained」は英語で「説明された」「明らかになった」を意味する。
  • Thaumiel (タウミエル) / 存在そのものが最高機密とされるオブジェクト。財団でも一握りの職員しか知らされていない。Keterクラスのオブジェクトのような危険な存在を収容、あるいは無効化するために財団が利用している異常存在。創作陣からは「反Keter」「超Keter」とも例えられる、いわば人類側の切り札。「Thaumiel」とはヘブライ語で「神の双子」を意味し、セフィロトの対極とされる邪悪の樹「クリフォト」のバリエーションの一つにおいてKeterに対応する位置にあり、分裂や争いを司るとされるクリファである。財団はいわゆるに属する存在に対しても収容という形で戦いを挑む集団であり、そうした性格が表れた命名と言えるだろう。


 この他、様々な理由でこれら以外のオブジェクトクラスに分類されるオブジェクトも存在する。

鍵のかかった箱テスト

 オブジェクトクラスについては、創作者への指針として「鍵のかかった箱テスト(the Locked Box test)」と呼ばれる非公式のガイドラインが存在する。
 簡単に言うと、オブジェクトを「鍵のかかった箱」(「適切な収容手順」の隠喩)に閉じ込め、そのまま放置した場合にどうなるかで適切なクラスを判断しようというものである。

  • 「それ」 を箱に入れ、鍵を掛け、そのまま放置したとき、何も悪いことが起こらないのであれば、それはおそらくSafeです。
  • 「それ」 を箱に入れ、鍵を掛け、そのまま放置したとき、何が起こるか予測がつかないならば、それはおそらくEuclidです。
  • 「それ」 を箱に入れ、鍵を掛け、そのまま放置したとき、地獄絵図と化すようであれば、それはおそらくKeterです。

 原典はこの三項。後にThaumielが認知されるようになってから、次の一項が追加された。

  • 「それ」 そのものが箱であれば、それはおそらくThaumielです。

財団世界内外での呼称

 作中設定として財団内での正式呼称は特に統一されていないようであり、それぞれの記事で執筆者ごとに異なった表記がなされている。
 ガイド「SCPの世界観」では、「Anomalies (異常存在)」と表記されており、「マッケンジー博士の用語集」では「SCP object (SCPオブジェクト)」や「entity (実体)」、さらにその別称として「scip / skip (スキップ)」が使われている。
 注意として、「マッケンジー博士の用語集」内で、本家メンバーAelannaは「『SCP』という呼称は第四の壁のこちら側と財団世界内で使い方が異なる」としている。

  • 「Special Containment Procedures」 の頭文字で、インフォーマルな作中外では「私は昨日SCPを3つ書いた。」 というように、「SCPオブジェクトや実体」 の略称として使われます。この世界において、SCPオブジェクトや実体のことを決して 「このSCP」 や 「そのSCP」 という風に呼んではなりません。 - マッケンジー博士の用語集より引用
 二次創作執筆の際は間違って作中人物に使わせてしまうことのないよう気を付けよう。むろん、展開上意味があって敢えて使うのであれば問題ない。

pixiv百科事典に画像が存在するSCPの一覧

SCP-EN(本部)

アイテム番号メタタイトル
SCP-001機密解除待ち[アクセス禁止]
SCP-049ペスト医師
SCP-053幼女
SCP-073"カイン"
SCP-076"アベル"
SCP-096"シャイガイ"
SCP-131"アイポッド"
SCP-173彫刻 - オリジナル
SCP-191サイボーグの少女
SCP-682不死身の爬虫類
SCP-999くすぐりオバケ
SCP-1048ビルダー・ベア
SCP-1739もう使わないラップトップ
SCP-1748ドラゴンの置き土産
SCP-2521●●|●●●●●|●●|●
SCP-2662くとぅるふ ふっざけんな!
SCP-2718その後に起こるのは
SCP-2875熊に侵された町
SCP-3999私は私に起きること全ての中心にいる
SCP-8900-EX青い、青い空


SCP-JP(日本支部)

アイテム番号メタタイトル
SCP-020-JP翼人
SCP-040-JPねこですよろしくおねがいします
SCP-070-JPわんわんらんどと犬ではないなにか
SCP-100-JP屋根裏部屋の宇宙
SCP-132-JP紙魚入る
SCP-219-JP穏やかな潜水艦
SCP-280-JP縮小する時空間異常
SCP-299-JP核男頭
SCP-444-JP█████[アクセス不許可]
SCP-496-JP警告:閲覧時には電子プロトコルが実施されます
SCP-835-JP(ゼノフォビア)→消照闇子
SCP-910-JPシンボル
SCP-1248-JPしりとり大好きエレベーター
SCP-014-JP-EX(-1)君のその顔が見たくて
SCP-710-JP-J財団神拳


関連タグ

伝奇 怪談 都市伝説 シェアワールド
SCP SCP_Foundation SCP財団日本支部 深刻な収容違反

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